写真を「デジタルフォトフレームに入れて」贈りたい人は24.4%

~ソニー調査より

ソニー製デジタルフォトフレーム「S-Frame」(DPF-X1000)

 ソニーは3日、デジタルフォトフレーム関する調査結果を発表した。調査では、首都圏在住の30代および40代の男女1,000人を対象に、デジタルフォトフレーム市場と家族の絆の強まりとの関連性を調べた。

 これによると、年末年始の予定では1位が「親の住む実家で過ごす」(56.1%)、2位が「1人/夫婦や恋人/友人と自宅で過ごす」(49.4%)となっている。また、例年は年末年始に親と過ごすことの無い人のうち47.4%が、今年は親と過ごしたいと回答している。ソニーでは、家族との絆を重視する傾向が読み取れるとしている。「年末年始の親と過ごす時間に、写真を見せ合うか?」との質問には80.3%が「見せる」と答えている。

 写真をプレゼントする場合の形式については、「カメラ店やプリンターなどで出力した写真にして」が45.7%で1位、「デジタルフォトフレームに写真を収録して」が24.4%で2位、残りの29.9%は「その他」だった。

 また、「親への贈り物としてデジタルフォトフレームをどう思うか?」については「検討はしたい」(26.5%)、「どちらとも言えない」(24.3%)、「候補にはならない(18.1%)、「あまり候補とは言えない」(17.5%)、「候補と言える」(13.6%)の順になった。「候補と言える」と「検討はしたい」を合わせると4割が検討していることから、「デジタルフォトフレームが親子の絆をつなげるギフトとしての可能性を示唆する結果になった」(ソニー)とする。

 BCNランキングのデジタルフォトフレーム販売台数指数推移によると、2008年1月と比較した場合2009年1~3月の販売台数は約10倍となっている。また2009年の指数推移については、「3月の卒業および新生活、5月の母の日、9月のシルバーウィークなど“家族”や“仲間”との絆を深め、再認識する時期に売上が顕著に伸びている」(ソニー)としている。

 ソニーでは、「S-Frame」の名称で、デジタルフォトフレーム7モデルをラインナップしている。




(本誌:武石修)

2009/12/3 16:17