富士フイルム、イメージング事業の国内販売会社を発足

　富士フイルム株式会社は3日、日本国内のイメージング事業を統括する販売会社として、富士フイルムイメージングシステムズ株式会社を2012年2月1日付けで発足させると発表した。

　主に法人向けの大型ディスプレイ出力、ICカード関連ビジネス、画像・情報サービスを提供する富士フイルムイメージテック株式会社を改編して新会社とする。富士フイルム株式会社のコンシューマー営業本部（イメージング事業の国内営業機能を担当）を統合させることで、一般消費者向けビジネスから法人向けビジネスまで、イメージングに関わる分野の営業活動を一元化するという。

　主な事業内容は、電子映像・写真関連などのイメージング製品の販売ビジネスユースに関連した画像・情報サービスの提供。資本金は1億円（富士フイルム株式会社100%出資）。

　富士フイルム株式会社は2009年2月、国内販売子会社の富士フイルムイメージング株式会社を富士フイルム株式会社に統合した。以来、コンシューマー分野を含む国内販売子会社を設立するのは3年ぶり。