スマホ充電中にデータバックアップできるUSBアダプター

株式会社オウルテックは、iPhoneなどに対応するバックアップ機能付きUSBアダプター「BoxCube」を9月4日に発売した。価格はオープン。市場想定価格は税込5,980円。

本製品は、iOS/Androidを採用するデバイス（スマートフォンやタブレット）に保存されたデータを、自動バックアップできるUSBアダプター。

前面にUSB Type-Aポート（メス）を2口、背面にUSB Type-Aコネクタ（オス）とmicroSDカードスロットを搭載。普段使いしている充電器（2.1A以上推奨もしくは、モバイルバッテリー）とデバイスの間に割り込ませることで、デバイスのデータバックアップをとることができる。保存先にはmicroSD（最大2TB）とUSBメモリー（最大8TB）が選択できる。

［2020.9.10修正］microSDの対応容量を最大8TBとしていましたが、2TBの間違いでした。お詫びして訂正いたします。

バックアップに対応しているデータの形式は、写真データ、動画データ、音楽データ、書類（ドキュメント）データと、連絡先情報（保存はVCF形式）。接続するデバイス毎に保存フォルダーを自動生成する機能を備えており、複数デバイスの自動バックアップにも対応しているという。

ただし、音楽データと書類データに関しては、使用環境によってはバックアップできない（あるいは、自動バックアップ非対応）可能性があるという。書類データについては、iOSの場合はファイルAppや各種アプリケーションの画面から、App Extension機能を使って、共有（アップロード）先を本製品に指定することでデータの保存が可能。Androidデバイスの場合も、各種アプリケーションの画面の共有ボタンより、本製品への保存に対応する。

バックアップは、専用アプリ「BoxCube」を利用して手動もしくは、自動（自動バックアップをオン）の設定が可能。

また、同アプリを利用することで、バックアップしたデータをデバイスに書き戻す復元操作にも対応。本体をPCに接続すれば、microSDXC/SDHC/SD用カードリーダーとしても機能する。

Appleのアクセサリー認証プログラム、MFiも取得している。

同社によると、一部対応していない音楽や書類データについて、専用アプリのアップデートにて順次対応する予定だという。

主な仕様