富士フイルム、丸みを帯びたボディの「FinePix Z37」を国内発売

　富士フイルムは、ツートンカラーのコンパクトデジタルカメラ「FinePix Z37」を14日に発売する。価格はオープンプライス。一部店舗のみでの取り扱いとなり、店頭予想価格は1万8,000円前後の見込み。カラーはピンク&ホワイト、レッド&ブラック、シルバー。

FinePix Z37（ピンク&ホワイト）	FinePix Z37（レッド&ブラック）

FinePix Z37（シルバー）

　2.3型有効1,000万画素の撮像素子を搭載するコンパクトデジタルカメラ。米国で7月に発表し、国内での発売を未定としていた。米国でのカラー展開と異なり、国内では欧州と同様、ツートンカラーを主軸にラインナップ。ただし欧州に存在するブルーとバイオレットはなく、ほかのエリアにないシルバーを用意する。

　レンズはフジノン光学3倍ズームレンズ。焦点距離は35mm判換算で35～105mm相当、F3.7～4.2。5.7倍のデジタルズームを備える。ワーキングディスタンスは約60cm。マクロ時は広角端で約8～80cm、望遠端で約60cmから3m。

　最大記録解像度は3,648×2,736ピクセル。感度はISO100～1600。最大640×480ピクセル、30fpsの動画撮影も可能。Motion JPEG形式で、音声はモノラルWAVE。液晶モニターは視野率約97％の2.7型約23万ドット。

　6つのシーンを自動認識する「シーンぴったりナビ」と、顔検出と露出の最適化を行なう「顔キレイナビ」の2つからなる「Wナビ」を搭載する。

　対応メディアはSDHC/SDメモリーカード。約18MBの内蔵メモリーも備える。電源はリチウムイオン電池のNP-45Aで、CIPA準拠の撮影可能枚数は約165枚。

　本体サイズは89×23.9×57.9mm（幅×奥行き×高さ）、重量は本体のみが115g、撮影時重量は約132g。