16:9と言えば、16:8の2:1よりわずかに縦のあるサイズです。16:9だけでもかなりパノラマ的ではあるわけですが、それを合成することでさらにダイナミックなパノラマを作りたいと、これはDMC-LX1の当時から考えていたことです。パノラマには合成ソフトが必要になりますが、今回はPhotoShop Elements 6を使用しました。専用ソフトではないので操作はやや面倒ですが、機能的には優れています。
PhotoShop Elements 6は、合成する際にホワイトバランスや露出の違いを目立たなくしてくれますが、できればマニュアルで露出やホワイトバランスを合わせておくのがベストでしょう。ただし3枚くらいの合成でしたら簡単な方法があります。撮影時に中央になる写真のときにAE/AFロックをかけ、左に振って1枚。中央でAE/AFロックをかけ1枚。中央でAE/AFロックをかけて右に振って1枚。もちろんずれてしまうこともありますが、このようにすればマニュアルにしなくても、おおむね3枚の色や露出を合わせることが可能です。