オリンパス、「iHSテクノロジー」を搭載した24倍ズーム機

　オリンパスは、24倍ズームのコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS SZ-31MR」を5月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万5,000円前後の見込み。カラーはシルバーとブラック。

　2011年4月に発売した「SZ-30MR」の後継モデル。新たに画像処理エンジンが「TruePic III+」から「TruePic V」に進化したことに伴って、高感度、低ノイズ、高速AFを実現するという「iHSテクノロジー」を搭載した。

　従来同様に画像処理エンジンを2基備えることで、フル画素の写真とフルHD動画の同時記録や広角と望遠の2つの動画の同時期録画できる「マルチレコーディング」機能も利用できる。

　画像エフェクトのマジックフィルターには新たに「ドラマチック」と「ランダムタイル」が加わり、これまでの「ポップ」、「ピンホール」、「フィッシュアイ」、「スケッチ」、「ウェディング」、「ロック」、「水彩」、「クリスタル」「ミニチュア」「ミラー」と合せて全12種類となった。

　ドラマチックは、局所的なコントラストの変化でドラマチックな雰囲気になるという。またランダムタイルは、1枚の画像が無造作に並べられたタイルのようになる。

　撮像素子は1/2.3型有効1,600万画素裏面照射型CMOSで、従来機と同様。レンズも35mm判換算の焦点距離25-600mm F3-6.9の24倍ズームを従来機から引き継いでいる。

　液晶モニターは3型46万ドットから3型92万ドットに向上した。動画は1,920×1,080ピクセル 60pでも記録が可能。

　撮影後に適用できる「メイクアップ」機能も利用可能。3D撮影や360度のパノラマ撮影にも対応する。