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タムロン、EOS 5D Mark IVユーザー向けAF対応サービスを実施

レンズ光学補正OFFの推奨やSP 90mm MACROでの現象も告知

EOS 5D Mark IV

株式会社タムロンは9月13日、タムロン製レンズとキヤノンEOS 5D Mark IVとの対応について告知した。ライブビュー時のAF動作や、レンズ光学補正機能などについて触れている。

ライブビュー時のAF動作

対象のキヤノン用レンズにおいて、ライブビュー撮影時にAFが正常に作動しないことを確認したという。

タムロンが提供するAF対応サービスを受けることで、正常な動作が可能。

AF対応サービスが必要なのは、2015年5月11日以前に製造・出荷された下記機種のキヤノン用レンズ。

AF対応サービス対象レンズ

・SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)
・SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD (Model A009)
・SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)
・SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F004)
・28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)

いずれも2015年5月11日以前に製造・出荷されたものは対応済み。

また、過去に次のサービスを受けたレンズも改善対応済みとのこと。

過去に実施されたAF対応サービス

・EOS 8000D、EOS Kiss X8i AF対応サービス
・SP150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011) ニコン用・キヤノン用 流し撮り対応
・キヤノンEOS 5Ds、EOS 5Ds R AF対応サービス
・キヤノンEOS 80D AF対応サービス
・キヤノン EOS-1D X Mark II AF対応サービス

サービスを受けるには、タムロン東京修理受付窓口への送付または持ち込みが必要。

レンズ光学補正機能

タムロン製レンズとEOS 5D Mark IVの組み合わせにおいて、「レンズ光学補正」機能をOFFにして使用するよう呼びかけている。

SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD

SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F017)とEOS 5D Mark IVを組み合わせて使うと、レンズ装着後、最初にカメラの電源スイッチをONにすると、カメラの起動に数秒の時間がかかる。

対応状況については、ただいま調査を行っているという。