ニュース

スタジオJin、-60度対応の「超低温潤滑グリース」

耐久性重視のタイプもラインナップ

 アトリエJinは、直販サイト「スタジオJin」ブランドのグリース2種類を18日に発売した。価格はいずれも525円。いずれも三脚や雲台のメンテナンスに使用する。

超低温潤滑グリース(GR-02)
超耐久性強粘着グリース(GR-01)

 内容量はいずれも5g。三脚のネジ山や自由雲台のボール部(グリース潤滑式に限る)1カ所につき米粒大程度の使用量のため、十分な量だとしている。使用するには、古いグリースを完全に拭き取ってから塗布する。

超低温潤滑グリース(GR-02)

 使用温度範囲が-60~180度と広いシリコーングリースで、日本製。「極地のオーロラ撮影でも安心」という低温環境に特化した製品。

 同社によれば、極寒の環境で雲台や脚部の動きが鈍くなるのは、内部部品が低温で収縮してしまうことも理由の1つだが、グリースが原因(固まってしまう)の場合も少なくないという。

超耐久性強粘着グリース(GR-01)

 ドイツ製というカルシウム石鹸グリース。密着性、対酸化性、耐腐食性、極圧特性に優れ、潤滑性と耐摩耗性を長期間持続するという。

 金属以外にもプラスチックや樹脂類にも使用できるという。使用温度は-30~120度。

(本誌:武石修)