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ニコン「D4S」の最新ファームウェアが公開

ネットワーク機能関連の不具合を修正

ニコン「D4S」の最新ファームウェアが10月11日に公開された。バージョン番号はC:Ver.1.32。ネットワーク機能を使用した際の不具合を修正している。

ファームウェアC:Ver.1.32の変更内容

  • 撮影メニュー [副スロットの機能]を[RAW+JPEG分割記録]、[セットアップメニュー]> [ネットワーク]>[オプション]> [撮影後自動送信]を[する]に設定してRAW+JPEGの撮影時に、XQDおよびCFスロットの両方に書き込み可能なカードが挿入されている場合、ごくまれに発生する下記の現象を修正しました。

    - 半押しタイマーがOFFの状態からシャッターボタンを全押しで撮影する。その後、そのまま半押しタイマーがOFFの状態になるか、もしくは電源をOFFにすると、次のカメラ起動時にカメラの操作ができなくなることがある。

    - 半押しタイマーがOFFの状態から半押ししないでシャッターボタンを全押しした場合、撮影1枚目のコマに送信マークが付与されず、自動送信されないことがある。

D4Sは、2014年3月に発売されたプロ用一眼レフカメラ。有効1,623万画素の35mmフルサイズセンサーを搭載し、D4のAFアルゴリズムに更なる調整を加えるなど完成度を高めたモデル。現在は2016年3月に発売された後継機「D5」が販売中。