トキナー、ズーム全域で開放F2の広角ズーム「AT-X 14-20 F2 PRO DX」

AT-X 14-20 F2 PRO DX

ケンコー・トキナーは12月25日、超広角ズームレンズ「AT-X 14-20 F2 PRO DX」（キヤノン用/ニコン用）を発表した。キヤノン用は2016年2月5日、ニコン用は2016年3月初旬の発売予定。価格はともに税別12万円。

トキナー初という開放F値2.0の大口径広角ズームレンズ。APS-Cフォーマットに対応する。

広角2群ズームレンズに必要不可欠なプラスチック非球面レンズG02の面精度を更に追求し、ゴーストやフレアに強い設計にしているという。また、広角の周辺画角までクリアな結像を得られるように、反射防止コートの最適化が行われている。

後群レンズには、超低分散ガラスモールド非球面レンズを2枚配置。各種収差補正の結果、開放F値2.0の明るいレンズながら、ズーム全域で高解像や低ディストーションを実現したという。

ワンタッチフォーカスクラッチにより、マニュアルフォーカス時のフィーリングは、ピントリングに適度なトルク感があり、精密なピント合わせが可能だとしている。

焦点距離は14-20mm。最小絞りはF22。レンズ構成は11群13枚。絞り羽根は9枚。フィルター径は82mm。最短撮影距離は0.28m。最大径×全長は89×106mm。重量は735g。

花形フード「BH823」を同梱する。

付属のフード「BH823」