三菱化学メディア、AKB48と「バーベイタム」ブランドのプロモーション

キャンペーンキャラクターのAKB48のうち10名が発表会に参加。上段左から高城亜樹さん、仲川遥香さん、奥真奈美さん、多田愛佳さん、渡辺麻友さん、指原莉乃さん。下段左から、宮澤佐江さん、前田敦子さん、大島優子さん、秋元才加さん

　三菱化学メディアは16日、記録メディアブランド「バーベイタム」（Verbatim）のプロモーションプレス発表会を東京・秋葉原のベルサール秋葉原で開催した。

　バーベイタムは、同社が従来から海外で展開していた記録メディアのブランド。2008年から国内でも取扱いを開始しており、SDメモリーカード、USBメモリー、ポータブルHDDなどを販売していたが、2009年9月に国内での本格展開を発表し、光学メディアなどのラインナップをバーベイタムに切り替えた。当面は国内でのシェア拡大を目標とする考え。

　発表会では簡単な製品紹介に加え、16日から開始するキャンペーン「記録せよ! AKB4800」のプロモーションも行なった。キャンペーン期間は12月31日まで。

　アイドルグループ「AKB48」をキャンペーンキャラクターに起用し、合計4,800枚の写真をダウンロードできるサイトを開設する。ダウンロードできる写真には、メンバーが各自で個人所有している自分撮りの写真や幼少時の写真など、プライベートな写真も含んでいるという。

　また、サイト上では「全日本バーベイタム選手権」と題して、様々な分野の難語の読み方に答える3択クイズも設置。獲得ポイントに応じて「メディアモンスター」（メディモン）と呼ばれるキャラクターがもらえるほか、メディモン同士を戦わせたり、ボスモンスター「最強ベイタム」に勝利するとAKB48のスペシャルコンテンツをダウンロードできるようになるといった特典も用意している。

　なお、一部の大型広告ポスターには4,800枚すべての写真をシールとして剥がせるギミックを備えるものもあるとのこと。

4,800枚の写真を掲載する大型広告ポスター

　また、「AKB 4800」のデザインをあしらったダウンベストが当たるプレゼントも実施。当選人数は各48名×7色の合計336名。応募方法は製品のバーコード2枚を一口（MEDIA MARKER単色ペンと消去ペンは3枚で一口）として、専用はがきもしくは官製はがきに添付して応募する。

4,800枚の写真をダウンロードできる	全日本バーベイタム選手権のトップページ

　三菱化学メディア代表取締役社長の大塚重徳氏はバーベイタムについて、「多くの方は聞き覚えがない名前だと思いますが、バーベイタムは三菱化学が海外で育てた世界80カ国以上でシェアを持つブランドです。1969年にデジタルデータカセットの製造から始まったバーベイタムも、創業から今年で40周年ということもあり、国内での展開を決めました」と話した。キャンペーンキャラクターのAKB48については「ジャパンブランドを標榜するバーベイタムにふさわしいと思います」と紹介した。

　また、日本の政権交代とバーベイタムブランドへの製品ラインナップ切り替えをかけて「衣替え」と表現し、バーベイタムの特徴である虹色のパッケージとAKB48の元気さで、ブランドをアピールしていきたいとの意向を表明していた。

三菱化学メディア代表取締役社長の大塚重徳氏	グローバル市場におけるバーベイタムブランドの強さをアピール

ブランドの切り替えに伴い、パッケージデザインを一新した	キャンペーンでプレゼントするダウンベスト

秋元才加さん	大島優子さん

奥真奈美さん	指原莉乃さん

高城亜樹さん	多田愛佳さん

仲川遥香さん	前田敦子さん

宮澤佐江さん	渡辺麻友さん

　キャンペーンでプレゼントするダウンベストを着用したAKB48のメンバーも登場。出演したのは、秋元才加さん、大島優子さん、奥真奈美さん、指原莉乃さん、高城亜樹さん、多田愛佳さん、仲川遥香さん、前田敦子さん、宮澤佐江さん、渡辺麻友さんの10名。このうち秋元さん、大島さん、前田さん、宮澤さんの等身大POPが店頭に置かれる予定。

　トークインタビューでは、メンバー各自の写真にまつわるエピソードや、交通広告の大型ポスターについての話題で盛り上がっていた。特に4,800枚の写真を掲載している大型ポスターについては「すごいスケール感。私たちのいろんな素の表情が見られると思うので、ポスターを見かけたらぜひ立ち止まってゆっくり見てほしいです」（大島さん）また、等身大POPについては「夢の1つがかないました。早く親に見せたいです」（秋元さん）といった感想が聞かれた。