ニコンサロンbis新宿、伊藤邦美写真展「諏訪湖有情『少年のころ』」


 ニコンサロンbis新宿は、伊藤邦美写真展「諏訪湖有情『少年のころ』」を10月19日から開催する。

(c)伊藤邦美
 諏訪湖とは何か?

 作者は、「少年のころ」に見てきた美しかった諏訪湖が脳裏で日増しに昂ぶっていた。その思いを秘め、湖と向きあったのは作者が定年退職した年の冬であった。

 諏訪湖はすっかり変わってしまっていた。半世紀前の諏訪湖は奥深い姿となって、現実には姿を現わさず、その想いは憧憬であり、幻影なのかもしれなかった。それでも実像として変わらず存在していたのは、凍てついて静まりながら波打つ湖であり、懸命に自生する草木、すっかり寂しくなってしまった漁具、漁舟であった。

 しかしいくら変わっても、諏訪湖は「人里近くにあり、人々の生活に結びつき、癒し、愛され、日本の原風景ともいえる普通の景色、四季折々の表情を豊かにもつ自然湖」であり、諏訪人の溜まりである。

 本展では、悠久の「里湖(さとうみ)」といえる諏訪湖の姿を展示する。カラー41点。(写真展情報より)
  • 名称:伊藤邦美写真展「諏訪湖有情『少年のころ』」
  • 会場:ニコンサロンbis新宿
  • 住所:東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28階
  • 期間:2010年10月19日~2010年10月25日
  • 時間:10時30分~18時30分(最終日は16時)
  • 休館日:会期中無休

(デジカメWatch編集部)

2010/10/4 19:49