ビックカメラ、「水戸駅店」初日の売上全額を寄付

~偕楽園・弘道館の復興を支援

 ビックカメラは、23日にオープンする水戸駅店の初日の売上全額を東日本大震災で被害を受けた茨城県水戸市の文化財「偕楽園」および「弘道館」の復興支援金として寄付する。

ビックカメラ水戸駅店が入居する新商業施設「エクセルみなみ」の完成予想図

 寄付は、偕楽園・弘道館復興支援の会を通じて行なう。ビックカメラ水戸駅店の場所は、JR水戸駅南口に直結した新商業施設「エクセルみなみ」内(茨城県水戸市宮町1-7-31)。

 偕楽園は金沢の兼六園、岡山の後楽園とならぶ“日本三公園”の1つ。偕楽園・弘道館復興支援の会によると法面崩れ、地盤沈下、建物の外壁面損傷などがあったという。震災後は閉園していたが、現在は部分的に開園している。

 弘道館は水戸藩の藩校として1841年に誕生した施設。同会によると鐘楼全壊、記念碑崩落、建物の外壁面損傷などがあったという。現在も観覧を中止している。




(本誌:武石修)

2011/6/3 13:22