カシオ、ハイブリッドGPS搭載「EX-H20G」に測位データ出力機能を追加


 カシオは6日、“ハイブリッドGPS”搭載のコンパクトデジタルカメラ「EXILIM Hi-ZOOM EX-H20G」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.01。

EXILIM EX-H20G

 ファームウェアを更新することで、カメラ内に保持された測位ログデータをKMLファイルとして、カメラに装着したSDメモリーカードなどの記録メディアに保存可能となる。KMLファイルは、「Google Earth」などで軌跡を表示できるデータ形式。

 EX-H20Gでは従来、測位ログデータを外部に出力する機能を搭載しておらず、測位ログデータの閲覧はカメラ内に限られていた。

 KMLファイルの保存は1日単位で行われる。測位ログデータは、メニューの「地図設定」タブから「ログの一括保存」を選び、「保存」を選択することで記録メディアに保存できる。

 なお、記録メディアがカメラに入っていないときや、十分な空き容量がないときは、測位ログデータの保存はできない。

 EX-H20Gは、屋内でも位置情報の記録が可能というハイブリッドGPSを搭載。世界の著名な観光地の撮影スポット約1万点の写真を収録し、現在位置からの直線距離も表示できる。有効1,410万画素のCCD、24-240mm相当の10倍ズームレンズ、3型約46万ドットの液晶モニターなどを搭載する。実勢価格は3万9,800円前後。



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2010/12/6 19:31