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【CP+】用紙に合わせて表示をシミュレーションできるソフトを紹介した三菱電機

 三菱電機のブースでは、同社製ディスプレイでプリント後の見え方をシミュレーションするソフト「トーンカーブエディター(β版)」を紹介していた。

トーンカーブエディター(β版)を紹介していた

 対応ディスプレイはRDT241WH(BK)、RDT262WH(BK)、RDT221WH(BK)。β版はMac版のみの提供。すでにダウンロード可能。正式版はWindows版も用意し、無償で公開する。

 各社のファインアート紙の階調イメージを画面上で確認できる。特にモノクロプリント時に効果的だという。

 ICCプロファイルを使用せずにシミュレーション表示を行なうために、プリンタードライバーによる色管理を行う場合や、Photoshopおよびそのプラグインによるプリントイメージのシミュレーションが可能だという。

ピクトリコなどの用紙に対応する。テストプリントの枚数を減らせることもメリットだという
作業の流れ

 市販の測色器を使用して、ユーザーが階調特性を測定して保存しておくこともできる。

 また同ブースには、ハードウェアキャリブレーションに対応した新型ディスプレイの参考展示(外観撮影禁止)もあった。発売は春で、価格は未定。

 24型の1,920×1,200ピクセル表示タイプ。同社初というムラ補正(ユニフォミティ)機能も搭載するという。トーンカーブエディターの正式版にも対応する。

 バックライトにはLEDを使用し、本体がやや薄くなるとしている。色域はAdobe RGB対応を謳うが、カバー率などはまだ非公開とのこと。

 画面の見やすさに配慮したというグレーのベゼルを採用する。

(本誌:武石修)