ニコン、「夜景に関する意識調査」の結果を公開
ニコンは30日、「夜景に関する意識調査」の調査結果を発表した。
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県在住の未婚男女(25~39歳)各250名、計500名を対象として、夜景スポットでのデート人気の実態や、夜景撮影に対する意識をインターネット上で調査したもの。
調査期間は2010年6月17~18日。回答者の抽出条件は、コンパクトデジタルカメラを所有し、2週間に1回以上コンパクトデジタルカメラで写真を撮影していること。
COOLPIX S8000 | COOLPIX S6000 |
ニコンが3月に発売したコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S8000」や「COOLPIX S6000」などに搭載しているモーション検知、新フラッシュ制御、高感度低ノイズ、手ブレ補正機構の呼称「夜撮りキレイテクノロジー」に関連して調査したものとみられる。
調査対象者のうち、93%が「夜景デートをしたことがある」、「夜景デートが好き」と回答したという。平均回数は14.8回。理由としては「ロマンチックなところ」、「ムードが良くなるところ」という意見があった。また、夜景デートをしたいと思う季節として最も多かったのは「夏」(33%)。今夏に夜景デートをしたいかの意向を尋ねた結果、肯定する意見は76%となった。
「夜景をバックに恋人と写真を撮りたいと思いますか?」との質問には、62%が「思う」と回答。その理由として、「2ショットで写真を撮ると相手との距離が近くなるから」、「一生の思い出になるから」との意見が挙がった。一方、「思わない」を選択した理由としては「きれいに撮れないから」、「人と夜景を同時に綺麗に撮るのは難しいから」が多く挙がったとしている。さらに、夜景撮影に関する自信を問う質問には、全体の79%が「自信はない」と回答しているという。ニコンはこれを「夜景撮影は難しいという共通認識がある」と分析している。
夜景の撮影に失敗したことがある回答者は86%。平均枚数は41.1枚。具体的な失敗事例で多かったのは「暗く写る」(68%)、「手ブレする」(55%)、「ピントが合わずボケる」(49%)、「人物だけ写り、夜景が写らない」(45%)。この一方、「夜景をキレイに撮影したいと思いますか?」との質問には92%が「思う」と回答。ニコンではこれらを踏まえ、夜景を撮るのは難しいと認識しつつも、綺麗に撮りたい人は多いとしている。
約9割が「夜景デートは好き」と回答 | 夜景撮影に「自信がない」のは約8割 |
撮影したい一都三県の夜景スポットで最も人気があったのは「東京タワー」(28%)。続く上位は「六本木ヒルズ大展望台 東京シティビュー」(17%)、「ランドマークタワー スカイガーデン」(15%)、「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」(13%)、「湘南平」(4%)。
2010/6/30 18:02