オリンパス、“マルチレコーディング”対応の24倍ズーム機「SZ-30MR」を国内発表

　オリンパスは、24倍ズームレンズを搭載するデジタルカメラ「SZ-30MR」を4月下旬に、12.5倍ズームを搭載する「SZ-20」を2011年春に発売する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格はSZ-30MRが4万5,000円前後、SZ-20が3万円前後の見込み。

SZ-30MR（シルバー）	SZ-20（シルバー）

　いずれも撮像素子に裏面照射型CMOSセンサーを採用し、1080pのフルHD動画記録に対応する高倍率ズーム機。360度までのパノラマ撮影機能や、連写合成で手持ち夜景撮影を行なえるモードも備えた。

　SZ-30MRでは、画像処理エンジン「TruePic III+」をダブルで搭載し、2画像同時記録（マルチレコーディング）が可能。フルHD動画と静止画（16M）の同時記録などが行なえる「フォト・イン・ムービー」、広角と望遠の2タイプを同時撮影できるという「マルチフレーム（フォト/ムービー）」、マジックフィルターを適用した動画と通常の動画を同時記録できる「マジックフィルター＋オリジナル（フォト/ムービー）」、シャッターを押した前後をムービー記録する「回想フォト」などの機能を利用できる。

　SZ-30MRとSZ-20の主な違いは、ズーム比とマルチレコーディング機能の有無。ボディはSZ-30MRに比べSZ-20が小型軽量になっている。そのほかの主な仕様はほぼ共通。

　マジックフィルターには水彩絵の具で描いたような仕上がりという「水彩」、光が交差する「クリスタル」を新たに追加。「水彩」は動画記録時にも適用できる。

　3Dフォト撮影機能を搭載。シャッターを押してカメラを横にスライドすることでMPO形式の3DデータとJPEGの両方を記録する。鑑賞は3D対応のテレビやパソコンで行なう。

　ペットモード時にペットが正面を向いたところで自動撮影する「オートシャッター」も利用可能。USB充電やEye-Fiカードにも対応する。

SZ-30MR（シルバー）	SZ-30MR（ブラック）

SZ-30MR（シルバー）	SZ-30MR（シルバー）

SZ-20（シルバー）	SZ-20（ブラック）

SZ-20（レッド）

SZ-20（シルバー）	SZ-20（シルバー）