写真展告知

鋤田正義写真展「SUKITA:Rare and Unseen」

ブリッツ・ギャラリー(目黒)7月28日~10月11日 事前予約制

“David Bowie, Just for One Day, Tokyo,1977”(c)Sukita

鋤田正義は1938年福岡県生まれ。1970年からフリーとして活躍しています。デヴィッド・ボウイと深い親交があり、彼を約40年以上にわたり撮り続けました。ボウイをはじめ、イギー・ポップ、マーク・ボラン、YMOといった世界的アーティストの撮影で知られていますが、ドキュメンタリーからファッション、広告、映画、音楽まで幅広く活動しています。2018年には鋤田の軌跡をたどる初のドキュメンタリー映画“SUKITA”(刻まれたアーティストたちの一瞬)が公開されました。

本展は鋤田のキャリアを本格的に回顧する写真集「SUKITA:ETERNITY」(ACC Art Books/玄光社)の世界同時発売を記念して開催する写真展です。本写真集の刊行に際して作品アーカイブスを調査する過程で新たに発見された貴重なヴィンテージ作品(撮影当時に鋤田本人がプリントした作品)を中心に、新刊写真集収録のエディション付き代表作品など、あわせて25点余りの作品を展示いたします。

なお本展は、新型コロナウイルス感染防止対策を行ったうえで、当面は事前予約制にて開催いたします。8月22日以降の対応につきましては、状況によって判断いたします。イベント等の開催が決まりましたら発表いたします。

写真展情報

David Bowie, Dawn of Hope, 1973”(c)Sukita
“David Bowie, February, 1992, Tokyo”(c)Sukita
“T-Rex, Get it on, London, 1972”(c)Sukita

会場

ブリッツ・ギャラリー
東京都目黒区下目黒6-20-29

開催期間

2021年7月28日(水)~10月11日(月)

開催時間

13時00分~18時00分

休廊

月曜日(最終日を除く)・火曜日

入場料

無料(事前予約制:申し込みはWebサイトから)

作者プロフィール

鋤田 正義(Masayoshi Sukita, 1938-)は福岡県生まれ。1970年からフリーとして活躍しています。特にデヴィッド・ボウイ(1947-2016)と深い親交があり、彼を約40年以上にわたり撮り続けたことでも知られています。

70年代のはじめ、鋤田は気鋭の若者文化や音楽に惹かれニューヨークやロンドンに撮影に出かけます。1972年の夏にT・レックスのマーク・ボランやボウイを撮影。1977年にはボウイのアルバム“ヒーローズ”のカバーを撮影、同作を鋤田は自身のベスト作品だと考えています。それ以降も、ドキュメンタリーからファッション、広告、映画、音楽まで幅広く活動。「氣 デヴィッド・ボウイ」、「David Bowie×Masayoshi Sukita Speed of Life」、「T.Rex 1972」、「YELLOW MAGIC ORCHESTRA×SUKITA」、「SOUL 忌野清志郎」他、多数の写真集を発表しています。

鋤田のボウイのイメージは、ヴィクトリア&アルバート美術館の訪問者数記録を塗り替えた「DAVID BOWIE is」展でも特集されています。(17年1月に東京にも巡回)鋤田は近年ロンドン、パリ、ボローニャ、メルボルン、ニューヨーク、ベルリンなどで相次いで写真展を開催。2018年には鋤田の軌跡をたどる初のドキュメンタリー映画「SUKITA(刻まれたアーティストたちの一瞬)」も公開されました。

日本でも多くの写真展を開催していますが、近年は2018年春の鋤田正義写真展「ただいま。」(直方谷尾美術館)、2019年春の「鋤田正義写真展 in 大分2019」(大分市アートプラザ)など、故郷九州での開催が続いています。