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キヤノン、「EOS-1Ds Mark III」「EOS-1D Mark IV」「EOS-1D Mark III」の最新ファームウェア

「EF 200-400mm F4 L IS USM エクステンダー1.4X」とテレコン併用時の中央F8測距に対応

 キヤノンは29日、デジタル一眼レフカメラ「EOS-1Ds Mark III」「EOS-1D Mark IV」「EOS-1D Mark III」の最新ファームウェアを公開した。いずれも30日に発売する望遠ズームレンズ「EF 200-400mm F4 L IS USM エクステンダー1.4X」と別売エクステンダー併用時の中央F8測距への対応を含む。

EF 200-400mm F4 L IS USM エクステンダー1.4X

 各機種ごとの更新内容は次の通り(ダウンロードページより引用)。

EOS-1Ds Mark III(Ver.1.2.2)

・EF 200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4Xに外付けエクステンダーを装着し開放F値がF8になる条件でも、中央測距点でのAFができるようになります。

EOS-1D Mark IV(Ver.1.1.3)

・EF 200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4Xに外付けエクステンダーを装着し開放F値がF8になる条件でも、中央測距点でのAFができるようになります。
・画像サイズが “RAW” または “RAW+JPEG” で連続撮影を繰り返した場合に、異常な画像が生成されることがある現象を修正しました。

EOS-1D Mark III(Ver.1.3.1)

・EF 200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4Xに外付けエクステンダーを装着し開放F値がF8になる条件でも、中央測距点でのAFができるようになります。

 EF 200-400mm F4 L IS USM エクステンダー 1.4Xは、ワンタッチ操作で内蔵エクステンダーを有効にでき、280-580mm F5.6相当に切り替えられる。加えて外付けの1.4倍エクステンダーを装着することで望遠端784mm相当のF8となり、その際に中央F8測距でAFを利用できる。

(本誌:鈴木誠)