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魚眼と超広角で写し取る圧倒的スケールの星景美
10mm F2.5 Fisheye、6mm F2.8 CIRCULAR FISHEYE、9mm F2.8
- 提供:
- 株式会社焦点工房、E&Iクリエイション株式会社
2026年9月25日 12:15
夜が涼しくなり、星空が美しく輝く季節になってきました。そこで、星景を鮮明に写し取るためのレンズ3本を厳選します。2本の魚眼と1本の超広角がもたらす圧倒的なスケール感。緻密で豊かな表現の可能性に天体写真家の北山輝泰さんが迫ります。
※本企画は『デジタルカメラマガジン2026年10月号』より転載・加筆したものです。
185°の広い画角で世界を写し込む
10mmという焦点距離で185°の広い画角を持つ、フルサイズ対応のAF対角魚眼レンズ。MF主体の魚眼市場において、AFの手軽さはそれだけで大きな強みと言える。黒を基調とした端正な鏡筒に、後玉付近の薄いシルバーラインが映え、上質な所有欲を満たしてくれる。開放F2.5の明るさは星景撮影で使いやすく、暗い夜空でも無理のないシャッター速度を選択できる。
最大の醍醐味は、広大な画角と特有のダイナミックな湾曲描写にある。広い範囲の星空を1枚に収めて、天の川や流星群をダイナミックに表現したり、前景の被写体に大胆に近寄って存在感を強調しながら、背景の星空まで広く写し込むなど表現の自由度は高い。縦構図で地上の被写体と天の川を大胆につなげる表現も楽しめる。
流星群のように出現位置を予測できない被写体でも、広範囲を一度に記録できる魚眼との相性が良い。F2.5の明るさも暗めの流星を捉える上で心強い。周辺部ではコマ収差が多少見受けられるものの、魚眼ならではの大胆な描写を楽しむ上では、大きく気にならなかった。日中もAFを生かして軽快にスナップを楽しめ、バッグに忍ばせておけば作品の引き出しが格段に増える。強烈なデフォルメを作品に採り入れたい人におすすめの1本だ。
天に広がる星空を丸く包み込む
6mm、画角220°という圧倒的な視野を持つフルサイズ対応のMF円周魚眼レンズ。撮影すると円形の像として記録され、正面だけでなく真横や足元に近い範囲まで写り込む。金属製の鏡筒はコンパクトで、約340gと持ち歩きやすい。
MF専用だが、ピントリングを無限遠に合わせればほぼ星にピントが合うため、微調整が必要なAFレンズよりも星空のピント合わせは容易だ。開放F2.8の明るさも相まって、天頂へ向ければ夜空全体を包み込む圧巻の全天写真が完成する。
アーチ状の天の川や全天を包むオーロラなど、このレンズでしか描けない世界が存在する。三脚や足元の写り込みにさえ注意すれば、日常の星景を唯一無二の芸術へと様変わりさせてくれる。
ゆがみなく広がる超広角の世界
35mm判換算で13.5mm相当となるAPS-C専用の超広角単焦点レンズ。111.4°の画角を持ちながら直線が曲がらない優れた歪曲補正により、地上風景と星空をナチュラルに切り取れるのが大きな魅力だ。
開放F2.8の明るさがあるため、空が暗い場所での星空撮影でも扱いやすい。フルサイズ機に比べ装備を大幅に軽量化できるため、遠征時や登山でも真価を発揮するだろう。流星群を狙うサブ機としてもバッグの隙間に収まり重宝するはずだ。デフォルメに頼らず、広大な星空をありのまま切り出したい人に自信をもっておすすめしたいレンズだ。













