EIZOガレリア銀座、高木大介写真展「77493あるいはportrait(s)」


 ナナオが運営するEIZOガレリア銀座は、高木大介写真展「77493あるいはportrait(s)」を11月9日から開催する。

神は言われた。『光あれ』こうして、光があった

旧約聖書の創世記で光は神のロゴス(論理)として始まった。
光(Photo)の画(graph)である写真(photograph)が
如何なるロゴスと伴に生まれて来たものかは不知であるが、
写真を廻る言説の中では、20世紀フランスの偉大なる哲学者
ロラン・バルト(Roland Barthes)の遺作となる著述である
『明るい部屋(La Chambre claire)』を無視することはできないだろう。
彼は写真の本質を「過去にそこにあった」という一文に集約させている。
謂いえて妙である。

かつてそこにいたすべての人々にこの写真群を贈る。(写真展資料より)

  • 名称:高木大介写真展「77493あるいはportrait(s)」
  • 期間:2010年11月9日~2010年11月20日
  • 時間:10時30分~19時(最終日は16時まで)
  • 会場:EIZOガレリア銀座 2階
  • 住所:東京都中央区銀座3-10-6 マルイト銀座第3ビル 1階
  • 休廊:日、月曜
  • 入場料:無料
※高木大介氏の「高」は本来は異なる漢字で表記しますが、閲覧環境により表示できないため、高を代用文字としています。

(本誌:武石修)

2010/11/8 16:22