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【新製品レビュー】パナソニック「LUMIX DMC-LX3」

〜広角好きなら見逃せないハイエンドコンパクト
Reported by 北村智史

 パナソニックが展開するLUMIXブランドのうち、マニア層向けとなる「LX」シリーズの最新モデル。新設計の明るいワイド系光学2.5倍ズーム、1/1.63型有効1,010万画素CCDを搭載。画面の縦横比を変えても画角が保たれるマルチアスペクト機能のほか、おまかせiAや追尾AFといった最新機能も備えている。

 大手量販店店頭での実勢価格は6万4,800円程度。カラーバリエーションはブラックとシルバーの2色が選べる。


インパクト大の3型3:2液晶

 2006年8月発売の「DMC-LX2」の後継となるが、ボディデザインが大幅に変更されていることもあって、印象はずいぶん違う。液晶モニターが大型化された関係で、ボディの背が高くなってプロポーションがずいぶん変わってしまった。

 DMC-LX2が16:9比率の2.8型であるのに対して、本機は3:2比率の3型。数字としては0.2インチ(5mmくらい)の違いだが、見た目のインパクトは本機のほうが断然上だ。測ってみると、幅はそれほど変わらないが(それでも1.5mmほど大きい)、高さは6mmも違っていて、面積では2,118平方mm対2,542平方mm。約20%広くなっているのである。個人的にはDMC-LX2のスタイルのほうが好みだが、画面の広さという魅力はかなり大きい。

 表示画素数も、20.7万ドットだったDMC-LX2に比べて、46万ドットにアップ。少々青みが強いのは気になるが、メニューの文字も見やすくなったし、MFでのピント合わせもやりやすくなった。コントラストが高くて発色もよく、立体的な見え方はきれいだと思う。





 ただし、実画像よりも美しく見えてしまうので、撮った画像をパソコンの画面で見たときに「あれっ?」と感じることもあったりする。きれいに見せてくれるのは悪いことではないし、FXシリーズならいいかもしれないが、LXシリーズの液晶モニターには、画像をきちんと評価できる正直さが欲しいと思う。

 また、視野角が大幅に広がったのも改良点。これはFX150の新製品レビューにも書いたことだが、上下方向からの見づらさが改善されているのがうれしいポイント。ハイアングルで撮影した画像をチェックするときに、ディスプレーモードを切り替える手間がいらなくなった。

 記録メディアはSDカード、SDHCカード、MMC(静止画のみ対応)。50MBの内蔵メモリーもある。電源は容量1,150mAhのリチウムイオン充電池。バッテリーはLX2と同じだが、充電器は新型に変わっている。CIPA基準での撮影可能コマ数は380コマだ。

 なお、ストラップの取り付け方法がDMC-LX2は片吊りだったのに対して、本機は両吊りに変更されている。これは以前から要望が多かったらしいが、首にかけて持ち歩くのに便利な仕様となっている。


DMC-LX2(左)との比較。数字上の差は0.2インチでしかないが、縦横比の関係もあってかなり大きさが違う。ちょっと青みが強いのは気になるけど、この大画面は魅力的だ

記録メディアはSDカード系、内蔵メモリーも50MBある。電源はDMC-LX2と同じ容量1,150mAhのリチウムイオン充電池 手動ポップアップ式の内蔵ストロボ。接点付きのクイックシューも装備しているので、外部ストロボも装着できる

24mm F2からのズームレンズ

 搭載レンズはライカDC Varo-Summicron 5.1-12.8mm F2-2.8。35mmフィルムカメラ換算で24〜60mmに相当する。28〜112mm相当、F2.8〜4.9のDMC-LX2に比べると望遠側は物足りないが、広角好きにはけっこう魅力的な設定だ。しかも、広角端で1段、望遠端では2段近く明るいのも注目のポイント。感度を上げずに速いシャッターが切れる分、暗い場所での撮影に有利と言える。

 最短撮影距離は通常時が50cm、マクロやMF時などは広角端で1cm、望遠端で30cm。広角端で5cmまでだったDMC-LX2よりもかなり寄れるようになった。

 実写での画質はかなり上質。広角端の歪曲収差は一眼レフ用レンズでも滅多にお目にかかれないくらいにきれいに補正されているし、解像力も十分以上に高い。広角端、望遠端ともに、画面四隅は若干アマくなるが、不満に感じるほどではない。

 DMC-FX150は1/1.72型CCDで有効1,470万画素だから、ちょっと無理をしている感じがあったが、本機は撮像面をフルに使っているわけではないにしても1/1.63型CCDで有効1,010万画素。画素数を抑えて画素サイズに余裕を持たせている分、滑らかな画面に仕上がるし、階調性もいいように感じられる。


DC Vario-ElmaritからDC Vario Summicronに出世したレンズは24〜60mm相当でF2〜2.8の明るさ レンズ部側面のフォーカス切換スイッチ。マクロAFモードでは広角端で1cmまで寄れる

レンズ部上面のアスペクト切換スイッチ。マルチアスペクトなので、画面の縦横比を変えても画角が保たれるのがうれしい

 ついでにいうと、液晶モニターの縦横比は、初代のDMC-LX1が一般的な4:3だったのが、DMC-LX2ではCCDに合わせて16:9になり、本機では3:2になっている。単純に考えれば、これは3種類のアスペクト比の中間だからだろう。3:2比率にしておけば、16:9比率で撮るときも4:3比率で撮るときも画面の無駄が少なくてすむわけだが、コンパクト機で3:2比率というのはめずらしい以上のものがある。

 デジタルが当たり前になってから写真をはじめた方には4:3比率のほうがなじみ深いかもしれないが、フィルム時代からの感覚がしみついている目には、3:2比率のほうが落ち着くのである。コンパクト機でも3:2比率で撮れるカメラはたくさんあるが、3:2比率で撮りたくなるカメラは本機が初めてなのではないかと思う(3:2比率の撮像素子を搭載したシグマDP1なんかは別にしてだけど)。

 そういう意味では、3:2比率の画面が好きな人にはぴったりのカメラだと言える。また、フォーサーズ以外のデジタル一眼レフのサブ機的に使うのにもよさそうだ。


4:3比率の画面。画面の左右に余黒ができる 3:2比率の画面。液晶モニター画面がフルに使える 16:9比率の画面。画面の上下に余黒ができる

縦横比の違う3種類の画面を1シャッターで撮れるアスペクトブラケット機能 アスペクトブラケット時の画面。青が4:3、赤が3:2、緑が16:9をあらわしている

ワイコン装着で超広角18mmに

 いろいろなアクセサリーが用意されているのも本機の魅力。速写ケースタイプの本革ケース(残念ながら発売が延期されてしまった)のほか、光学ファインダー、ワイドコンバージョンレンズ、フィルターなどのほか、ガイドナンバー22の外部ストロボの発売がアナウンスされている。

 今回は外部光学ファインダー「DMW-VF1」と、ワイドコンバージョンレンズ「DMW-LW46」(およびレンズアダプターDMW-LA4)が借りられたので使ってみた。

 DMW-VF1は見た目どおりのマニアックなアイテム。切れのいいクリアな像が見られるし、タイムラグを短くできたり、カメラを顔で支えられる分手ブレを抑えやすかったりといった効果も期待できる。実売価格は2万4,000円ほどと高いうえに、3:2比率の広角端のみの対応というニッチさもあるので万人向けとは言えないが、持っているのが楽しくなるアイテムであるのは間違いない。


外部光学ファインダー。3:2比率の広角端のみという限定された条件でしか使えないが、見た目はマニアックだし、見え味もいい 外部光学ファインダー使用時にはONに。そうすると、液晶モニターが消灯となる。DISPLAYボタンを押すと液晶モニターに映像を表示させながら撮ることも可能

 DMW-LW46は0.75倍のワイドコンバージョンレンズで、本機と組み合わせると18mm相当の超広角撮影が可能となる。レンズ基部のリングを外してアダプターリングをネジ込み、そのうえにネジ込んで取り付ける。しっかり取り付けられるのはいいが、手間がかかるうえにメニューで切り替え操作もやらなくてはならないのでけっこう面倒くさい(ネジ込み式じゃなくバヨネット式にして、着脱に連動して自動的に切り替えもやってくれるとうれしい)。

 かなり強いタル型の歪曲収差が出るものの、コンパクト機でこれだけの超広角撮影が楽しめるのだから貴重な存在と言える。ただし、価格はやはり高くて、実売価格はアダプターリングが2,100円程度、ワイドコンバージョンレンズが1万9,500円程度である。予算にゆとりがあるなら一緒に買っておくとけっこう楽しめると思う。

 なお、このアダプターリングは46mm径フィルターを装着するのにも利用できる。純正では保護用のMCプロテクターのほか、薄枠仕様のPLフィルター(もちろん円偏光である)、NDフィルター(ND8)がある。


ワイドコンバージョンレンズ装着状態。アダプターリングもワイドコンバージョンレンズ自体もネジ込み式なので、着脱はけっこう辛気くさい ワイドコンバージョンレンズ使用時はここを切り替える必要がある(外したら戻さなくちゃいけない)。説明書には「設定するとW端に固定され、画質はワイドコンバージョンレンズに最適な設定になります」と書かれている。また、Exifの焦点距離の情報を変えてもいる

Q.MENUでオートフォーカスモードを追尾AFに設定したところ。中央の測距点でロックした被写体を、フレームが自動的に追いかけてピントを合わせつづけてくれる。けっこう便利 暗部補正はシャドー部のトーンを持ち上げることで、擬似的にダイナミックレンジを拡張できる機能。この夏発売のLUMIXから搭載されはじめた新機能だ

Q.MENUでオートフォーカスモードを追尾AFに設定したところ。中央の測距点でロックした被写体を、フレームが自動的に追いかけてピントを合わせつづけてくれる。けっこう便利 暗部補正はシャドー部のトーンを持ち上げることで、擬似的にダイナミックレンジを拡張できる機能。この夏発売のLUMIXから搭載されはじめた新機能だ

被写体の状態などからカメラが自動的に撮影シーンを判別して最適な撮影モードを選んでくれるおまかせiAも搭載 画質モードはJPEGのファインとスタンダードに加えて、RAW、RAW+ファイン、RAW+スタンダードが選べる

まとめ

 24mm F2の明るいライカDCレンズにマルチアスペクト、3:2比率の3型液晶モニターなど、筆者個人としてはかなりツボなカメラである。追尾AFや暗部補正、おまかせiAといった最新の便利機能も多彩にそろっている。

 DMC-LX2では1コマあたり19.6MBもあったRAW画像が、本機では11.1MB(3:2比率の場合)にまで圧縮されており、その分書き込み時間も短縮されている。シャッターボタンを押してから液晶モニター上のカードアクセスのアイコンが消えるまでの時間は、DMC-LX2(RAW+スタンダード)で5.1秒程度だったのが、本機(RAW+ファイン)は4.2秒程度(いずれもサンディスクExtreme III SDカード 2GB)。劇的にとは言えないまでも、かなりストレスは軽減できている。

 また、DMC-LX2では強制的にJPEG同時記録(スタンダード画質に固定されている)になっていたのが、本機ではRAWのみ、RAW+ファイン、RAW+スタンダードから選べるようになった。このあたりもRAWで撮るユーザーには便利になったところだ。

 望遠側が60mm相当止まりなのは間違いなく物足りないところだが、それを補ってあまりある広角の楽しさが本機の最大の魅力と言える。広角好きのカメラファンには見逃せないカメラである。


 

●作例

  • サムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像を別ウィンドウで表示します。


マルチアスペクト

 画面の縦横比を切り替えても画角が変わらないのがマルチアスペクトの特徴。どの画面比率で撮っても24mm相当の広角が使えるのが強みだ。

 新機能のアスペクトブラケット(という名称なわけではありませんけど)を使うと、1シャッターで3種類の画面比率の画像が撮れる。個人的にはあまり使わなそうな機能だが、作例撮り用には便利だったりする。


4:3比率
3,648×2,736 / 1/320秒 / F2.8 / -0.7EV / ISO80 / WB:オート / 5.1mm(24mm相当)
3:2比率
3,776×2,520 / 1/320秒 / F2.8 / -0.7EV / ISO80 / WB:オート / 5.1mm(24mm相当)

16:9比率
3,968×2,232 / 1/320秒 / F2.8 / -0.7EV / ISO80 / WB:オート / 5.1mm(24mm相当)

ワイドコンバージョンレンズ

 コンバージョンレンズが使えるコンパクト機は少なくないが、18mm相当の超広角撮影が可能なカメラは記憶にない。値段は高いし、歪曲収差もかなり目立つ。着脱に手間がかかるうえにメニュー切り替えも必要だし、ズームも広角端固定になってしまうなど、ちょっと面倒くさい部分もあるが、この画角の広さは快感だ。


ワイドコンバージョンレンズなし(24mm相当)
3,776×2,520 / 1/60秒 / F2 / -0.7EV / ISO80 / WB:晴天 / 5.1mm(24mm相当)
ワイドコンバージョンレンズあり(18mm相当)
3,776×2,520 / 1/60秒 / F2 / -0.7EV / ISO80 / WB:晴天 / 3.9mm(18mm相当)

後付のワイドコンバージョンレンズで18mm相当の画角だと考えればこれくらいの歪曲は許してあげるべきだろうが、マスターレンズの広角端のまっすぐさを見てしまうとつい愚痴りたくなる
3,776×2,520 / 1/40秒 / F2 / 0EV / ISO80 / WB:晴天 / 3.9mm(18mm相当)
四隅は像が崩れてしまっているし、エッジ部の色付きも目につくが、まあ我慢できる範囲
3,776×2,520 / 1/80秒 / F2 / 0EV / ISO80 / WB:晴天 / 3.9mm(18mm相当)

18mm相当の画角で、実効値はどうかは別にしてもF2の明るさ。暗いシーンでも感度を上げなくていいのは強い
3,776×2,520 / 1/8秒 / F2 / -1EV / ISO80 / WB:晴天 / 3.9mm(18mm相当)
ワイドコンバージョンレンズを付けても近接能力の高さはそのまま。レンズに触るくらいまで近づいてもピントが合う。
3,776×2,520 / 1/200秒 / F2.8 / -1EV / ISO80 / WB:晴天 / 3.9mm(18mm相当)

フィルムモード

 一眼レフの「DMC-L10」などと同じくフィルムモードを搭載しているのもDMC-LX2とは違うポイント。カラー6種類、モノクロ3種類から選択できる。各モードのコントラスト、シャープネス、彩度、ノイズリダクションを調整もできる。


DMC-LX2のカラーエフェクトと画質調整が本機では統合。DMC-L10などと同じフィルムモードに変更されている

スタンダード
3,776×2,520 / 1/25秒 / F2 / 0EV / ISO80 / WB:マニュアル / 5.1mm(24mm相当)
ダイナミック
3,776×2,520 / 1/25秒 / F2 / 0EV / ISO80 / WB:マニュアル / 5.1mm(24mm相当)

ネイチャー
3,776×2,520 / 1/25秒 / F2 / 0EV / ISO80 / WB:マニュアル / 5.1mm(24mm相当)
スムーズ
3,776×2,520 / 1/30秒 / F2 / 0EV / ISO80 / WB:マニュアル / 5.1mm(24mm相当)

バイブラント
3,776×2,520 / 1/25秒 / F2 / 0EV / ISO80 / WB:マニュアル / 5.1mm(24mm相当)
ノスタルジック
3,776×2,520 / 1/25秒 / F2 / 0EV / ISO80 / WB:マニュアル / 5.1mm(24mm相当)

スタンダードB&W
3,776×2,520 / 1/20秒 / F2 / 0EV / ISO80 / WB:マニュアル / 5.1mm(24mm相当)
ダイナミックB&W
3,776×2,520 / 1/25秒 / F2 / 0EV / ISO80 / WB:マニュアル / 5.1mm(24mm相当)

スムーズB&W
3,776×2,520 / 1/40秒 / F2 / 0EV / ISO80 / WB:マニュアル / 5.1mm(24mm相当)

ISO感度

 感度の設定範囲はISO80から3200まで、ISO100以上は1段刻みである。感度オートではISO80から400までの範囲となる。

 常用できる範囲はISO400までかなぁという印象。ISO800になると高感度ノイズのザラツキが気になりだすが、解像感の低下はあまりないので、小サイズのプリントや高感度が必要なシーンでの撮影には使えるだろう。

 ISO1600以上になるとノイズの粒の並び具合が人為的に感じられるのが目につき、ISO3200になると黒のシマリも悪くなる。ただ、ディテールの損失は小さいので、コンパクト機としてはいい部類に入ると思う。

 なお、シーンモードの高感度などではISO1600から6400の超高感度撮影が可能になる。ただし、記録画素数が少なくなるのと、ノイズ処理のせいで塗りつぶしたようなのっぺりした画面になってしまうのはイマイチな点だ。


感度設定時の画面。ベース感度はISO80とやや低めだが、明るいレンズが十分以上に補っていてくれる。最高感度はISO3200。AUTOはISO80-400の範囲となる


ISO80
3,776×2,520 / 1/25秒 / F2 / 0EV / WB:オート / 5.1mm(24mm相当)
ISO100
3,776×2,520 / 1/25秒 / F2 / 0EV / WB:オート / 5.1mm(24mm相当)

ISO200
3,776×2,520 / 1/50秒 / F2 / 0EV / WB:オート / 5.1mm(24mm相当)
ISO400
3,776×2,520 / 1/100秒 / F2 / 0EV / WB:オート / 5.1mm(24mm相当)

ISO800
3,776×2,520 / 1/125秒 / F2.8 / 0EV / WB:オート / 5.1mm(24mm相当)
ISO1600
3,776×2,520 / 1/250秒 / F2.8 / 0EV / WB:オート / 5.1mm(24mm相当)

ISO3200
3,776×2,520 / 1/500秒 / F2.8 / 0EV / WB:オート / 5.1mm(24mm相当)
高感度モード(ISO1600)
2,048×1,360 / 1/250秒 / F2.8 / 0EV / WB:オート / 5.1mm(24mm相当)

自由作例

階調やコントラスト再現がよく、シャープネスのかかりぐあいも繊細。ひと味違うんだよ、と主張している感じの画質だ
3,648×2,736 / 1/200秒 / F2.8 / -0.7EV / ISO80 / WB:オート / 5.1mm(24mm相当)
同じ縦位置でも、安定感のある4:3比率と違って、3:2比率はちょっと緊張感が出る。フィルム時代の感覚で構えられるのがうれしかったりする
3,776×2,520 / 1/125秒 / F2.8 / -0.7EV / ISO80 / WB:晴天 / 5.1mm(24mm相当)

望遠端は60mm相当と物足りないが、F2.8と明るいのはうれしい。その分、被写界深度は浅くなるので、通常のAFフレームではピントがアマくなるケースも。スポットAFのほうが狙ったポイントにきちんとピント合わせできるだろう
3,776×2,520 / 1/100秒 / F2.8 / -0.3EV / ISO80 / WB:晴天 / 12.8mm(60mm相当)
コンパクト機としてはダイナミックレンジは広いほう。有効1010万画素にあえて抑えた効果と言える
3,776×2,520 / 1/125秒 / F2 / 0EV / ISO80 / WB:晴天 / 5.1mm(24mm相当)

屋内の撮影では24mm相当の広角でF2の明るさは強い味方。しかも手ブレ補正内蔵なのだからうれしい
3,776×2,520 / 1/15秒 / F2 / 0EV / ISO80 / WB:晴天 / 5.1mm(24mm相当)
もしかしたらソフト的な補正との合わせ技なのかもしれないが、24mm相当の広角端でここまで歪みのない描写には驚かされる
3,776×2,520 / 1/160秒 / F2.8 / 0EV / ISO80 / WB:晴天 / 5.1mm(24mm相当)

使い込まれたドアノブをマクロ域で(ほんとはもっともっと寄れるけど)。鋳物の質感がかなりいい
3,776×2,520 / 1/160秒 / F2.8 / +0.7EV / ISO80 / WB:晴天 / 5.1mm(24mm相当)
絞り開放でもそれほど周辺光量低下は気になるほどではないが、シャッター速度が1/125秒程度以上となる条件ではF2.8になっているケースが多かった。1段絞ってより均一な明るさにしたいからかもしれない
3,648×2,736 / 1/400秒 / F2.8 / 0EV / ISO80 / WB:晴天 / 5.1mm(24mm相当)

フェンスの隙間から手を伸ばして撮ったカット。シャープだし、立体感もきれい
3,776×2,520 / 1/200秒 / F2.8 / -0.3EV / ISO80 / WB:晴天 / 12.8mm(60mm相当)
大きなハスの葉がわさわさと茂っていて、水中の魚とかは暗くて困ってやしないかと心配になる。ソフトボール級のツボミも埋もれてしまいそうな感じだ
3,968×2,232 / 1/160秒 / F2.8 / -0.3EV / ISO80 / WB:晴天 / 12.8mm(60mm相当)

DMC-LX2は16:9比率の画面が基本だったが、本機は液晶モニターが3:2比率なこともあって、個人的に使用頻度はかなり低くなってしまった
3,968×2,232 / 1/125秒 / F2.8 / -1EV / ISO80 / WB:晴天 / 5.4mm(25mm相当)
コンクリート製らしいオブジェ。表面のざらついた感じがけっこうリアル。陰影もきれいだ
3,776×2,520 / 1/30秒 / F2.8 / 0.3EV / ISO80 / WB:オート / 12.8mm(60mm相当)

MFでめいっぱいの1cmまで寄って撮ったカット。被写界深度を稼ぎたかったので、マニュアル露出で絞りF8まで絞り込んでいる。糸の毛羽立ちまで見えてしまう解像力は見事
3,776×2,520 / 2秒 / F8 / ISO80 / WB:マニュアル / 5.1mm(24mm相当)


URL
  パナソニック
  http://panasonic.co.jp/
  製品情報
  http://panasonic.jp/dc/lx3/

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北村智史
(きたむら さとし)1962年、滋賀県生まれ。国立某大学中退後、上京。某カメラ量販店に勤めるもバブル崩壊でリストラ。道端で途方に暮れているところを某カメラ誌の編集長に拾われ、編集業と並行してメカ記事等の執筆に携わる。1997年からはライター専業。最初に買ったデジタルカメラはキヤノンPowerShot S10。 ブログ:http://ketamura08.blog18.fc2.com/

2008/09/03 00:26
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