オリンパス、GPS機能内蔵のタフネス機「Tough TG-810」を国内発表

　オリンパスは、GPS機能搭載のタフネス機「Tough TG-810」を3月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万3,000円前後の見込み。カラーはシルバーとブラック。

Tough TG-810（シルバー）	Tough TG-810（ブラック）

　水深10mの防水、高さ2mの耐落下衝撃、-10度の耐寒、100kgfの耐荷重性能を有するコンパクトデジタルカメラ。同社が2日に海外で発表していた。

　下位機種の「TG-610」や「TG-310」にない機能として、GPS機能と電子コンパス機能を搭載した。撮影した方位、緯度、経度などを記録するほか、194の国と地域のランドマークを約70万件内蔵しており、撮影後には画像管理ソフト「[ib]」上で地図検索を行なえる。GPS機能はカメラの電源を切っていても動作する。

　加えて、シャッターを押した後にカメラをシフトさせることで3D写真を撮影できる「3Dフォト」も備える。また、ホワイトバランスには、水中シーンに対応した「水中オートホワイトバランス」を備えた。画像処理エンジンは「TruePic III+」。　

　このほか、同社の春モデルと同様、犬もしくは猫の顔を検出する「ペットモード」、撮影時に肌を滑らかに描写する「ビューティーモード」、撮影後に肌や瞳を補正する「ビューティーメイク」機能などを搭載。マジックフィルターには「水彩」と「クリスタル」を追加した。また、無線LAN内蔵SDHCメモリーカード「Eye-Fi」にも正式対応した。

シリコンジャケット「CSCH-93」（3,150円）を装着したところ