RAWで撮ったら現像だ。GX100には、Windowsで動作する画像・ビデオビューワー&エディターソフト「Irodio Photo & Video Studio」が同梱されており、これを使ってDNGファイルの現像が可能になっている。今回は「Irodio Photo & Video Studio」と「SILKYPIX Developer Studio 3.0」、さらに正式対応ではないが「Adobe Photoshop Lightroom」の3種類のソフトでDNGファイルを現像してみた。
Irodio Photo & Video Studio
ホワイトバランスのほか、シャープネスやトーンカーブを調整することもできる
GX100の同梱ソフトということで、「Irodio Photo & Video Studio」では起動直後の設定のまま現像し、JPEGで保存。ほかのふたつのソフトもほぼデフォルトの設定にした。
私がいちばん興味を持っていたのは、カメラ側で現像されたJPEGのノイズを、同時保存のDNGファイルを現像することでどのくらい除去できるかだ。結果として私の好みに最も合うのは「SILKYPIX Developer Studio 3.0」だった。「Irodio Photo & Video Studio」は、カットによってはシャドー部分の粒状感が増加したように思える。