【CES】SDXCカード対応デジカメを発表したキヤノン
会期:2010年1月7日~1月10日(現地時間)
2010 International CESのキヤノンブースで、キヤノンは同社のSDXCメモリーカード対応コンパクトデジタルカメラなどを発表した。2月に開幕する写真関連イベント「PMA2010」への不参加を表明しているキヤノンだが、デジタル一眼レフカメラの新製品発表は無かった。
キヤノンブース |
既報の通り、新製品のコンパクトデジタルカメラは4モデル。いずれもSD/SDHC/SDXCメモリーカードに対応する。米国では2月に発売。
「PowerShot A3100 IS」と「PowerShot A3000 IS」はともにリチウムイオン充電池を使用するモデル。両者の主な違いは画素数で、PowerShot A3100が1,200万画素CCDを、PowerShot A3000が1,000万画素CCDを採用している点。価格はPowerShot A3100が179.99ドル、PowerShot A3000が149.99ドル。
PowerShot A3100 IS |
PowerShot A3000 IS |
両機種とも4倍ズームレンズ、2.7型液晶モニター、DIGICIIIなどを搭載する。シーンモードには濃い発色にする「Super Vivid」やポスター調になる「Poster Effect」などを搭載した。18のシーンから自動的に最適なものを選択する「Smart Auto mode」(with i-Contrast)も搭載する。
「PowerShot A495」と「PowerShot A490」は、単三電池×2本を使用するタイプ。両者の主な違いは、A495のみSuper VividやPoster Effectなど多くのシーンモードを使用できる点。価格はA495が129.99ドル、A490が109.99ドル。ともに撮像素子は1,000万画素CCD。3.3倍ズームレンズや2.5型液晶モニターなどを搭載する。
PowerShot A495 |
PowerShot A490 |
より印象的に仕上げるSuper Vivid。A3100 IS、A3000 IS、A495に搭載 | ポスター調に仕上げるPoster Effect。搭載機種はSuper Vividと同じ |
簡単に良い写真が撮れるとアピール | 化学実験室のようなセットを被写体に、静止画および動画撮影を体験できる |
■EF 70-200mm F2.8 L IS II USM
またキヤノンブースでは、20019 International CESに合わせて発表した大口径望遠ズームレンズ「EF 70-200mm F2.8 L IS II USM」をハンズオンコーナーに用意。多くの来場者が操作を試していた。既報の通り、国内でも3月上旬に31万5,000円で発売する。
EF 70-200mm F2.8 L IS II USM |
新開発のロックボタン付き花形フード。確実に固定できるという |
新たに蛍石レンズを採用して画質を向上させたほか、手ブレ補正効果がシャッター速度換算で従来の3段分から4段部にアップした。ボタンによるロック機構を採用した新型フードもトピックだ。
2010/1/12 00:00