【CP+】コシナ、カールツァイス「Distagon T* 1.4/35」など参考出品


 CP+2011のコシナブースは、カールツァイスブランドとフォクトレンダーブランドに半分ずつわかれており、それぞれのラインナップのほぼすべてをずらりと展示していた。

コシナブース内のカールツァイスコーナー。ZF.2やZEなど一眼レフカメラ用や、ライカMマウント互換のZM製品を展示。白で統一されたイメージ
こちらはフォクトレンダーブランド。カールツァイスとは逆に、黒一色となっている

 さらに、交換レンズ「Distagon T* 1.4/35」、「HELIAR classic 75mm F1.8 SL II」、「NOKTON 35mm F1.2 Asperical VM II」を参考出品している。いずれも発売時期および価格は未定。

 カールツァイスブランドの「Distagon(ディスタゴン)T* 1.4/35」は、一眼レフカメラ用でマウントは未定。会場にはEOSマウント用(ZE)を展示していた。既存の「Distagon T* 2/35」より明るいとあって、存在感のある大柄なボディが印象的。

Distagon T* 1.4/35

 「HELIAR classic(ヘリアークラシック)75mm F1.8 SL II」は、ライカMマウント互換VMマウントのの中望遠レンズ「HELIAR classic 75mm F1.8」の光学系をほぼそのままに、一眼レフカメラ用とした製品。

HELIAR classic 75mm F1.8 SL II

 「NOKTON(ノクトン)35mm F1.2 Asperical VM II」は、既存の「NOKITON 35mm F1.2 Asperical」を改良したという。既存モデルはすでに生産を終了しており、F1.2の明るさで話題になった既存モデルを入手したかった人には朗報だろう。

NOKTON 35mm F1.2 Asperical VM II

 ブースではツァイスイコンやベッサシリーズのボディに加え、コシナ製レンズをマイクロフォーサーズやNEXといったミラーレス機と組み合わせてアピールした展示もある。一部の製品を手に取れるとあって、常に来場者が絶えない盛況ぶりだった。

ベッサR2M、ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical II、15-35mm Zoom Finderの組み合わせ例フォクトレンダーブランドのマウントアダプターを介して、ソニーNEX-5にNOKTON classic 35mm F1.4を装着

(本誌:折本幸治)

2011/2/10 13:27