富士フイルム、ドライミニラボにダブルロール対応版を追加


フロンティアドライミニラボDL430

 富士フイルムは、インクジェット方式の業務用写真プリンター「フロンティアドライミニラボDL430」を8月下旬に発売する。

 同社初のインクジェット方式による「フロンティアドライミニラボDL410」(2008年10月発売)の特徴を継承しつつ、ダブルロールに対応した。2つのマガジンに違うサイズのロールペーパーをセットできるため、ペーパー交換の手間を軽減することが可能。同じサイズのロールペーパーをセットすれば、ペーパー補充の頻度を下げることができる。

 処理速度は、Lサイズで約750枚/時(127mmペーパー使用時)。最大4切ワイドまでの標準プリントサイズに対応する。半光沢・または光沢タイプが選べるFUJIFILM Quality Dry Photo Paperを使用。インクはカートリッジ式で、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各500mlを用意する。

 別途デジタルイメージングコントローラ(システムコントローラ)、MSソフトウェアが必要。設置床面積は約0.5平方m、本体サイズは800×621×589mm、重量は約99kg(いずれもプリンター部のみ)。



(本誌:折本幸治)

2009/7/2 15:40