インデューロ、5軸を操作できる「5ウェイ」雲台

　エツミは、米国インデューロブランドの新製品として、新機構“5軸ポジショニングシステム”を採用した5ウェイ雲台2製品を6月10日に発売する。価格は、「PHQ3」が10万800円、「PHQ1」が8万1,900円。

PHQ3	PHQ1

　従来の3ウェイ雲台（パン、チルト、ベース部の360度回転）に加え、カメラプレート部の前後シフト、ヘッド部での360度回転を可能。インデューロでは「5軸ポジショニング」と呼んでいる。精密なスタジオ撮影やパノラマのロケーション撮影に理想的という。サードパーティ製のアクセサリーとの組み合わせで、ノーダルポイント（焦点中心）が重要なQTVR撮影などにも適しているという。

　5軸全てに水準器を装備。クイックリリース式のカメラプレートには、アルカスイスタイプを採用した。また、前後左右のチルトハンドルは折り畳むことが可能。収納時に抜き差しする必要がない。

5軸ポジションニングシステムの解説

　カメラ取付けネジサイズは1/4インチ。三脚への取り付けネジサイズは3/8インチ。

　上位モデルのPHQ3は、最大積載量16kg、高さ120mm、全幅（ハンドル込み）187mm、全長（ハンドル込み）202mm。重量は1kg。ベース直径は68mm。

　PHQ1は、最大積載量11.5kgの下位モデル。高さ110mm、全幅（ハンドル込み）178mm、全長（ハンドル込み）197mm、ベース直径56mm、重量0.9kgとなっている。