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「LUMIX S5II」に有償アップデート対応ファームウェアが公開

12bit RAWの出力、Blackmagic RAW/Apple ProRes RAW外部記録が可能に

LUMIX S5II

パナソニックは6月13日、ミラーレスカメラ「LUMIX S5II」の最新ファームウェアを公開した。更新内容は、製品発表時に予告していたアップグレードソフトウェアキーへの対応がメイン。

アップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU2」(税込2万3,000円)の拡張機能が使用可能になる「アクティベーション」機能が追加される。

その他「ライブビューコンポジット」「動画修復機能」の追加などが含まれている。

アップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU2」による機能追加

12bit動画RAWデータのHDMI出力が可能に

5.9K/4.1K/アナモフィック(4:3)3.5Kに対応。外部レコーダーでのRAW記録が可能になる

Blackmagic RAW記録への対応

対象機種「Blackmagic Video Assist 5" 12G HDR」「Blackmagic Video Assist 7" 12G HDR」

Apple ProRes RAWへの対応

対応機種「NINJA V+」「 NINJA V 」

その他の機能追加

「ライブビューコンポジット」を追加

複数回撮影した画像の明るく変化した部分だけを合成する機能。設定したシャッター速度で撮影するごとに合成した画像が表示され、仕上がりを確認しながら撮影できる。全体の明るさを抑えつつ、明るい夜景を背景に星や花火の光跡を撮影するとき便利としている。

「動画修復機能」を追加

動画記録が正常に完了しなかった場合に生成される.mdtファイルを、再生可能な動画ファイルに修復する機能。

本誌:折本幸治