富士フイルム、Wi-Fi内蔵の防水デジカメ「FinePix XP200」を海外発表

　富士フイルム株式会社は22日、グローバルサイトにおいて、防水耐衝撃デジタルカメラ「FinePix XP200」の発売を発表した。スマートフォンやPCとのWi-Fi接続機能を内蔵している。日本での発売は未定。

　2012年2月に発売された「FinePix XP150」の後継モデルと見られる製品。有効画素数が1,440万から1,600万に、防水深度が10mから15mへとそれぞれ進化した。外観も大幅に変更されている。

　また、今回からWi-Fi機能を内蔵。富士フイルムの防水耐衝撃カメラとしては初のWi-Fi対応となる。

　具体的な機能のひとつとしては、無償ソフト「FUJIFILM PC AutoSave」をPCにインストールし、Wi-Fiルーターを設定することでPCへの無線バックアップ環境が整う。スマートフォンやタブレットでは、「FUJIFILM Camera Application」を使うことで、iPhone、iPad、Android製品への画像転送が可能。

　フル解像度での10コマ/秒連写にも対応。連写モードは専用ボタンから呼び出せる。

　撮像素子は1/2.3型CMOSセンサー。

　レンズは焦点距離28-140mm相当（35mm判換算）の光学5倍ズーム。動画は1080/60fpsのフルHD記録に対応する。

　手ブレ補正機構はCMOSシフト式。

　液晶モニターは3型92万ドット。

　記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。

　外径寸法は116.1×71.4×30.3mm。質量はバッテリー、記録メディア込みで232g。