プレジールのインクカートリッジにキヤノンの特許侵害との判決


 キヤノン株式会社およびキヤノンマーケティングジャパン株式会社は8日、知的財産高等裁判所において、プレジールブランドのインクジェットプリンター用カートリッジがキヤノンの特許を侵害しているとの判決が下ったと発表した。

 キヤノンは2008年10月、エステー産業株式会社、株式会社エム・エス・シー、オフィネット・ドットコム株式会社、株式会社サップ、株式会社スリーイーコーポレーション、株式会社プレジールの6社を相手どり、「LED付カートリッジに関する特許権」を侵害されたとして、Plaisir(ブレジール)ブランド対象製品の輸入、販売、販売のための展示の差し止めを東京地方裁判所に申請した。2010年6月の第一審判決後、被告は知的財産高等裁判所に控訴していた。

 対象製品はPLE-C07EB(ブラック)、PLE-C07EY(イエロー)、PLE-C07EM(マゼンタ)、PLE-C07EC(シアン)、PLE-C07EPM(フォトマゼンタ)、PLE-C07EPC(フォトシアン)。

(本誌:折本幸治)

2011/2/14 17:19