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【新製品レビュー】リコー Caplio GX100

〜驚きの19mm! 超広角を楽しめるハイエンドコンパクトデジカメ
Reported by 小山 安博

 リコーのコンパクトデジタルカメラ「Caplio GX」シリーズに、最新モデルの「Caplio GX100」が登場した。GXシリーズといえば、広角28mmスタートのレンズを搭載し、マニュアル露出が可能なのが特長だったが、GX100ではさらに広角を強化し、新しい使い勝手を実現したモデルだ。


広角24mm、オプションで超広角19mmをサポート

 GX100の注目は、なんと言っても35mm判換算で24mmからの光学3倍ズームレンズを搭載した点。GXシリーズはもともと28mmからのレンズを搭載していたが、パナソニックのLUMIXシリーズを始め、28mmスタートのコンパクトデジカメはけっこうなモデル数が市場に出回っている。

 しかし今回、GX100は24〜72mmのレンズを採用し、より広角に強くなった。今、市場で手軽に購入できる一番の広角デジカメといえばコダックの「EasyShare V705」だろうが、V705がワイド端で23mmなので、それに迫る広角を実現している。

 28mmぐらいだと単純に撮れる範囲が広く感じるぐらいであまり深く考えなくても撮影できるが、24mmとなると逆にちょっと広角過ぎて使いこなしが難しいレベルではある。


このサイズで24mmという広角をサポートする点がメリット。レンズバリアがないのが残念
本体上部。GR DIGITALと同程度のサイズを実現。一般的な薄型コンパクトデジカメのようにフラットなデザインではないが、持ち歩きに苦のないサイズだ

 GX100は、特にディストーションが少ないわけでもなく、一部のデジカメに搭載されているような歪みの補正機能も搭載されていないので、広角特有の歪みが素直に出る。広い範囲が撮れるからといって、室内の集合写真で広角いっぱいに人物を入れると、周辺の人が歪んで写ってしまうなど、撮影には注意すべき点もある。

 しかし、普通のコンパクトデジカメで考えると超広角といってもいい画角は、撮っていて楽しくなること請け合いだ。意図して使えば、広角ならではのパースペクティブが楽しく、ディストーションも写真の効果として面白い。うまく使いこなすのは難しいが、いろいろ試行錯誤を繰り返して撮影すれば、超広角の醍醐味が味わえるだろう。もちろん、小難しく考えなくても、(画面の端に人物を配置しなければ)単純に広い範囲が撮影できるカメラとして十分楽しめるとは思う。


もちろんけっこうなサイズアップだが、それでも広角19mmということを考えれば許容できる感じ
 GX100では、さらにオプションでワイドコンバージョンレンズ「DW-6」も用意。これを装着することで19mmという超広角撮影を実現する。ここまで来ると唯一無二の存在という感じである。ワイコンはアダプター経由で装着するが、いずれも極端に大きいわけではなく、持ち歩きもどうにか許容できるレベル。

 GX100にはレンズバリアがなく、レンズキャップを装着する必要がある。これが2点で止めるバネ式で、キャップをつけたまま電源を入れると警告表示が出てあわてる。ワイコンを装着している場合、ワイコンのキャップを外さずに起動した場合は、単に表示が真っ暗になるだけなので、個人的には精神衛生上、こちらの方がいい。


横から見たところ
ワイコンを装着して横から

 そもそもレンズバリアであれば、キャップの外し忘れやキャップの紛失がなくなるので残念だったところ。GR DIGITALがレンズバリアを採用していたので、ますます惜しい。

 アダプターにはラバー製の花形フードが同梱されており、ワイコンを装着しないときにはフードをつけて撮影することができる。アダプタをつけるとGX100のコンパクトさがスポイルされてしまうが、極端に大型化するわけでもないのでガマンはできる。アダプタには、43mm径のフィルターを装着することも可能だ。

 ワイコンを装着すると、ワイド端が24mmから19mmとさらに広くなり、ますます使いづらい画角になる。しかし、使ってみるととにかく面白い。コンパクトデジカメのワイコンの中にはちょっと驚くぐらい大型のものもあるが、実用的なサイズでもあり、持っておいても損はないと思う。

 さらにGX100のレンズは、光学3倍ながらズームレンズである点もポイントだろう。コダックのV705は23mmの単焦点とズームレンズを組み合わせる手法でコンパクトさを実現しているが、GX100は通常の光学3倍ズームレンズでありながら、それでも十分コンパクトなサイズに収めた。レンズの焦点距離は35mm判換算で24〜72mmで、F値はF2.5〜F4.4だ。

※サムネールをクリックすると、等倍の画像を別ウィンドウで開きます。
※サムネール下のデータは、記録解像度(ピクセル)/露出時間/絞り/感度/露出補正値/ホワイトバランス/実焦点距離を表します。


【19mm相当】
3,648×2,736ピクセル / 1/400秒 / F5.7 / ISO64 / 0EV / WB:オート / 4mm
【22mm相当】
3,648×2,736ピクセル / 1/400秒 / F5.4 / ISO64 / 0EV / WB:オート / 4.7mm
【24mm相当】
3,648×2,736ピクセル / 1/400秒 / F5.7 / ISO64 / 0EV / WB:オート / 5.1mm

【28mm相当】
3,648×2,736ピクセル / 1/400秒 / F6 / ISO64 / 0EV / WB:オート / 6mm
【35mm相当】
3,648×2,736ピクセル / 1/400秒 / F6.5 / ISO64 / 0EV / WB:オート / 7.3mm
【50mm相当】
3,648×2,736ピクセル / 1/320秒 / F7 / ISO64 / 0EV / WB:オート / 10.5mm

【72mm相当】
3,648×2,736ピクセル / 1/320秒 / F7.9 / ISO64 / 0EV / WB:オート / 15.3mm

セットアップ画面からデジタルズーム切替で「オートリサイズ」を設定する。「通常」だと、画質が劣化するデジタルズームになる
 広角に強いぶん、望遠側の焦点距離が物足りないのは致し方ないところ。いざというときはデジタルズームを活用できるが、メニュー設定から「オートリサイズ」に設定しておくと、画像の中央部を切り出す形で疑似的にズーム倍率を向上させることも可能になる。

 しかもこれの良いところは、最大画素数で撮影していても、自動的に画素数を下げてくれるところ。もちろん、後からPCでリサイズすればいいのだが、手軽にズーム倍率をアップさせられる点で活用してもいいだろう。これを使って最大倍率までズームすると、(疑似的に)288mmまでのズームが可能になる。このときの画素数は100万画素相当だ。


GR DIGITALそっくりの外観

「CAPLIO」のロゴが目印
 GX100はCaplio GXシリーズということで、ハイエンドコンパクト「GR DIGITAL」とは別のシリーズではある。しかし、ボディのデザインはCaplio GX8の後継というよりはGR DIGITALの後継(というか姉妹機)といった面持ち。一見するとGR DIGITALと思うほど似ている。

 ボディデザインの割に大ぶりなグリップには、ラバーが巻かれて滑りにくく、感触もいい。本体上部にはモードダイヤルとシャッターボタン、その前方にはアップダウンダイヤルが配置されており、絞りを快適に変更できる。


ブラックボディといい、グリップのラバーといい、GR DIGITALそっくり
ストロボをポップアップさせたところ

 前面をGR DIGITALと比べると、レンズ周りのデザインが多少異なるほか、内蔵ストロボがレンズ上部に配置され、「CAPLIO」のロゴがプリントされている。内蔵ストロボの形状も異なっている。まったく同じデザインとはいえないが、GR DIGITALのデザインが好きな人であればこちらも気に入るはずだ。

 背面はさらに似ている。ズームレバーやADJ.(アジャスト)レバー、十字キー+OKボタン、再生ボタン、セルフタイマーボタン、ディスプレイボタンといったボタンとその配置はGR DIGITALとまったく同じ。十字キー上にシーンモード切替、右にストロボが設定されている点は異なるが、見た目はほとんど一緒だ。ちなみに、単焦点だったGR DIGITALはズームレバーでデジタルズーム動作だったが、GX100では通常の光学ズームで利用する。

 上部右側にはモードダイヤル、シャッターボタン、電源ボタン、アップダウンダイヤルを配置。モードダイヤルの構成はちょっと変更され、2つのマイセッティングモードが選べるようになった。モードダイヤルをシーンモードに合わせると、十字キー上でシーンを選択できる。シーンモード以外では十字キーの上ボタンがなんの機能もしないのはちょっともったいない。

 また、十字キーの左にレビューボタン、その上に再生ボタンを配置。再生ボタンを押して再生中でも、シャッターボタン半押しで撮影モードに移行できるし、ボタンの位置も近いので、ちょっとレビューボタンの存在意義に疑問を感じる。

 上部左側にはストロボのポップアップスイッチとファンクションボタンが新設された。ファンクションボタンはショートカットキーとして利用でき、AF/MFの切り替えやAEロック、露出補正、ISO感度、ホワイトバランスなどを割り当てられる。


モードダイヤル以外は、GR DIGITALと同じデザイン
本体背面。VF/LCDボタンが特徴。後述する液晶ビューファインダーを装着した際に液晶モニターとビューファインダーの表示を切り替えるボタンだ

ファンクションボタンは、片手持ちだと使いづらいが、両手持ちなら気軽に使える
ファンクションボタンはセットアップ画面から設定する。頻繁に使う露出補正やホワイトバランスはADJ.レバーに割り当てた方がいいと思う

 リコーのデジカメの特長であるADJ.レバーは、GR DIGITALでは回転式だったが、GX100ではレバー式になっていて、回転はしない。ADJ.レバーはマニュアル露出時にシャッタースピードの変更にも利用するが、回転しなくなったために、一方に倒して値を変更する。一度に大きく値を変更したいときは、レバーを倒し続けると連続的に値が変わるが、回転式と比べるとやや操作性が犠牲になっているように感じる。

 ADJ.レバーを押してADJ.モードにすると、4種類の撮影機能を設定できる。4種類の機能は変更可能で、露出補正やホワイトバランス、ISO感度、画質設定、フォーカス、測光方式、連写などから選択できる。好きな機能を好きな順番に設定するといいだろう。ADJ.レバーを押した後、十字キーとOKボタンでも操作はできるが、ADJ.レバーを左右に倒して項目間を移動、アップダウンダイヤルで設定値を変更するのが一番手っ取り早い。

 ADJ.レバーとファンクションボタンを使うことで、合計5つの設定を割り当てられるわけで、十字キーに割り当てられている機能が少ない分、これでカバーできる。ADJ.レバーで設定を行い、撮影後にもう一度ADJ.レバーを押すと、先ほど設定していた機能がまた選択された状態で表示されるので、設定を変更しながらの撮影もしやすい。

 基本的にはGR DIGITALと外観、操作性はあまり変わらないので、GR DIGITALのユーザーでも違和感なく使える。GR DIGITALは単焦点ならではのレンズの良さがウリなので単純な比較はできないが、より広角に強く、3倍までの光学ズームも備える利便性はGX100のメリットだ。


ADJ.レバーを押し込むとADJ.モードになって撮影設定を素早く変更できる
ADJ.モードに設定できる機能はセットアップ画面から変更可能。通常はADJ.モードで設定を変更後、OKボタンを押す必要があるが、「ADJシャッターボタン確定」を設定しておくと、シャッターボタン半押しで設定が確定される

液晶ビューファインダーで新しい使い勝手

液晶ビューファインダーを装着し、上方向にチルトしたところ
 GX100のもう1つの特徴は付属の着脱式液晶ビューファインダー(EVF)。GR DIGITALは光学式ファインダーを外付けすることができたが、こちらはEVFのため、撮影情報を表示でき、視野率100%でパララックス(視差)もない。

 ビューファインダーは上部のアクセサリーシューに接続する形で、背面のボタン操作で液晶モニターとビューファインダーの表示を切り替える。ビューファインダー自体は20.1万画素相当、リフレッシュシートは60fpsとのことで、追従性も良く、明るく見やすいが、やはり液晶ではあるので、細かいピント合わせを行なえるレベルではないと感じた。

 しかし、最大の特徴はEVFがチルトする点だ。接眼部が90度上方向に稼働するため、ちょうどファインダーを見下ろす感じで撮影できる。可動式の液晶モニターを採用したデジカメの方がこうした撮影の場合は楽だが、ファインダーを覗き込んで撮影する、という行為が面白い。外光が明るすぎて液晶モニターが見えにくいときにも、EVFは役に立つ。

 ちなみに、ファインダーをチルトアップして撮影する場合は、カメラを握るような感じで、親指でシャッターボタンを押すようにすると撮影しやすい。


ビューファインダーを装着するとバッグに入れて持ち歩くときにちょっと不便
こんな感じで構えてファインダーをのぞくと、上を見上げなくても撮影ができる

スクエアフォーマットに設定すると、両端が切り取られる形。PCでの後処理でも同じ結果が得られるが、構図を決める時点でスクエアの方が楽しい
 GX100では、撮影画像サイズが通常の4:3に加えて、デジタル一眼レフカメラと同じ3:2(3,648×2,432ピクセル)と1:1(2,736×2,736ピクセル)を選択することができる。この中で特に1:1が面白い。スクエアフォーマットで撮影できることになり、ファインダーをチルトアップして覗き込んで撮影していると、二眼レフカメラのような感覚になる、というわけだ。

 ファインダーをチルトアップして、親指でシャッターボタンを押すようにしていると、けっこういろいろな体勢で取りたくなる。単純に覗き込むだけでなく、そのまま顔を上げて正面を向けると自動的にカメラは天井を向くので、顔を見上げなくても上部の撮影できたり、そのままカメラを縦持ちにすると真横を撮影できたり、顔を動かしながら自由な角度で撮影できるのも魅力。スクエアフォーマットには縦位置/横位置の違いがないので、どんな体勢で撮影しても支障が出ないのも面白い。

 この2つを組み合わせることで、独特の撮影ができる。二眼レフカメラになじみがない(筆者のような)ユーザーにはなかなか扱いが難しいが、使ってみるとけっこう楽しい。デジカメだといくらでも撮影できるので、いろいろと研究したくなる。


RAW撮影にも対応、使い勝手のいい充実した撮影機能

高感度設定オート
 撮影では、オート撮影モードとプログラムAE、絞り優先AE、マニュアル露出、シーンモードから選べる。プログラムオートでは、一度シャッターボタンを半押して露出を確定した後、半押しを解除してアップダウンダイヤルを回すことでプログラムシフトができる。

 絞りはワイド端でF2.5〜F9.1、テレ端でF4.4〜F15.8の12段階。シャッタースピードは180、120、60、30、15、8、4、2、1〜1/2,000秒と幅広い。

 ISO感度はISO80〜ISO1600まで選べるほか、オートISO感度と高感度設定オートの2種類のオートモードも用意。オートISO感度ではISO200までしか上がらないが、高感度設定オートではメニュー設定から感度上限を設定でき、ISO400/800/1600から選択できる。なお、オートISO感度の場合、最低感度のISO64はなぜか選択されず、ISO100以上の値になる。


手ブレ補正は撮影設定から変更する
 画質を重視するならISO400ぐらいまでで止めておきたいが、手ブレ・被写体ブレを嫌う場合はISO800かISO1600を選んでもいいだろう。ただ、CCDシフト方式の手ブレ補正機能も搭載しているので、手ブレはこれで多少補える。ただ効果はシャッタースピード2段分程度ということで、やや弱め。実際、そのぐらいの効果という感じで、決して過信はできないが、ないよりははるかに便利なので、手ブレを防ぐだけであればISO400までに抑えて撮影してみてもいいだろう。

 撮影機能で便利なのはモードダイヤルに用意された2種類のマイセッティング。自由に撮影設定を指定し、その上でメニューから「マイセッティング登録」を行なえば、その時の設定が記憶される仕組み。ADJ.レバーを使った設定も便利だが、特定の状況に最適な撮影設定をあらかじめ登録しておけば、素早く設定を使い分けられて便利だ。

 RAW画像での撮影も可能。RAWは画質もよく後処理の幅も広くなるし、最近はRAW現像ソフトも豊富になっている。リコーのRAW画像は、Adobe Systemsが開発したDNGフォーマットを採用しており、RAW現像ソフトがカメラごとの対応をする必要がないのはありがたい。

 RAW利用時は、連写やブラケット撮影は行なえなくなる。記録に時間がかかるためで、パナソニックのPRO HIGH-SPEED 2GBを使った場合で、撮影シーンによって異なるが約6秒ほど(実測)の時間が必要だった。スポーツ撮影や動き回る動物、子どもを撮影するには苦しいが、1枚1枚をじっくり狙って撮影するのであれば耐えられないほどではないと感じた。とはいえ、個人個人で感じ方が異なる判断の難しいレベルではある。ちなみに、26MBの内蔵メモリへのRAW画像記録時間は、正直言って耐えられないレベルであった。

 とはいえ、RAWで撮影できるメリットは、PCでの後処理の自由度の高さだ。こうしたコンパクトデジカメだと、暗部や青空、高感度時でのノイズが気になることも多いが、たとえばノイズ処理に優れた「SILKYPIX Developer Studio 3.0」あたりを利用すれば、かなりノイズの少ない画像を得ることができるので、ノイズを気にせず写真を撮れる。

 リコー特徴のワイド端でレンズ前1cmまで近寄れるマクロ機能は健在。AF動作時や光学ズームの動作音は相変わらずだし特に速くもないが、ガマンできないほどではない。マクロモードに設定すると、ADJ.モードにAFポイントの移動が追加され、十字キーで自由にAFポイントを移動できる。三脚を使ったマクロ撮影時などで力を発揮する。


再生時の1コマ表示。詳細表示にすると細かい情報まで表示される
 液晶モニターは2.5型23万画素。視野角は170度ということで、上下左右から見てもまずまずよく見える。ディスプレイボタンを長押しすると輝度を最大にすることもできる。

 再生時は、前後の画像が小さく表示される3画面表示と1画面12コマのサムネイル表示が可能。画像の編集機能は相変わらずシンプルというか、特に特徴的な機能はあまりなく、斜めから撮影した名刺などを補正してくれる斜め補正機能とリサイズ機能を搭載するぐらい。


3コマ表示
サムネイル表示

バッテリーの持ち時間はまずまず。単4形乾電池×2が使える点もうれしい
 バッテリーは付属の充電池に加え、単4乾電池×2が使える点が特徴で、出先でバッテリーが切れた場合でも、コンビニエンスストアなどで簡単に電源が入手できるのはいい。付属の充電池での撮影可能枚数は約380枚(CIPA規格)と、最近のコンパクトデジカメの中では優秀な方で、1泊2日ぐらいであればギリギリ持つ印象。単4アルカリ乾電池では約35枚(同)と少ないが、いざというときには助かる。

 GX100は、とにかく広角の楽しさが存分に味わえるカメラだ。スペックとしては申し分なく、質感も十分で、GR DIGITALが欲しかったけど、やはりズームレンズがあれば良かった、という人には間違いなくおすすめだし、広角をもっと楽しみたいという人にも十分楽しめるカメラに仕上がっている。

 AFも(マクロモードでなければ)そんなに遅くはないし、動画撮影機能も連写機能もあるのだが、個人的にはじっくりゆっくり風景や静物を撮影するカメラとして使いたいと感じた。


ISO感度別作例

【ISO80】
3,648×2,736ピクセル / 1/8秒 / F3.4 / ISO64 / 0EV / WB:オート / 10.1mm
【ISO100】
3,648×2,736ピクセル / 1/10秒 / F3.4 / ISO100 / 0EV / WB:オート / 10.1mm
【ISO200】
3,648×2,736ピクセル / 1/20秒 / F3.4 / ISO200 / 0EV / WB:オート / 10.1mm

【ISO400】
3,648×2,736ピクセル / 1/40秒 / F3.4 / ISO400 / 0EV / WB:オート / 10.1mm
【ISO800】
3,648×2,736ピクセル / 1/80秒 / F3.4 / ISO800 / 0EV / WB:オート / 10.1mm
【ISO1600】
3,648×2,736ピクセル / 1/125秒 / F3.8 / ISO1600 / 0EV / WB:オート / 10.1mm

【ISO154(ISOオート)】
3,648×2,736ピクセル / 1/15秒 / F3.4 / ISO154 / 0EV / WB:オート / 10.1mm
【ISO566(高感度設定オート)】
3,648×2,736ピクセル / 1/50秒 / F3.4 / ISO566 / 0EV / WB:オート / 10.1mm

作例

3,648×2,736ピクセル / 1/310秒 / F4.4 / ISO100 / 0EV / WB:オート / 15.3mm
3,648×2,736ピクセル / 1/133秒 / F2.7 / ISO100 / 0EV / WB:オート / 4.7mm

3,648×2,736ピクセル / 1/500秒 / F5.6 / ISO64 / 0EV / WB:オート / 15.3mm
3,648×2,736ピクセル / 1/640秒 / F5.1 / ISO64 / 0EV / WB:オート / 5.1mm

3,648×2,736ピクセル / 1/73秒 / F2.5 / ISO100 / 0EV / WB:オート / 4mm
3,648×2,736ピクセル / 1/52秒 / F2.6 / ISO100 / 0EV / WB:オート / 4.3mm

3,648×2,736ピクセル / 1/79秒 / F2.6 / ISO100 / 0EV / WB:オート / 5.5mm
3,648×2,736ピクセル / 1/1870秒 / F7.2 / ISO100 / 0EV / WB:オート / 4mm

3,648×2,736ピクセル / 1/100秒 / F4.4 / ISO100 / 0EV / WB:屋外 / 15.3mm
3,648×2,736ピクセル / 1/500秒 / F6.5 / ISO100 / 0EV / WB:屋外 / 5.1mm

3,648×2,736ピクセル / 1/1,000秒 / F8.1 / ISO100 / 0EV / WB:屋外 / 4mm
3,648×2,736ピクセル / 1/400秒 / F5.7 / ISO100 / 0EV / WB:屋外 / 5.1mm

3,648×2,736ピクセル / 1/13秒 / F2.5 / ISO64 / 0EV / WB:オート / 4mm
3,648×2,736ピクセル / 1/125秒 / F2.9 / ISO64 / 0EV / WB:オート / 4mm

3,648×2,736ピクセル / 1/5秒 / F2.5 / ISO64 / 0EV / WB:オート / 5.1mm
3,648×2,736ピクセル / 1/25秒 / F4.4 / ISO800 / 0EV / WB:オート / 15.3mm

3,648×2,736ピクセル / 1/320秒 / F5.7 / ISO100 / 0EV / WB:オート / 8.8mm
3,648×2,736ピクセル / 1/400秒 / F4.6 / ISO100 / 0EV / WB:オート / 5.1mm

3,648×2,736ピクセル / 1/203秒 / F6.5 / ISO100 / 0EV / WB:オート / 5.1mm
3,648×2,736ピクセル / 1/125秒 / F6.5 / ISO100 / 0EV / WB:オート / 5.1mm

3,648×2,736ピクセル / 1/440秒 / F3.5 / ISO100 / 0EV / WB:オート / 8.3mm
2,736×2,736ピクセル / 1/440秒 / F5.7 / ISO100 / 0EV / WB:オート / 4mm

2,736×2,736ピクセル / 1/310秒 / F5.9 / ISO100 / 0EV / WB:オート / 5.5mm / モノクロ
3,648×2,432ピクセル / 1/380秒 / F3.2 / ISO100 / 0EV / WB:オート / 5.1mm

3,648×2,432ピクセル / 1/380秒 / F3.2 / ISO100 / 0EV / WB:オート / 5.1mm
3,648×2,432ピクセル / 1/640秒 / F7.4 / ISO100 / 0EV / WB:オート / 9.4mm

3,648×2,432ピクセル / 1/640秒 / F8.1 / ISO100 / 0EV / WB:オート / 4mm


URL
  リコー
  http://www.ricoh.co.jp/
  製品情報
  http://www.ricoh.co.jp/dc/caplio/gx100/

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【実写速報】リコー Caplio GX100(2007/04/25)

【お詫びと訂正】記事初出時、感度比較作例で「ISO64」と表記しましたが、「ISO80」の誤りでした。お詫びして訂正させていただきます。




小山 安博
某インターネット媒体の編集者からライターに転身。無節操な興味に従ってデジカメ、ケータイ、音楽プレーヤー、コンピュータセキュリティなどといったジャンルをつまみ食い。軽くて小さいものにむやみに愛情を感じるタイプ。デジカメ、音楽プレーヤー、PC……たいてい何か新しいものを欲しがっている。

2007/05/08 00:44
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