ピクトリコの直営店が表参道にオープン

インクジェット用紙のベンダーとして知られるピクトリコ。そのピクトリコが、東京・表参道にショップ&ギャラリーを構えたことをご存知だろうか。

表参道ヒルズから1本北側に入った小道。幾分控えめの「PICTRICO」ロゴを掲げる建物がある。その名も「ピクトリコ ショップ&ギャラリー」だ。

入ってすぐの場所には、ピクトリコの用紙サンプルが並んでいる。いずれも手にとって表面の仕上げや厚みなどを確認可能。量販店でも、ここまで充実したサンプルを見かけることは少ないだろう。

奥のレンタルギャラリーもピクトリコが運営している。ギャラリー1とギャラリー2に分かれており、9月2日まではオープン記念として4名の個展が開かれている。

取材当日は大和田良さんの「prism+ | prints」が開催されていた。

ギャラリー1は、ピクトリコの様々な用紙を使ったインクジェットプリントで構成。ピンチを使って吊り下げたりと、自分の部屋に飾ったときのイメージがしやすい展示だった。

一方ギャラリー2は、ピクトリコが展開する「ピクトリコ プラチナ・バラジウムプリント ラボサービス」で出力したプラチナプリントを中心に、銀塩プリントで構成されていた。

ピクトリコ製品はWebを主体に流通しているイメージがあり、リアル店舗での展開は、ファン待望の施策といえるだろう。ショップマネージャーの山本真也さんによると、やはり用紙を実際に確認できる点がお客に評価されているとのこと。

ショップマネージャーの山本真也さん

バルク品の販売や1枚売りも行っているので、用紙に悩んだら足を運んでみてはいかがだろうか。