ジャングル、「Photomatix Pro 3.0」のアップデータ


Photomatix Pro 3.0(Windows用)

 ジャングルは29日、HDRイメージ作成ソフト「Photomatix Pro 3.0」の最新アップデータを公開した。バージョン番号は3.2.3。Windows用、Mac OS X用ともにダウンロードできる。

 更新内容は次の通り。


  • Mac OS 10.6(Snow Leopard)対応
  • トーン圧縮および細部強調の一部分に対する複数スレッド(複数イメージの合成)をサポート。
  • 細部強調設定を改善。
  • イメージへのキーワード付加と保存。
  • 細部強調のプリセットを追加。
  • 「縦横と回転のズレを修正」方式に対するより強力なズレ補正機能を強化。
  • バッチ処理における詳細オプションの追加。
  • H&S調整に露出合成方式用の設定を追加。
  • HDRイメージの色収差を自動低減するオプションを追加。
  • HDRイメージのノイズ低減オプションが追加。
  • 「細部強調」ダイアログに拡張設定が追加。
  • 「縦横と回転のズレを修正」機能を強化。
  • Lightroom Exportプラグインを搭載。

 上記のうち、細部強調設定については「スムージング設定」に新モードを追加。また、ハイライトスムージングの効果を改善したという。

 バッチ処理の詳細オプションでは、ブラケットしたイメージの自動検知、各ブラケットセットのサブセット処理が可能となった。

 Photomatix Proは、段階露出を行なった複数の画像を合成することで、暗部から明部までを再現するHDR(ハイダイナミックレンジ)イメージを作成できるソフト。1枚のRAW画像からHDRイメージを作成する機能も搭載している。価格は1万8,711円。




(本誌:折本幸治)

2009/9/30 19:09