ニューサイトジャパン、裸眼立体視ができる3Dデジタルフォトフレーム

〜5視差方式の表示が可能。2Dを3Dに変換するソフトも付属

 ニューサイトジャパンは、裸眼立体視が可能な3Dデジタルフォトフレーム「NSJ-800」を6日に発売した。価格はオープンプライス。実勢価格は2万円台半ば。

NSJ-800

 800×600ピクセルの8型ディスプレイを搭載する3Dデジタルフォトフレーム。5視差のレンチキュラー方式を採用することで、従来の2視差方式に比べてクロストークの少ない3D画像を観賞できるとしている。

 付属ソフトを使用することで、2D画像を3D画像に変換可能。2視差方式で記録された3D画像を、5視差方式の画像に変換することもできる。対応画像形式はJPEGとMPO。変換後は5視差の3D表示に対応したJPEG画像となる。付属ソフトの対応OSはWindows XP/Vista/7。

 JPEG形式の静止画表示に加え、Motion JPEGとMPEG 1/2/4形式の動画、MP3形式の音声ファイルが再生可能。動画の3D表示も可能だが、付属ソフトでは動画の変換は非対応となっている。

 輝度は250cd/平方m。コントラスト比は500:1。対応メディアはSDHC/SDメモリーカード。2GBの内蔵メモリーを搭載する。

 本体サイズは173×218×23mm。重量は470g。リモコン、確認用赤青メガネなどが付属する。

 なお同社では、製品の最終組み立てを島根県の工場で実施することにより、身体障害者の雇用機会を促進するほか、島根県に対して身体障害者雇用設備拡充費として、製品1台につき100円を寄付するなどの取り組みを行なっている。

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2010/12/7 13:20