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【伊達淳一のレンズが欲しいッ!】タムロン AF18-200mm F3.5-6.3 XR Di II

〜35mm判換算28〜300mm相当のデジタル専用11倍ズームレンズ
Reported by 伊達 淳一

キヤノンEOS Kiss Digital Nに装着時
 35mm一眼レフの標準ズームとして人気なのが、28-300mmの高倍率ズーム。1本で広角から望遠まで幅広い画角をカバーするだけでなく、最短撮影距離も約50cmと短いので、テレ側にズームすればちょっとしたマクロ的撮影もこなせるのが魅力だ。ただ、撮像素子がAPS-Cサイズのデジイチ(デジタル一眼レフ)に装着すると、ワイド端の画角が約43mm相当と広角というにはモノ足らなくなってしまうので、標準域まで引ける超望遠ズームとしては便利でも、標準ズームとして常用するには問題がある。

 そこで、APS-Cサイズのデジイチにマッチした高倍率ズームとして、昨年、シグマが18-125mm F3.5-5.6DCを発売し、デジイチ版28-200mmズームとして注目されたが、今年はさらにテレ端を200mmまで伸ばしたデジイチ専用高倍率ズームがタムロンとシグマから登場した。今回は、発売が一足早かった「タムロンAF18-200mm F3.5-6.3 XR DiII【A14】」(以下A14)の実写レビューをお届けしよう。


コンパクトで軽量なデジタル専用高倍率ズーム

 レンズの大きさは、タムロン「AF28-300mm F3.5-6.3 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO【A061】」(以下A061)とほとんど同じで、付属する花形フードもまったく同じだ。ただ、レンズ鏡胴に印刷された製品名が、A061は黒帯に金文字だったのに対し、A14は金帯に黒文字になっていて、少々ケバケバしい印象を受ける。焦点距離数値が銀帯になっているキヤノンEF-Sレンズを意識して、デジタル専用レンズということがすぐにわかるようにしているのだろうか。ゴムローレットパターンもA061とは微妙に異なっている。

 フォーカスリングやズームリングの回転方向はニコンと同じ方向で、キヤノンとは逆。また、レンズ駆動が超音波モーターではないので、このあたりは純正レンズと比べて割り切る必要があるが、ズームリングのトルク感も均一性が高く、実にスムーズにズームできる。フォーカスリングの回転角は、マニュアルフォーカス(MF)で合わせるには少々クイックな感じはするが、慣れれば指先を少し動かすだけでピント合わせできるので、脇をしっかり締めてホールディングしたままMFできるのは便利だ。

 最短撮影距離は45cmで、A061の49cmよりもさらに寄れるようになっている。もちろん、ズーム全域で45cmという最短撮影距離は変わらない。ただ、インナーフォーカスの仕様で、近接撮影時はテレ側の画角は遠景撮影時よりも広くなるので、ズームテレ端で最短撮影距離で撮影しても、100mm相当の中望遠レンズ並みの画角になってしまう。300mm相当の画角で45cmまで寄れるわけではないのだ。望遠で近くのモノをアップで写したいなら、シグマ70-300mm F4-5.6 MACRO SUPER IIなど、インナーフォーカスを採用しておらず、最短撮影距離が1m前後のマクロモードを備えた70-300mmズームの方が、最大撮影倍率は1:2と高い。


AF18-200mm F3.5-6.3 XR Di II 最短時(左)と最大伸張時

フード装着時 AF28-300mm F3.5-6.3 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO【A061】(右)との比較

 ちなみに、A14の最大撮影倍率は1:3.7で、A061の1:2.9よりも低い。しかし、APS-Cサイズのデジイチでは写る範囲がフィルムよりも狭い(つまり、それだけ大きく写る)ため、1:3.7の倍率を35mm判カメラ相当に換算すると約1:2.8となる。それでも70-300mmズームのマクロモードには及ばないものの、草花をアップで写すなど、ちょっとした中望遠マクロ的撮影はこのレンズでも十分可能だ。

 さて、最大の関心事は“写り”だ。35mm一眼レフ用に設計された交換レンズはイメージサークル(良像が得られる範囲)が広いので、APS-Cサイズのデジイチであれば、画質が低下しやすいイメージサークルぎりぎりの部分を使わずに済む。しかし、デジイチ専用ズームとなると、APS-Cサイズをカバーできるイメージサークルを備えていればいいので、周辺性能に余裕がなくなり、周辺光量低下や周辺部の画質低下が生じる可能性が高くなるのでは? という不安がある。そこで、最も画質的に厳しくなる絞り開放での描写と周辺光量についてチェックしてみた。

 どうもこのレンズは絞り開放では写りが悪い、という場合、本当にレンズ性能が悪いこともあるが、しっかりピントが合っていない、もしくは手ブレしているというケースも少なくない。このレンズをキヤノンEOS Kiss Digital Nに装着して、何度かAFで同じ位置にピントを合わせてみたが、毎回、微妙にレンズの距離目盛りの位置がズレてしまう。特に、深度が深いワイド側で顕著だ。実写結果を見ても結構シャープに写っているときと、ブレやにじみで描写が甘くなってしまうときがある。

 35mm一眼レフならピンボケを許容できる“被写界深度”という観念があり、その範囲のピント誤差であれば、実用上、問題ないのかもしれないが、デジタルではこのわずかなピントのズレが画質に大きく影響することがある(とボクは思っている)。デジタルカメラの画像は、ローパスフィルターでボカした像を輪郭強調で一見シャープに見せかけているので、わずかにピンボケしていてもあたかもピントが合っているようにエッジが立ってしまうことがある。すると、像の周りににじみが発生したり、像面湾曲の影響で周辺部が極端に流れたり、といった不自然な描写になることが(ボクの経験では)多いのだ。そこで、今回の画角別実写テストは、ピント合わせをAFに頼らず、MFで段階的にピント位置をズラしながら複数枚撮影し、もっともシャープに写っているカットを選び出している。

 このレンズは発売初日に新宿の大手量販店で購入したものだが、ワイド端絞り開放では画面右側の描写が少々甘いようだ。テレ側にズームしていくと、画面右側の甘さは少しずつ取れていくが、残念ながら完全には解消されない。とはいえ、高倍率ズームにそこまでの高性能を期待する方が酷というものだろう。個人的にはワイド側で2段、テレ側で1段絞って使えば(このクラスのズームレンズとしては)不満のない画質だ。歪曲収差はワイド端でタル型がやや目立つが、35mm域を越えたあたりで弱い糸巻き型に変化する。ただ、ズーム中域からテレ端にかけての糸巻き型はそれほど強くないので、よほど意地悪な被写体を撮影しない限り、目立つことはないだろう。


●各焦点距離による歪曲収差と絞り開放の画質

※現像パラメータは「パラメータ2」で撮影


【18mm】 【25mm】 【28mm】

【35mm】 【50mm】 【75mm】

【100mm】 【150mm】 【200mm】

 次に周辺光量のチェックだ。ここに掲載したカットは、撮像素子がAPS-Cサイズよりも一回り大きなキヤノンEOS-1D Mark IIで撮影したものなので、画面の四隅がケラれたり、周辺光量が大きく低下しているが、黄色の枠で囲った部分がKiss Digital Nで写る範囲だ。

 これを見れば、ワイド端絞り開放ではわずかに周辺光量落ちがあるものの、絞り開放としてはかなり優秀で、Kiss Digital Nよりもほんの少しだけ撮像素子サイズが大きいニコンD70などでも十分カバーできるイメージサークルの広さなのがわかると思う。


●各焦点距離による周辺光量をチェック


【18mm】 【50mm】

【100mm】 【200mm】

 正直な話、35mm一眼レフを使っていたときは、このような高倍率ズームや廉価ズームには興味がなかった。というのも、仕事では低感度リバーサルフィルムで撮影することがほとんどで、開放F値が暗いズームでは役に立たなかったのだ。しかし、最近のデジイチはISO400が十分常用になる画質で、ISO800まで増感してもなんとか実用に耐えられる。そのため、開放F値がF3.5-6.3と暗いレンズでも、なんとか使えてしまうのだ。いや、むしろ大きく重い大口径レンズよりも、コンパクトで軽量な廉価ズームの方がフットワークも軽くなるので、それだけ意欲的に動き回ることができ、当然、いいシャッターチャンスに巡り会える機会も増える。あらかじめ撮影対象が決まっている撮影であれば、ヘビー級の大口径レンズを持ち出し、気合いを入れて撮影したいところだが、旅行や散歩がてらのスナップ撮影には、1本で幅広い画角をカバーでき、最短撮影距離も短い高倍率ズームが便利だ。

 EOS Kiss Digital NとA14が発売された直後の三連休、EOS Kiss Digital NにA14をつけっぱなしにして、レンズ交換は一切せずにスナップ撮影してみたが、広角から望遠、マクロまで実にさまざまなバリエーションが撮れた。レンズ交換をしないことで外部からゴミが混入するリスクが少ないのも快適だ。高倍率ズームをつけっぱなしにするのは、レンズ交換ができるデジイチのアドバンテージを自らスポイルしているようなものだが、高倍率ズーム1本で撮りたい写真が撮れるなら、それも“あり”ではないだろうか。ただ、前述したように開放F値が暗いので、無理して低感度で撮影すると、手ブレ、ピンボケの嵐になりかねない。光量が不足しているシーンでは、多少ノイズが増えるのは覚悟で、積極的に高感度に設定し、少しでも速いシャッタースピードで撮影するのが失敗を減らす秘訣だ。


作例

※以降に掲載する作例のリンク先は、撮影した画像データそのものです(ファイル名のみリネームしています)。縦位置のものは、サムネールのみ回転していますが、拡大画像はあえて回転せずに掲載しています。特に記載がない限り、クリックするとオリジナル画像が別ウィンドウで表示されます。

※使用カメラはすべてキヤノンEOS Kiss Digital Nです。

※キャプション内の撮影データは、画像解像度(ピクセル) / 露出モード / 絞り / 露出時間 / 露出補正 / ISO感度 / ホワイトバランス / 焦点距離域 / コントラスト / シャープネス / 彩度です。


PIE2005初日は、ちょうどこのA14とKiss Digital Nの発売日だった。朝一番でカメラ店に駆け込み、A14を買ったその足でPIE2005へ直行。タムロンのブースで初撮りしてみた。パントマイムのパフォーマンスで被写体の動きは少ないとはいえ、手ブレを避けるために思い切ってISO800まで増感して撮影している
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F7.1 / 1/400秒 / 0EV / ISO800 / AUTO / 149mm / +1 / 0 / 0
PIE2005のソニーブース。F6.3まで絞り込んで撮影していることもあって、周辺までかなりシャープな描写だ。標準の現像パラメータ1ではコントラストが少し高すぎるので、シャープネスだけ +1のままにし、コントラストと彩度は0にして撮影している。光源部分の光のはみ出しも少なめだ
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F6.3 / 1/160秒 / 0EV / ISO800 / AUTO / 18mm / +1 / 0 / 0

近所の梅を青空バックで撮影。ズームテレ端200mmでの撮影だ。背景の梅もこれくらい大きくボケるとうるさくない。花びらの輪郭にも色づきはなく、レンズの色収差はかなり補正されている。ただ、インナーフォーカスなので近距離撮影では思ったほど撮影倍率は高くならない
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F8.0 / 1/800秒 / +0.3EV / ISO200 / AUTO / 200mm / +1 / 0 / 0
ズーム中域での撮影。中途半端な後ボケには二線ボケの傾向があるが、ピントの合っている部分はカリッとシャープで、猫の毛並みがビシッとシャープに写っている。望遠側ではF8くらいまで絞って撮影すると好描写が得られるようだ
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F8.0 / 1/500秒 / +0.3EV / ISO200 / AUTO / 112mm / +1 / 0 / 0

以前は究極の高画質を求めて最低感度で撮影することが多かったが、最近のデジイチはISO100も200もさほど画質に違いはないので、明るい場所でも少しでも高速シャッターを切れるISO200で撮影することが多くなった。高倍率ズームに限らず、半段から1段は絞って撮影した方が画質は安定する
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F8.0 / 1/500秒 / +0.3EV / ISO200 / AUTO / 100mm / +1 / 0 / 0
背景の葉っぱのボケがリング状になっていて少々うるさく感じるものの、ボケた部分のコントラストが適度に下がっていることもあって、許せないほどの二線ボケにはなっていない
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F7.1 / 1/250秒 / +0.3EV / ISO200 / AUTO / 149mm / +1 / 0 / 0

カメラを構えるとパッと逃げてしまう野良猫も撮りにくいが、人なつこい飼い猫もすぐに足元まですり寄ってくるので、写真を撮るには困りモノ。ただ、このレンズは最短撮影距離がズーム全域で45cmと短いので、近寄ってきた猫にもレンズ交換することなく対応できるのが便利だ
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F7.1 / 1/500秒 / 0EV / ISO200 / AUTO / 149mm / +1 / 0 / 0
風邪をひいて外に出してもらえない白猫。ガラス越しになにかを話しているように見える。高倍率ズームがあると、ワイドからテレまでレンズ交換なしに対応できるので、多少状況が変わってもひたすら撮影に専念できるのがイイ。軽量なEOS Kiss Digital Nとの重量バランスも良好だ
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F7.1 / 1/500秒 / 0EV / ISO200 / AUTO / 107mm / +1 / 0 / 0

ビルの反射を造形的に切り取ってみた。ガラスの歪みがおもしろい。ズーム中域での撮影だが、歪曲収差はほとんど気にならない。また、F8まで絞って、シャープネスを+1にしているので、高倍率ズームとは思えないほど切れ味のいい描写だ
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F8 / 1/320秒 / 0EV / ISO200 / AUTO / 107mm / +1 / 0 / 0
イメージプログラムの風景モードで撮影。EOS Kiss Digital Nのイメージプログラムは、露出制御や測光モードなどカメラ側の設定をシーンに合わせて変えるが、デジタル部の処理は変えていないようだ。ただ、簡単撮影ゾーンではパラメータ1になるので、コントラストや彩度、シャープネスがすべて+1になる
3,456×2,304 / 風景モード / F9 / 1/250秒 / 0EV / ISO100 / AUTO / 70mm / +1 / +1 / +1

逆光性能を試すため、ワイド端で太陽を画面内に入れて撮影してみた。それなりにゴーストやフレアは出るが、シャドー部の色乗りはまずまずだ。画面左側の黒い影はゴミではなく、飛んでいる鳥。ピントは手前のオブジェに合わせているので、背景の都庁舎はボケている。ワイド側でもピントが合う範囲は狭い
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F8 / 1/320秒 / 0EV / ISO100 / AUTO / 18mm / 0 / 0 / 0
太陽をアーチで半分隠して撮影すると光が弱まるので、ゴーストやフレアが抑えられ、画面全体のコントラストも向上。スッキリとした仕上がりになった。こうした工夫も必要だ
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F8 / 1/320秒 / 0EV / ISO100 / AUTO / 18mm / 0 / 0 / 0

ほんの少し撮影ポジションを移動して、太陽がアーチに遮られない位置で撮影。盛大にゴーストが発生した。なぜか太陽を直接画面内に入れて撮影したこのカットの方が2/3EVほど明るめになったので、都庁舎や空が明るくなっている
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F8 / 1/200秒 / 0EV / ISO100 / AUTO / 18mm / 0 / 0 / 0
新宿中央公園の滝を高速シャッターで撮影し、水の動きを凍ったように止めてみた。高速シャッターを切るためにISO800まで増感している。開放F値の暗い高倍率ズームでも、絞りやシャッター効果を活かした撮影をそれなりに楽しめる
3,456×2,304 / マニュアル露出 / F5.6 / 1/4,000秒 / 0EV / ISO800 / AUTO / 42mm / +1 / 0 / 0

ワイド端ではタル型の歪曲収差のため地面が弓なりに反って写っているが、ズームレンズでは多かれ少なかれ見られるものだ。28-300mm相当の広い画角をカバーする利点を考えれば、この程度の歪曲収差に目くじらを立てることもないだろう
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F5.6 / 1/1,600秒 / -0.3EV / ISO200 / AUTO / 18mm / 0 / 0 / 0
ガード下に止めてある自転車。光がキレイだったので思わずカメラを向けてみたが、思ったよりも光量が少なかった。そこで、思い切ってISO800まで増感し、あまりテレ側にズームしないようにしている。想像以上にデジイチは、手ブレやピンぼけしやすいので等倍鑑賞するならそれなりの覚悟で撮影する必要がある
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F5.6 / 1/200秒 / 0EV / ISO800 / AUTO / 67mm / 0 / 0 / 0

EOS 20Dのデフォルトと同じ“パラメータ2”での撮影だが、ワイド端でF8まで絞って撮影すると輪郭強調に頼らなくてもシャープな描写が得られる。シャッター速度に余裕があるならF5.6〜8くらいに絞って撮影したいところだ
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F8 / 1/1,000秒 / 0EV / ISO200 / AUTO / 18mm / 0 / 0 / 0
ズームテレ端絞り開放の描写だ。手前のランプにピントを合わせているが、少し締まらない像だ。背景の光点のボケを見ると、ボケの周りに明るい縁取りがあり、自然さに欠ける。ISO400まで増感して1/320秒を切るのがやっとだった
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F6.3 / 1/320秒 / +0.7EV / ISO400 / AUTO / 200mm / 0 / 0 / 0

自転車のスポークにパープルフリンジが出ている。ただ、これほどのものはかなり輝度の高い部分にしか現われない。通常のシーンなら、倍率色収差を感じることはほとんどないはずだ
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F6.3 / 1/250秒 / +0.7 / ISO200 / AUTO / 200mm / 1 / 0 / 0
四角い建物を真正面からワイド端で撮ると、歪曲収差が目立つ。また、単なるタル型ではなく、途中で曲率が変化する陣笠タイプの傾向も感じられる
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F7.1 / 1/1,000秒 / 0EV / ISO200 / AUTO / 18mm / 1 / 0 / 0

絞り開放ワイド端で撮影。ごくわずかに周辺光量落ちが認められるが、絞り開放でもこの程度。F5.6まで絞ればほぼ解消する。歪曲収差と絞り開放画質をチェックした自動販売機のカットでは、画面右側の描写が悪かったが、このカットではそれがほとんど感じられない
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F3.5 / 1/4,000秒 / 0EV / ISO200 / AUTO / 18mm / 1 / 0 / 0
これも絞り開放ワイド端の撮影。ごくわずかに輪郭にニジミが感じられるものの、高倍率ズームの絞り開放でここまでの描写が得られるのは優秀だ。設計の古い17-35mmズームを流用したのではこうはいかない
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F3.5 / 1/4,000秒 / 0EV / ISO200 / AUTO / 18mm / 1 / 0 / 0

お台場パレットタウンの観覧車を下から見上げて撮影。思い切ってF14まで絞って撮影しているので、ほぼ全面にピントが合っている。外に出てから一度もレンズ交換をしていないので、撮像素子にゴミも付着していないようだ
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F14 / 1/400秒 / 0EV / ISO400 / AUTO / 31mm / 1 / 0 / 0
光量の豊富な屋外だけでなく、室内での撮影能力も試した。MEGA WEB内でフォーミュラカーのピットを再現したコーナーを撮影。左下の白線部分に倍率色収差が珍しくハッキリと現われている。プログラムAEでの撮影なのでかなり絞り込まれている
3,456×2,304 / プログラムAE / F5 / 1/60秒 / 0EV / ISO400 / AUTO / 18mm / 1 / 0 / 0

同じシーンを反対側に回り込んで撮影してみた。ISO400でも手ブレ限界のシャッタースピードを下回るので、思い切ってISO800に増感。シャドー部には結構ノイズが乗っているが、どうしても気になるならNeatImageなどでノイズを目立たなくすることは可能だ
3,456×2,304 / プログラムAE / F5.6 / 1/100秒 / 0EV / ISO800 / AUTO / 84mm / 1 / 0 / 0
さらに照明が暗いヴィーナスフォート側のヒストリーガレージにも行ってみた。三脚撮影は禁止なので、ISO800に増感し、しっかり脇を締めてシャッターを切った。当然、絞りは開放、シャッタースピードも1/15秒と手ブレ限界ギリギリだが、ピントを合わせたヘッドライトはシャープに写っている
3,456×2,304 / プログラムAE / F3.5 / 1/15秒 / +1EV / ISO800 / AUTO / 18mm / 1 / 0 / 0

ここもISO1600まで増感しないと手持ちできるシャッター速度が確保できない。まるでEOS Kiss Digital Nの高感度テストカットみたいになってしまったが、それでも手ブレせずにしっかり写すことができた。暗いときには速やかに感度を上げて、できるだけワイド側で撮ることだ
3,456×2,304 / プログラムAE / F3.5 / 1/25秒 / +1EV / ISO1600 / AUTO / 22mm / 1 / 0 / 0
ヴィーナスフォートの噴水の広場。このくらいの明るさなら、開放F3.5でISO800もあれば十分だ。カリカリにシャープな描写とはいえないが、記念写真には十分ではないだろうか
3,456×2,304 / プログラムAE / F3.5 / 1/30秒 / +0.7EV / ISO800 / AUTO / 18mm / 1 / 0 / 0

ワイド端での歪曲収差をチェックするために撮影したカット。新宿高島屋で感じた陣笠傾向の歪みはなく、自然なタル型収差だ。被写体までの撮影距離によっても歪曲収差が変化するのだろうか
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F7.1 / 1/1,000秒 / 0EV / ISO200 / AUTO / 18mm / 1 / 0 / 0
動体に対するAF追従性を試すため、餌を求めて群がっているカモメをAI Servoで撮影してみた。動きが速く、しかも予測がつきにくいので、なかなかイメージどおりの絵を撮るのはむずかしかった。少しピンボケ&動体ブレ気味だが、AFまかせでもこの程度は撮れる
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F8 / 1/800秒 / +0.7EV / ISO400 / AUTO / 107mm / 1 / 0 / 0

水面に浮かんでいるカモメが餌を取ろうと飛び立った瞬間を狙って撮影。AI Servoでの撮影だが、カモメの顔に対しては少し後ピン。胸にピントが合っている。もっとAFの測距ポイントが多くないとAFでカモメの顔に合わせるのは難しい
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F8 / 1/640秒 / +0.7EV / ISO400 / AUTO / 200mm / 1 / 0 / 0
これがカモメ撮影の全貌。少女がカモメに餌をあげるとカモメが群がる、というわけだ。ある程度ワイドで撮ってトリミングした方が、カモメを捉えるのが楽な気がするが、やっぱり邪道だろうか
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F9 / 1/640秒 / +0.7 / ISO400 / AUTO / 25mm / 1 / 0 / 0

毎度おなじみ多摩動物公園のレッサーパンダ。28-300mm相当のズームでは、奥のほうのレッサーパンダをアップで撮るのは困難で、たまたま手前にやってきた瞬間を狙うしかない。日陰があるのでISO1600にしているが、さすがに結構ザラザラだ
3,456×2,304 / プログラムAE / F10 / 1/320秒 / 0EV / ISO1600 / AUTO / 135mm / 1 / 0 / 0
園内を巡回するバスをイメージプログラムのスポーツモードで撮影してみた。コントラストが高くかなりギトギトした描写だが、この程度の動きモノならAI Servoも十分追従する。カメラを構えながらのズーミングもトルクが軽くやりやすい
3,456×2,304 / スポーツモード / F6.3 / 1/800秒 / 0EV / ISO400 / AUTO / 67mm / 1 / 1 / 1

グッとF11まで絞って撮影。これ以上絞って撮影すると光の回折の影響でシャープネスが低下する恐れがある。被写界深度をこれ以上深くする必要がない場合は、F11までで止めておいた方がいいだろう
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F11 / 1/400秒 / 0EV / ISO200 / AUTO / 18mm / 1 / 0 / 0
プラプラ揺れる象のしっぽをテレ端までズームして大胆に切り取ってみた。F8まで絞ってもピントが合う範囲が狭いので、象のおしりの一部にしかカリッとしたピントは来ていない
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F8 / 1/250秒 / 0EV / ISO200 / AUTO / 200mm / 1 / 0 / 0

半逆光気味の撮影だが、花形フードのおかげでフレアも生じず、シャドー部の黒浮きもない。最初はズームテレ端で狙っていたのでISO800まで増感したが、この程度の画角で撮影するならISO400程度で十分だった。自動感度アップの上限を自分で決められると便利なのだが……
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F8 / 1/500秒 / 0EV / ISO800 / AUTO / 63mm / 1 / 0 / 0
最短撮影距離がズーム全域で45cmと短いので、テレマクロ的な撮影も楽しめる。ただ、インナーフォーカスは近距離撮影時は画角が広くなるので、実質的には100mm相当の中望遠マクロと同じような描写になる
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F6.3 / 1/250秒 / 0EV / ISO200 / AUTO / 200mm / 1 / 0 / 0

大きめの花なら結構アップで撮影できる。結構、主題の前後も大きくぼかせるので、本格的なマクロ撮影をしない限り、このズーム1本でも十分楽しめる。マクロ的な撮影をするときはMFに切り換え、カメラごと前後する方が快適にピント合わせできる
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F8 / 1/640秒 / 0EV / ISO200 / AUTO / 119mm / 1 / 0 / 0
調布駅前から北へ向かい、布田天神に至る天神通り商店街には、鬼太郎やネズミ男などのオブジェが並んでいる。「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげる氏が調布に住んでいる縁らしい。うまいぐあいに鬼太郎に光が当たっていたので、ワイド端で奥行き感を活かして撮影してみた
3,456×2,304 / 絞り優先AE / F5.6 / 1/200秒 / 0EV / ISO200 / AUTO / 18mm / 1 / 0 / 0





  タムロン
  http://www.tamron.co.jp/
  製品情報
  http://www.tamron.co.jp/lineup/a14/
【実写速報】タムロン AF18-200mm F3.5-6.3 XR Di II(2005/03/30)
タムロン、デジタル専用レンズ「AF18-200mmF/3.5-6.3 XR Di II」を3月17日に発売(2005/02/17)
【Photokina 2004】タムロン、トキナーがAPS-Cサイズ専用レンズを発表(2004/09/29)




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