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【伊達淳一のレンズが欲しいッ!】シグマ18-200mm F3.5-6.3 DC

〜開放からシャープな高倍率ズームレンズ
Reported by 伊達 淳一

 シグマ18-200mm F3.5-6.3DCは、昨年発売された18-125mm F3.5-5.6DCとほとんど大きさは同じで(おそらく鏡胴部品の共通化を図っていると思われる)、全長約78.5mm(マウント面からの実測値)とタムロンよりもコンパクトだ。

 重量は18-125mmよりも約10gばかり重くなっているが、それでも405g(キヤノンマウント、フード・キャップを除く実測値)と軽量だ。タムロンAF18-200mm F3.5-6.3 XR Di IIのキヤノンマウント用も約405gと重さはほとんど同じで、フードを付けるとシグマの方が10gだけ重くなる。

 18-125mmよりも光沢感を抑えたマット塗装が施されており、鏡胴の先端には赤いラインがアクセントとして入れられている。フォーカスリングやズームリングの回転方向はキヤノンと同じで、ズームリングのトルクもほぼ一定でスムーズに操作できる。AFの動作音(ギア音)は高音が耳障りで、タムロンよりも音は大きめだ。このあたりは静粛な超音波モーターを搭載しているニコンやキヤノン純正レンズに大きく劣る。

 距離目盛りは4mの次がいきなり無限遠とかなり粗めだが、ズームするとピント位置が変動するので、あまり表示を細かくしても意味がないということだろう。ちなみに、ズームでピント位置が変動してしまうのは“ズームレンズ”とは呼べず、“バリフォーカルレンズ”なのだが、最近のズームレンズはカメラメーカー純正でもピント位置が変動する製品があるので、ズームしてからピント合わせするのが鉄則だ。

 従来の18-125mmはワイド端絞り開放撮影時に周辺光量低下が目立っていたが、この18-200mmは多少周辺光量低下は改善されている。ただ、タムロン18-200mmの方が周辺光量低下は少ない。個人的にはワイドでの周辺光量低下は作画効果として活かすこともできるので、2段絞って解消するのであれば実用上問題はないと考えている。


 描写については、比較作例や実写サンプルを見てもらえばわかるように、高倍率ズームとしては非常にシャープな描写で、金属の反射や樹木の間から差し込む光を見てもパープルフリンジはほとんど発生していないのは見事だ。

 ただ、ピント位置がわずかでもズレていると、画面中央はシャープでも周辺部が流れたように写る。本来、ピント面は画面中央も周辺も同じであるべきだが、どうも画面中央はピントが合って見える範囲が広いのに対し、周辺部はピントをキリッと結ぶ範囲が非常に狭いのだ。

 今回のテストでも、ワイド端絞り開放の遠景撮影で、フォーカスリングの4m付近からAF合焦インジケータが点灯し、そのまま無限遠を過ぎた位置までカメラ(EOS Kiss Digital N)は合焦していると判断した。つまり、AFならこの範囲内でピントがばらつく可能性があるわけだ。しかし、実際に写した画像をチェックしてみると、画面中央は比較的シャープな写りなのに対し、周辺部の描写はフォーカスリングの位置によって大きく変化する。画面中央と周辺部がともにシャープに写るフォーカスリングの位置は非常に狭いので、AF任せでこのピントを得るのは至難の業だ。

 そういう意味では、レンズそのものは絞り開放からシャープに写せる能力を持っているが、カメラのAFではそこまでの測距精度が得られない。そのため、ワイド側では2段、テレ側では1段程度絞って撮影した方が無難だ。


 最短撮影距離は公称45cmで、最大撮影倍率は1:4.4だが、前述したように実際の製品ではズームテレ端で約34cmまで近寄ることができるので、34cmまで寄って撮影すれば、撮影倍率はタムロンの1:3.7よりもわずかに高くなる。初期の高倍率ズームは最短撮影距離が長く、“後ろに下がりすぎてドブにハマるレンズ”などと揶揄されたが、ここまで寄れれば大半の撮影はこなせるはずだ。

 このように、タムロンの18-200mmもシグマの18-200mmも、非常によく似たスペックのレンズで、実写性能も甲乙付けがたいが、ズームリングやフォーカスリングの回転方向にこだわれば、キヤノン派はシグマ、ニコン派はタムロンを選んだ方が操作性を統一できる。

 また、シグマの方がパープルフリンジの発生は少なく、カリッとエッジの切れがいいが、レンズのカラーバランスが少し黄色っぽいのが気にかかる。デジカメはオートホワイトバランスがあるので、わずかなレンズの色味など吸収してしまうかと思いきや、以前の記事で掲載した実写比較を見ればわかるように、シグマ18-200mmは黄色っぽく、シグマ55-200mmは青っぽく写っている。タムロン18-200mmは、金属の反射などにパープルフリンジが出やすいが、カラーバランスに偏りがなく、発色が素直なのが魅力だ。また、カリカリにエッジ立つほどシャープではないが、決して描写が甘いわけではなく、プリントすると自然な立体感が感じられる。

 発売が先だったので、Kiss Digital N用にタムロンを購入したが、もし、これから購入するとしたら、ボクは操作性を重視したいので、Kiss Digital Nにはシグマ、D70にはタムロンを選ぶと思う。ただ、シグマはそのままでは少し黄色っぽいので、できる限り、カスタムでホワイトバランスを設定して撮影したほうがクリアな発色が得られるはずだ。


作例

※以降に掲載する作例のリンク先は、撮影した画像データそのものです(ファイル名のみリネームしています)。縦位置のものは、サムネールのみ回転していますが、拡大画像はあえて回転せずに掲載しています。特に記載がない限り、クリックするとオリジナル画像が別ウィンドウで表示されます。

※使用カメラはすべてキヤノンEOS Kiss Digital Nです。

※キャプション内の撮影データは、画像解像度(ピクセル) / 露出モード / 絞り値(F) / 露出時間 / 露出補正値(EV) / ISO感度 / ホワイトバランス / 焦点距離域 / コントラスト / シャープネス / 彩度です。


奥行きがあり、絵柄も非常に細かいので、カリッとシャープに写すのはなかなかむずかしい被写体だ。中途半端にボカすとボケがうるさくなるので、多少絞って撮影した。素材性重視のパラメータ2ながら、ピントが合った部分はシャープな描写だ
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 7.1 / 1/320秒 / 0.7 / 200 / AUTO / 88mm / 0 / 0 / 0
モクレンを下から見上げて造形的に撮影してみた。F11まで絞ってシャープネスを1段階高めに設定しているので、細い枝までクッキリと解像している。少し薄雲がかかっているので青空の発色が濁り気味。レンズの黄色みも多少関係あるかもしれない
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 11 / 1/500秒 / 0 / 200 / AUTO / 24mm / 0 / 1 / 0

背景の光点のボケを見ると、ボケの周りに縁取りが認められる。高倍率ズームは開放F値も暗いので、フワッと柔らかなボケを求めるならできるだけ被写体に近寄ってテレ側で撮影するしかない
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 5.6 / 1/250秒 / 0 / 200 / AUTO / 144mm / 1 / 1 / 1
前景に桜の樹を入れて広角ならではの広がり感を演出してみた。F8まで絞ると周辺光量低下は完全に解消し、ピントが合って見える範囲もかなり広くなる。それなりのシャッタースピードが確保できる限り、できるだけ絞って撮影するのがボクのスタイルだ
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 8 / 1/640秒 / 0 / 200 / AUTO / 18mm / 1 / 1 / 1

光点のボケはあまり美しくはないが、背景のコントラストが低いこともあって、高倍率ズームとしてはまずまずのボケ味だ。色収差も非常によく抑えられている
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 8 / 1/800秒 / 0 / 200 / AUTO / 162mm / 1 / 1 / 1
金属の反射など高輝度な輪郭部分にはパープルフリンジが出やすいが、このズームはパープルフリンジが出にくい。非常にキレがよく、スッキリとした描写だ
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 8 / 1/640秒 / 0.7 / 200 / AUTO / 125mm / 0 / 1 / 0

咲き誇った桜の花をアップで撮影。このズームはボケ始めがあまりキレイではないので、思い切ってF11まで絞って被写界深度を深くしている。中途半端にボカすと、ボケた部分がブレたように見えるのだ
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 11 / 1/400秒 / 0 / 200 / AUTO / 200mm / 0 / 1 / 0
ワンショットAFで構図を変更していると猫が動いてピントが微妙に外れてしまう可能性があったので、サーボAFに切り換え、じりじりと近寄りながら撮影。ISO800まで増感して絞りを稼いでいる
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 7.1 / 1/200秒 / 0.3 / 800 / AUTO / 59mm / 0 / 1 / 0

いわゆる逆光テスト。高倍率ズームはレンズの構成枚数が多いが、その割にゴーストは少なめだ。むしろ大口径ズームの方が盛大なゴーストが発生しやすい
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 14 / 1/500秒 / 0 / 200 / AUTO / 18mm / 1 / 1 / 1
これは後ボケのテスト。背景の枯れ枝が少々二線ボケになっている。ボケの輪郭に明るい縁取りができやすいので、できるだけコントラストが低いシンプルな背景を選びたい
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 6.3 / 1/500秒 / 0 / 200 / AUTO / 125mm / 0 / 1 / 0

今年3月から登場した2階建て「ハローキティバス」。通常、バスガイドが座るシートに巨大なキティのぬいぐるみが鎮座している。東京駅の前に停車していたのでとっさにスナップ撮影。こういうときに高倍率ズームは便利だ
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 14 / 1/500秒 / 0 / 200 / AUTO / 18mm / 1 / 1 / 1
パナソニックの薄型テレビ「ビエラ」の発表会。結構暗めの会場ながら、スポットライトが当たったステージはそれなりの明るさで、予想以上にキレイに撮れた。ほんの半段でも絞りたかったのでISO800まで増感している
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 4 / 1/500秒 / 0 / 800 / AUTO / 21mm / 0 / 1 / 0

同じくビエラの発表会場にて。壇上のパナソニックマーケティング本部の牛丸俊三本部長をアップで撮影しようとしたが、ISO1600でもシャッタースピードが手ブレ限界を大きく下回るので、テレ端での撮影をあきらめ125mm域まで引いて成功確率を高めることにした
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 5.6 / 1/125秒 / 0 / 1600 / MWB / 125mm / 0 / 1 / 0
今年の東京の桜はアッという間にあちこちで満開になってしまったので遠征する余裕がなく、勝手知ったる近所の桜並木を撮影。レンズの黄色みを回避するため、EXPODISCでマニュアルホワイトバランスを設定して撮影。加えて少しマゼンタ方向にWB補正して桜のピンクを強調してみた
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 5.6 / 1/125秒 / 0 / 200 / MWB / 125mm / 0 / 1 / 0

桜並木を引きで撮影するとどうしても解像感に欠けるが、Kiss Digital Nは800万画素と画素数が増えた分、これまでよりは細部描写が得られるようになってきた。マニュアルでホワイトバランスを設定すると、桜の微妙なピンクがキレイに再現される
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 8.0 / 1/800秒 / 0 / 200 / MWB / 59mm / 0 / 1 / 0
満開の桜の枝をアップで撮影。毎年、デジカメで桜の花を撮影してきたが、高価な大口径ズームレンズでもなかなか桜の花をシャキッと写すのはむずかしかった。しかし、高倍率ズームでここまでの描写が得られるようになったとは驚きだ。
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 8 / 1/800秒 / 0 / 200 / MWB / 162mm / 0 / 1 / 0

どこにピントを合わせるべきか悩んだが、手前の枝にピントを合わせ、後は成り行きに任せることにした。少しでも被写界深度を稼ごうとF9まで絞って撮影しているが、左側の鉄の柵が予想以上にシャープな写りでビックリした
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 9 / 1/500秒 / 0.7 / 400 / MWB / 48mm / 0 / 1 / 0
これも近所の多摩川の土手。メリハリ重視のパラメータ1で撮影した方が好結果が得られたかもしれないが、青空の青、芝生の緑、桜の微妙なピンクがクリアに再現されていて美しい。やはり、マニュアルでホワイトバランスを設定しただけの効果はある
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 11 / 1/320秒 / 0 / 200 / MWB / 18mm / 0 / 1 / 0

いつもは気張って大口径ズームを何本も持ち歩くところだが、今回は思い切ってこのレンズ1本だけで出かけてみた。荷物が軽くて済むので、長い距離を歩いても疲れにくい。それでも広角から望遠、マクロとこなせるのでとても便利でラクチンだ
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 8 / 1/500秒 / 0 / 200 / MWB / 33mm / 0 / 1 / 0
ワイド端絞り開放ではこれくらい周辺光量が低下する。ピントは画面中央のブルドーザーに合わせているので、手前の枯れ芝は流れたように写っている。周辺光量低下もうまく使えば作画効果に活かせるので、要は使い方次第だ
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 3.5 / 1/4,000秒 / 0 / 200 / AUTO / 18mm / 0 / 1 / 0

逆光にきらめく水面を撮影。もっとシャドー部がフレアがかってスミっぽくなるかと思ったが、意外とコントラストが高く、クリアな描写だ。露出補正なしでこの露出レベルが得られるKiss Digital Nの評価測光も見事だ
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 10 / 1/1,250秒 / 0 / 400 / AUTO / 72mm / 1 / 1 / 1
プールの飛び込み台をテレ端で撮影。望遠レンズ特有の圧縮効果で、飛び込み台の距離感が喪失したように写っている。水面の波が二線ボケになっている部分がある
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 6.3 / 1/2,000秒 / 0 / 200 / AUTO / 200mm / 0 / 1 / 0

ズームテレ側でできるだけ近寄って撮影すると、開放F値の暗いズームでも背景をフワッと大きくボカすことができる。大きくボカせれば二線ボケの心配も無用だ
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 8 / 1/500秒 / 0.3 / 200 / AUTO / 200mm / 0 / 1 / 0
待ちに待ったチューリップの季節が到来。このズームは最短撮影距離が45cmと短いので、花をアップで撮影するにはうってつけ。ただ、柵があって近くに寄れない場合はズームテレ端でも100mm相当の画角しか得られないのでアップで撮影するには力不足だ
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 8 / 1/640秒 / 0 / 200 / MWB / 200mm / 0 / 1 / 0

前ボケ、後ボケを入れたお約束の構図で撮影。葉っぱの白い部分に二線ボケが出ているが、全体に占める部分がわずかなので、それほどうるさくはない。できるだけ主題の前後が離れている方が二線ボケの危険は少なくなる
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 8 / 1/640秒 / 0 / 200 / MWB / 200mm / 1 / 1 / 0
黄色いチューリップを前ボケとして積極的に取り入れてアクセントにしてみた。できるだけレンズの近くにある花を前ボケとして入れるのがコツだ
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 8 / 1/250秒 / 0.3 / 200 / MWB / 200mm / 1 / 1 / 0

F8まで絞っているのでもっと犬全体にピントが来るかと思ったが、ピントがビシッと合っているのは顔と前足までで、後足はすでにボケている。鑑賞倍率が高いとそれだけピントが合って見える範囲が狭くなるので、フィルム以上に絞らないと被写界深度が稼げない
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 8 / 1/320秒 / 0.7 / 200 / MWB / 200mm / 0 / 1 / 0
桜が散って新緑の季節が訪れた。このカットもEXPODISCを使って、マニュアルでホワイトバランスを合わせているので、非常にクリアな発色だ。細かな葉っぱまで色にじみもなく、クッキリと描写されている
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 8 / 1/400秒 / 0 / 200 / MWB / 21mm / 1 / 1 / 1

やや厳しい条件での逆光テスト。光源の対角線上に大きめのゴーストがポツンと生じているが、ズームレンズとしてはフレアが少なく、シャドーのディテールもそれなりにしっかり出ている
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 6.3 / 1/400秒 / 0 / 200 / MWB / 18mm / 1 / 1 / 1
倍率色収差やパープルフリンジをチェックするには、自転車など光り物の反射を撮影するのが一番。パープルフリンジはほとんど出ていないが、わずかに倍率色収差による赤と緑の色ズレが認められた。しかし、このレベルなら非常に優秀だ
3,456×2,304 / 絞り優先AE / 8 / 1/400秒 / 0 / 200 / MWB / 200mm / 1 / 1 / 1


URL
  シグマ
  http://www.sigma-photo.co.jp/
  製品情報
  http://www.sigma-photo.co.jp/lens/digital/18_200_35_63.htm

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伊達 淳一
1962年生まれ。千葉大学工学部画像工学科卒業。写真、ビデオカメラ、パソコン誌でカメラマンとして活動する一方、その専門知識を活かし、ライターとしても活躍。黎明期からデジタルカメラを専門にし、カメラマンよりもライター業が多くなる。自らも身銭を切ってデジカメを数多く購入しているヒトバシラーだ。

2005/05/09 00:02
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