シンクタンクフォト、ニュース取材向けカメラバッグシステム


 銀一は、シンクタンクフォトのニュース取材向けバッグ「マルチメディアシリーズ」を20日に発売する。

 デジタル一眼レフカメラやオーディオレコーダーなどを使用したニュース取材に向けたカメラバッグとポーチのシリーズ。バッグとポーチにはケーブル用の穴を設けた。銀一では、「スチル写真を撮影しつつ、その場でムービーと音声も録るというシームレスなマルチメディア取材に対応した」としている。銀一では、7月10日に発売を予告していた。

マルチメディアシリーズの使用例

マルチメディア・ワイヤードアップ

 24~70mm、F2.8のレンズを装着した中級クラスのデジタル一眼レフカメラが収納できるウエストバッグ。70~200mm、F2.8の収納に対応する「マルチメディア・ワイヤードアップ20」(1万9,950円)と、より小型の「マルチメディア・ワイヤードアップ10」(1万7,850円)をラインナップする。

マルチメディア・ワイヤードアップ20マルチメディア・ワイヤードアップ10

 いずれも、フロントポケットにはPCMレコーダーを収納できる。また、前面や側面にマイクを取付けられるループを装備した。ベルト側面には各種ポーチの取り付けが可能。ヘッドフォン用フックが付属する。

収納例(マルチメディア・ワイヤードアップ20)収納例(マルチメディア・ワイヤードアップ10)

 マルチメディア・ワイヤードアップ20は、内寸が29.5×24.5×10~13cm、外寸が30.5×26×16.5cm、重量が1kg(本体のみ)~1.6kg(全仕切装備時)。

 マルチメディア・ワイヤードアップ10は、内寸が29.5×20.5×10~13cm、外寸が30.5×22×16.5cm、重量が900g(本体のみ)~1.4kg(全仕切装備時)。

PCMレコーダーも収納できる

マルチメディア・マイクドロップイン

 長さ40cm程度までのショットガンマイクを立てて収納できるパッド無しのマイクホルダー。価格は4,620円。

マルチメディア・マイクドロップイン収納例

 ポップダウン用ファスナーを開ければ、長さが30cm程度まで伸び長いマイクを収納できる。ポーチ底部にはケーブルを通すための穴を備えるほか、側面にケーブルをまとめて止められるタブを装備した。

側面にケーブルを束ねられる

 サイズは10.5×21.5~30×10.5cm。重量は約165g。

マルチメディア・ワイヤレスマイクキット

 ラベリアマイクとトランスミッターを2セット、あるいはコンパクトデジタルカメラなどを収納できるポーチ。価格は5,880円。

マルチメディア・ワイヤレスマイクキット収納例

 シンクタンクフォト製の各種ベルトに取付けて使用できる。本体前には、マイク用ループを備える。底部にはケーブル用の穴を装備した。

 内寸は17×16.5×7.5cm、外寸は18×17.3×8cm。重量は約290g。

マルチメディア・オーディオレコーダー

 小型PCMレコーダー用のポーチ。価格は4,620円。内部のスリットポケットは、レコーダーの液晶パネルが見えるよう透明になっている。

マルチメディア・オーディオレコーダー収納例

 ファスナーを開いても、マグネット式のボタンが中身の飛び出しを防ぐ。フロントにストレッチポケットを備えるほか、マイクケーブル用の穴も装備する。各種シンクタンクベルトと互換性がある。

 内寸は10×17×4.5cm、外寸は111×18×5cm。重量は約185g。

マルチメディア・ビッグオーディオ

 やや大きめのPCMレコーダーまたは、カメラなどが収納できるポーチ。価格は5,880円。側面にマイクホルダーを備えたほか、底部にケーブル用穴を装備した。

マルチメディア・ビッグオーディオ使用例

 ファスナーが開いても、マグネット式のボタンが中身の飛び出しを防ぐ。フロントにはストレッチポケットを備える。各種シンクタンクベルトと互換性を有する。

 内寸は17×24×4.5cm、外寸は18×24.8×5cm。重量は310g。

マルチメディア・ヘッドフォンフック

 シンクタンクフォトの各種ベルトバッグやベルトシステム、および通常の洋服ベルトに取付け可能なヘッドフォン用フック。価格は1,470円。

マルチメディア・ヘッドフォンフック使用例

 シンクタンクフォトのベルトシステムに取付けた場合、フックの位置を自在に変えることが可能。シンクタンク製ベルトバッグに取付けるときは、アダプターを取外したフック部分のみをベルトバッグに装着できる重量は約60g。

 ワイヤードアップ10/20には標準付属している。




(本誌:武石修)

2009/10/19 16:37