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【伊達淳一のデジタルでいこう!】2つの“G”とデジスコ

〜「LUMIX DMC-G1」と「PowerShot G10」で野鳥撮影に挑む
Reported by 伊達淳一

 今回は、パナソニックの「LUMIX DMC-G1」とキヤノンの「PowerShot G10」それぞれを使って、フィールドスコープによるデジスコ撮影を試します。(編集部)


パナソニックLUMIX DMC-G1編

LUMIX DMC-G1
 パナソニックの「LUMIX DMC-G1」を買った。実は発売日までDMC-G1の実物を見たことも触ったこともなかったので、とりあえず店頭でその大きさを確かめてみようと、都内の量販店に足を向けたのだ。

 どちらかといえば、“一眼レフカメラ”のスタイルを意識しすぎたDMC-G1よりも、オリンパスから発売予定のコンパクトカメラタイプのマイクロフォーサーズ機に期待していたのだが、実際にDMC-G1を手にしてみて驚いた。ボディやレンズの小ささに、ではなく、AF合焦スピードが想像以上に速く、そして静かだったからだ。気がつくと、ボクは“青いDMC-G1”を手にしていたのだった(笑)。

 もちろん、ボクがDMC-G1を買ったのは、AFの速さや静かさだけが理由ではない。液晶モニターが可動式で、AF測距点を自由に動かせるので、地面すれすれのローポジションからのネコ撮りにはピッタリだし、フランジバックが短く、マウントアダプターを使ったオールドレンズ遊びにも向いている。ファインダーはEVFなので、絞りを絞り込んでもファインダーが暗くならず、ライブビューの拡大表示を利用すればシビアなピント合わせが行なえるのも魅力だ。それと、ミラーがないのでミラーショックがなく、もしかしたらデジスコ撮影で威力を発揮できるのでは、という期待もあったからだ。

 「G Vario 45-200mm F4-5.6 MEGA O.I.S.」を取付けたDMC-G1にさっそく、コーワの「PROMINAR TSN-774」に「TSN-PZ」という一眼レフカメラ用アダプタを装着し、リレーレンズ方式のデジスコ撮影を試してみたものの、どうにも結果が思わしくない。1,400〜2,000mm相当の画角が得られるのだが、ピントの山がなく、全体ににじんだような描写になってしまうのだ。もっと倍率を下げた「TSN-PA6」(DMC-G1では1,200mm相当の画角が得られる)ならもう少しまともな描写になるのでは、とメーカーからTSN-PA6を借りて試してみたものの、多少マシな画質にはなったが、普及タイプの望遠ズームにテレコンを2段重ね重ねして撮影したような描写だ。

 キヤノン「EOS 40D」などAPS-Cサイズで1,000万画素クラスのデジタル一眼レフカメラまでであれば、TSN-PZでも多少の甘さはあるもののそれなりに使える描写が得られていたのだが、画素数が増えて画素ピッチが狭くなったことで、レンズ性能が追いつかなくなってしまったのだろう。残念ながら、リレーレンズ方式によるデジスコ撮影は、1,000万画素を超えるデジタル一眼レフカメラにはお薦めできない、ということを思い知らされることとなった。


DMC-G1は、フリーアングル式液晶モニターを備える
 となると、残る選択肢は、アイピースから見える像をカメラのレンズで撮影する「コリメート方式」によるデジスコしかない。ただし、キヤノン「IXY DIGITAL 3000 IS」や「同2000 IS」で使用している30倍ワイドのアイピース「TE-17W」では、DMC-G1の標準ズームだとケラレが大きく使えない。

 それならばと、ハイビジョンザクティ用に買ったフォト&ビデオアダプター「TSN-VA1」で試してみると、標準ズームのテレ側ではケラレがなくなり、スコープ側である程度ピントを合わせれば、DMC-G1のAFが最終的にピントを追い込んでくれる。画質はちょっとキレが甘く、画角も855mm相当といまひとつだが、最新のフォト&ビデオアダプター「TSN-VA3」なら1,260mm相当の画角が得られるし、TSN-VA1よりも画質的には期待できそうだ……。といっても、何の保証もなしにTSN-VA3を買い足すのは、安い買い物ではないだけにちょっと躊躇してしまう。ここは、職業的特権を活かし、コーワからTSN-VA3と、カメラを保持するためのユニバーサルマウントシステム「TSN-DA3st」を借りて、コリメート方式のデジスコ撮影にチャレンジしてみることにした。

 一般的なコンパクトデジタルカメラであれば、接続のためのブラケットさえあればユニバーサルマウントシステムでカメラ本体を支える必要はないのだが、DMC-G1の標準ズームはテレ側にズームすると鏡胴が伸びるので、いくらDMC-G1のボディが軽量とはいえ、レンズ鏡胴に負荷がかかってしまい、最悪の場合、レンズを壊してしまう恐れもある。そのため、ユニバーサルマウントシステムでカメラとレンズを支えなければならないのだが、実際にセッティングしてみると、全長がかなり長くなってしまう。

 また、フィールドスコープとカメラは別々にTSN-DA3stにセットして、それから52mm径のアダプターリングを装着したTSN-VA3をレンズのフィルター溝に合わせ、TSN-VA3のアウターチューブを回転させてねじ込むことになるので、撮影現場に着いてワンタッチでカメラを装着、というわけにはいかないのが難。それと、カメラの底部に装着したクイックプレートを外さないとバッテリー室のフタが開かないので、バッテリー交換時にはいったんカメラとフィールドスコープを外す必要がある。


TSN-DA3stを使ってPROMINAR TSN-774とTSN-VA3、DMC-G1を支えてみたが、TSN-VA3をレンズのフィルター溝にネジ込むのがちょっと面倒。というわけで、TSN-VA3とレンズはネジで固定せず、レンズフードを利用して遮光して使ってみたが、これだとセッティングの手間が大幅に省ける。その後、58-52mmのステップアップリングを使う方法を思いついた
 こうした不便を解消する工夫として、TSN-VA3とレンズをネジ溝で完全に結合するのではなく、レンズ側には“58-52mmのステップアップリング”を装着し、TSN-VA3にかぶせるようにくっつけると、かなりセッティングの手間を省くことができるし、光軸にわずかなズレがあっても微調整できる。もし、フィールドスコープやカメラに衝撃が加わっても、TSN-VA3とレンズは完全に固定されているわけではないので、レンズ鏡胴に無理な力がかかって壊してしまう恐れも少なくなる。要はTSN-VA3とレンズの隙間から余計な光が入り込まないよう遮光すればいいだけなので、マグネットでくっつくようなアダプターリングをぜひ発売して欲しいと思う。

 また、TSN-DA3stのプレートは、アルカスタイルのプレートと互換があるので、カメラ底部のプレートをもっと幅の短いプレートと交換すれば、一度組み上げたセッティングを崩さずバッテリー交換が行なえる。ボクは、Really Right Stuff)のプレート(MPR-73、73mm Multi-purpose rail)が手元にあったので試してみたところ、ちょうどDMC-G1のバッテリー室を塞がずにTSN-DA3stに装着できた。

 その後、試行錯誤の末、ボクがたどり着いたのは、TSN-DA3stのバーのみを残し、それ以外のパーツをすべてReally Right StuffやWimberleyのクランプやプレートに置き換えてしまうというスタイル。というのも、TSN-DA3stは、プレートを横からスライドさせて装着する仕様なので、クランプの上からポンとカメラやスコープをセットすることができないし、WimberleyやReally Right Stuffのプレートに備わっている脱落防止ピンを外さないと装着できないのが、個人的には不満だったからだ。それと、ボクの三脚は、アルカスタイルのプレートを装着できる雲台を導入しているので、TSN-DA3stのバーを保持する下の部分がなくても、そのまま雲台に取り付けられるので、その分、軽量化を図ることができた。が、こうしたプレートやクランプにいくらかかったのかというと……、いや冷静に考えると落ち込んでしまうので、ご想像にお任せします、ということにしておこう。


フィールドスコープとカメラをそれぞれユニバーサルマウントシステムに装着してから、TSN-VA3とレンズの光軸を調整し、フィルター溝にTSN-VA3のアウターチューブをネジ込む必要があるが、遮光さえできればいいので、なにも完全に固定する必要はない。フードを使ったりステップアップリングでも十分遮光できる。クランプの上からカメラやスコープをセットできるように、各種パーツはReally Right Stuff製のものに交換している
これが最終的に辿り着いたTSN-774のDMC-G1コリメート撮影スタイル。TSN-DA3stのカメラプレートだけを残し、それ以外ははReally Right Stuff製のパーツに換装。当然、TSN-DA3stやTSN-VA3を自腹購入することになったのは、改めて説明するまでもないだろう(笑)

 で、セッティングを容易にする工夫がひとまず形になったところで、フィールドに実戦投入。客観的に見るとかなり異様に見える機材だが、撮影自体はすごぶる快適。

 DMC-G1のEVFはドット数が多く、像がクッキリ見えるし、AF測距点も中央だけでなく、上下左右に自在に動かせる。追っかけフォーカスもちゃんと効く。ボクがIXY DIGITAL 3000 ISと同2000 ISのデジスコ撮影に飽き足らなくなってきた最大の原因が、画面中央のみでしかピント合わせができないことだったので、鳥の目を画面中央以外に配置できる自由度の高さはとても魅力だ。

 AFスピードもとても高速だ。薄暗くなるとちょっと判断に迷うケースもあるが、ある程度明るくコントラストのある被写体なら、気持ちがいいほどビシッとピントが決まる。一眼レフカメラの位相差AFではここまでの結果は望めないと思う。高速なコントラストAFを搭載したDMC-G1だからこそ実現できた快挙だ。

 画質も期待していたよりは良好だ。ピークの解像力は、IXY DIGITAL 2000 ISやソニーのサイバーショットDSC-W300など、30倍ワイドのアイピースを使用するデジスコ撮影には及ばないものの、周辺部でも画質の落ち込みは少なく、周辺画質まで含めたトータルバランスは、むしろTSN-VA3+DMC-G1のほうが上だ。

 ただし、カメラを固定してしまうため、レンズが大きく伸縮するズームは事実上テレ端で固定して使うことになり、画角も1,260mm相当とデジスコとしては望遠がやや不足気味の感は否めない。とはいえ、AFが高速で連写が速く、AF測距点も自由自在に設定できるので、画面中央以外の場所でもすばやくピント合わせができるメリットは大きく、非常に快適に撮影できる。すでに、フィールドスコープを持っているのであれば、TSN-VA3を買い足してチャレンジしてみる価値はあると思う。


●LUMIX DMC-G1による作例


※サムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像を別ウィンドウで表示します。

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キヤノンPowerShot G10編

PowerShot G10
 さて、高画素化とズームの高倍率化により、デジスコ撮影に適したコンパクトデジカメがどんどん少なくなってきている。現状で30倍ワイドのアイピースを使ったデジスコ撮影に適しているのはIXY DIGITAL 3000 ISとサイバーショットDSC-W300、それとニコン「COOLPIX P6000」くらいしかないが、いずれもカメラにフィルター装着用のネジ溝がないので、フィールドスコープとの接続には専用のブラケットが必要となるのだが、そのブラケットやそれ以外の接続パーツを揃えると約3〜5万円はかかってしまう。

 ただし、これは30倍ワイドのアイピースでデジスコ撮影をする場合の話で、今回、DMC-G1と組み合わせたTSN-VA3を使えば、もっと使えるコンパクトデジカメは多くなる。レンズを選べば一眼レフカメラでもコリメート方式のデジスコ撮影は行なえる。ただし、アイピースの倍率が14倍なので、望遠効果は約半分となり、1,200〜1,500mm相当の画角が得られればバンバンザイといったところ。それでも、一眼レフカメラの超望遠ズームレンズに比べれば2倍以上の望遠効果を得ることができる。

 デジスコ撮影で問題となるのは、“スコープとカメラの接続”と“ケーブルレリーズへの対応”だ。テレコンやフィルター装着用にレンズアダプタが用意されている機種であれば、ステップアップリングと合わせても5,000円前後の投資で、カメラをTSN-VA3に装着できる。また、ケーブルレリーズに対応している機種であれば、メカ的にシャッターボタンを押し込むアダプターを装着するよりもブレに強く、しかもスマートに装着できる。


PowerShot G10(背面)
 この2つの要素を備えていて、画質的にもっとも期待できそうな機種が、キヤノンの「PowerShot G10」だ。撮像素子や映像エンジンはIXY DIGITAL 3000 ISと同じで、連写スピードは約1.3コマ/秒と遅いが、AFフレームを上下左右に動かせる[AFフレーム:アクティブ]のモードを備えていて、液晶モニターも3型46.1万ドットと大きく高精細。RAW記録にも対応していて、ISO感度や露出補正はダイヤル式ですばやく操作できる。

 また、EOS Kiss系やペンタックスのケーブルレリーズが使用でき、ホットシューもあるのでここに照準器をセットすることもできる。そして、コンバージョンレンズアダプターも純正パーツが用意されていて、価格も定価で3,675円とお手頃。このアダプターはプラスチック製で強度的にちょっと不安な面もあるが、PowerShot G10自体は軽量なので、ユニバーサルマウントシステムなどを使わなくても、そのままカメラを宙ぶらりんにしていても問題はなさそうだ。オリエンタルホビーが輸入販売しているレンズメイト社のG10用レンズアダプターならアルミ製なので、どうしても強度面で不安というのであれば、少し値段は高くなるがこちらを使うのも手だ。


PowerShot G10なら純正のパーツでフィールドスコープに装着でき、ケーブルレリーズによる撮影が可能。ホットシューに照準器をセットすると、ターゲットを導入しやすい。ユニバーサルマウントシステムで支える必要がないので、セッティングが簡単で、縦位置の撮影にもすぐに対応できる

 問題はTSN-VA3とのマッチングで、どのズーム域からケラレが解消し、どれくらいの画質が得られるか、だ。PowerShot G10は、28mm相当の画角からスタートするズームレンズだけに、ワイド端(1ステップ)から8ステップまではケラレが生じるが、9ステップ〜テレ端(14ステップ)の6ステップはケラレが解消。周辺光量低下はそれなりに生じてしまうが、ズーム域ごとにTSN-VA3のアウターチューブを前後に調整すれば、空などを入れない限り、周辺光量低下はそれほど目立たなくなる。

 ピークの解像力では、30倍ワイドアイピースを使ったデジスコ撮影には及ばないが、周辺部の画質の落ち込みはTSN-VA3+G10のほうが少なく、DMC-G1でのデジスコ撮影と似たような結果となった。軸上色収差も多少あって、ボケた部分の輪郭に色づきが出ることもある。スコープやTSN-VA3の光学性能の限界と思われる。テレ端の画角は1,960mm相当で、IXY DIGITAL 3000 ISや同2000 ISでのデジスコ撮影よりも望遠に弱いが、IXY DIGITAL 2000 ISでも実用に耐える画質はズーム中域の2,000mm相当の画角までなので、得られる画質を考慮すれば期待以上に健闘していると思う。

 ただ、DMC-G1を使った後だと、連写スピードの遅さはストレスが溜まる。それと、3型液晶モニターに固定できるルーペ付きのフードがないので、老眼の洗礼を受け始めたボクとしては、DMC-G1のEVFのほうが見やすく快適に撮影できた。3型液晶モニターに対応したデジスコドットコムの「究具03」を早く発売してほしいところだ。


●PowerShot G10による作例

※サムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像を別ウィンドウで表示します。

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まとめ

 以上のように、DMC-G1とPowerShot G10という2つの“G”でデジスコ撮影にチャレンジしてみたが、期待していたよりも好結果が得られたと思う。

 もちろん、画質の基準は人それぞれなので、もっと高解像な描写を求める人もいれば、これで十分満足な画質という人もいるだろう。とりあえず、まだまだ慣れないシステムで、つたないサンプルではあるが、フォト&ビデオアダプターTSN-VA3によるコリメート方式の写りの参考になれば幸いだ。



URL
  パナソニック
  http://panasonic.jp/
  キヤノン
  http://canon.jp/
  コーワ
  http://www.kowa.co.jp/
  パナソニックLUMIX DMC-G1関連記事リンク集
  http://dc.watch.impress.co.jp/cda/dslr/2008/10/02/9224.html

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伊達淳一
1962年生まれ。千葉大学工学部画像工学科卒業。写真、ビデオカメラ、パソコン誌で カメラマンとして活動する一方、その専門知識を活かし、ライターとしても活躍。黎 明期からデジタルカメラを専門にし、カメラマンよりもライター業が多くなる。自ら も身銭を切ってデジカメを数多く購入しているヒトバシラーだ。ただし、鳥撮りに関 してはまだ半年。飛びモノが撮れるように日々精進中なり

2009/02/02 23:54
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