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EVF搭載の52倍ズーム機「PENTAX XG-1」

 リコーイメージングは、レンズ一体型カメラ「PENTAX XG-1」を8月8日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別3万9,500円前後の見込み。

 24mm相当スタートの光学52倍ズームレンズを搭載するレンズ一体型モデル。ペンタックスブランドの一眼レフカメラをイメージした高級感あるデザインに仕上げたとしている。2012年9月発売の「PENTAX X-5」は、22.3-580mm相当の26倍ズームレンズを搭載していた。

 レンズは35mm判換算24-1,248mm相当F2.8-5.6。撮像素子は有効約1,600万画素の1/2.3型CMOSセンサー。センサーシフト式の手ブレ補正機構を備える。

 設定可能感度はISO100-3200。連写速度は約9コマ/秒。記録画素を減らして最大60コマ/秒の撮影も可能としている。連写合成を用いた「手持ち夜景」モード、3枚を合成する「HDR」モードを装備する。

 動画記録は最大1,920×1,080/30fpsのH.264。撮影中にiボタン機能から8種類のデジタルフィルターを呼び出せるとしている。映像のみ記録の「高速動画モード」(スロー再生)も利用可能。

 そのほかインターバル撮影機能、1cmマクロ、最大10匹までのペット検出、Eye-Fi連動機能を搭載する。

 ファインダーは約20万ドットのEVF。背面モニターは3型約46万ドット。

 記録メディアはSDHC/SDカード。内蔵メモリーは約15.4MB。

 電源はリチウムイオンバッテリーLB-060。撮影可能枚数は約240枚。

 外径寸法は約119×89×97.5mm。バッテリーとSDカードを含む重量は約567g。

(本誌:鈴木誠)