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富士フイルム海外発表、Xマウント望遠ズームレンズ第2弾
「XC 50-230mm F4.5-6.7 OIS」

 米国のFUJIFILM North America Corporationは、Xマウント対応の望遠ズームレンズ「FUJINON XC 50-230mm F4.5-6.7 OIS」の発売を発表した。日本での発売は未定。

 7月23日発表のロードマップで予告されていた製品。レンズ交換式デジタルカメラ「FUJIFILM X-Pro1」「FUJIFILM X-E1」「FUJIFILM X-M1」で利用できる。米国など海外で同時に発表された「FUJIFILM X-A1」にも装着可能。

 Xマウントレンズのうち、絞りリングなどを簡略化して小型軽量化を求めたXC系列の新製品。Xマウントのズームレンズとしては、すでに「XF 55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS」が発売済みで、新製品はより廉価な望遠ズームレンズとしてラインナップされる見込み。

 35mm判換算での焦点距離は76-350mm。手ブレ補正機構を内蔵する。

 レンズ構成は、非球面レンズ1枚、EDレンズ1枚を含む10群13枚。

 最短撮影距離は通常モード、マクロモードともに1.1m。最大撮影倍率は0.2倍。

 フィルターサイズは58mm。外径寸法は、69.5(最大径)×111(広角側)/177mm(望遠側)。

 なお米国サイトの情報によると、X-Pro1およびX-E1のユーザーが本レンズを使用する場合、事前にファームウェアのアップデートが必要という。他のXCレンズ(XC 16-50mm F3.5-5.6 OIS)と同様、カメラのコマンドダイヤルで絞り値を操作できるようにするため。

(本誌:折本幸治)