ニュース

キヤノンの新型ミニプリンター「iNSPiC memo」が文具女子博2024で参考出品

キヤノンマーケティングジャパン株式会社の企業内起業ichikara Labは、12月12日(木)から12月15日(日)にパシフィコ横浜で開催される「文具女子博2024」において、感熱方式ミニプリンター「iNSPiC memo(インスピック メモ)」のコンセプトモデルを参考出品する。

シール型の専用ロール紙に熱を加えて印刷する仕組みを採用した、手のひらサイズの白黒プリンター。インクカートリッジの交換が不要な点が特徴。スマートフォンやタブレットとBluetooth接続し、専用アプリケーションを介して写真やイラストを印刷できる。

主な用途として写真プリントのほか、手帳デコレーション、ラベル作成、買い物リストなどのメモ、学習ノートへの貼付けなどを想定。従来の趣味用途に加え、実用的な使用シーンの開拓を目指す。専用アプリには各種テンプレートも用意され、多様なプリント体験を提供するという。

iNSPiCシリーズは2018年9月の初代モデル発売以来、手帳やライフログ愛好者を中心に支持を集めてきた。現行機種は2022年9月発売の「iNSPiC PV-223」となっている。

ichikara Labは2020年4月に設立されたキヤノンマーケティングジャパン初の企業内起業で、若年層向けマーケティングの強化と新規顧客層の開拓を進めている。

本誌:佐藤拓