写真展告知
チームおばけ写真展：CLIP 1
2019年8月22日 12:01
東京都立総合芸術高等学校出身の5名によるプロジェクト。"日常と非日常のせめぎあい"を表現しよう、という試みだ。このプロジェクトは東京都立総合芸術高等学校が2016年の写真甲子園本戦に出場したときに作った作品から始まる。北海道の大地を舞台に制服を纏った自分たちを撮り続けた。始めは女子高生のおふざけ写真にしか見えなかったが、3日間ブレることなく自分たちの世界 を貫き、みるみるとパワーアップしていった作品に、審査員、他校の参加生徒、観客、皆が度肝を抜かれた。大会終了後は2名が加わり内容をブラッシュアップし、東京を舞台に"制服姿で風景の中に身をねじ込み日常に介入することで、日常を非日常に変える実験"が始まった。さらに卒業後の2019年4月以降は私服でこのプロジェクトを継続していたが、撮影時の周囲のリアクションや作品を見る自分の感情が一遍にして変化したという。
「高校を卒業し制服というコスチュームから私服に替え撮影した写真の中の私たちは、何者でもないものになっていた。」
変化に怯え受け入れながら"日常と非日常のせめぎあい"を続けるそうである。
会場
Jam Photo Gallery
東京都目黒区目黒2-8-7 鈴木ビル2階B号室
開催期間
2019年8月20日（火）～9月1日（日）
開催時間
12時00分～19時00分（日曜日は17時00分まで）
休廊
月曜日
チームおばけ（敬称略・順不同）
松本夏生（東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科）
フェッテル沙羅（武蔵野美術大学 造形学部 日本画学科）
髙橋宏子（河合塾美術研究所 新宿校 油画科本科）
志賀咲良（東京造形大学 美術学科 絵画専攻領域）
成田路実（武蔵野美術大学 造形学部 工芸工業デザイン学科）