リコー、GXR用最新ファームウェアを公開
リコーは8日、GXRボディと各カメラユニット用の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.31。
カメラユニットGR LENS A12 28mm F2.5を装着したGXR |
更新内容は次の通り。
- A(絞り優先)モードでAEロックとAEブラケットを設定して撮影すると、シャッター速度が実際と異なる値で記録される現象を修正。
- Eye-Fiカードをセットして電源を入れると、起動までに時間がかかったり、起動しない場合があるのを修正
また、カメラユニットのうち「GR LENS A12 28mm F2.5」は、今回のアップデートでMF時の高速フォーカス移動が可能になる。マクロボタンを押しながらフォーカスリングをまわすと、フォーカス移動が高速になる機能。GR LENS A12 50mm F2.5 MACROでは、ファームウェア1.07で実現している。
ダウンロードできるファイルには、GXRボディとカメラユニットすべてのファームウェアが含まれている。解凍してできたファームウェアをすべてSDメモリーカードにコピーすることで、すべてのカメラユニットをアップデートできる。
GXRは、対応する交換ユニットシステムのベースボディとなる製品で、バッテリー、液晶モニター、内蔵ストロボ、SDHC/SDメモリーカードスロットなどからなる。発売は2009年12月。実勢価格は3万1,000円前後。
2011/2/18 17:40