タムロン、環境に配慮した「タムロン エコラベル」対象機種を発表


 株式会社タムロンは20日、同社の「製品アセスメント規定」に則り、環境に配慮した製品を認定したと発表した。環境ラベル「タムロン エコラベル」を設け、対象機種をWebで公開している。

タムロン エコラベル

 タムロンの製品アセスメント規定では、化学物質規制の順守と有害な化学物質を含まないことを条件に、環境配慮が伴った製品を評価している。例えば、従来品と比較して省資源、長寿命化、小型軽量化、省電力化、解体容易化などが評価の要素。こうした環境への配慮をメーカーとして取り組み、その活動を自己宣言による環境ラベル「タムロン エコラベル」に表したという。

 タムロン エコラベルのデザインは、「経済、社会、環境を優しい眼で見つめる」ことを意識したという。眉毛に相当する部分は風、空気、水の流れを表現。「瞳は地球、グリーンを、瞳の中の木は廃棄物の3R(リデュース・リユース・リサイクル)への取組みを表現した」としている。

 写真レンズ製品におけるエコラベル対象機種は、18-270mm F3.5-6.3 Di II VC PZD、SP AF 17-50mm F2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]、SP AF 10-24mm F3.5-4.5 Di II LD Aspherical [IF]、AF 55-200mm F4-5.6 Di II LD Macro、SP AF 60mm F2 Di II Macro 1:1など。有害化学物質の不使用、従来比での軽量化などをポイントとして挙げている。

(本誌:折本幸治)

2011/7/20 19:28