岡嶋和幸の「あとで買う」

1,016点目:撮影や画像処理での腰の負担を軽減

ガードナー「ガードナーベルト」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ガードナー「ガードナーベルト」

今回はSNSの広告で表示された製品なのですが、ゴルフのスイングが良くなるみたいなことでおすすめされました。Makuakeで1万1,628%を達成したということで興味が沸き、公式サイトを覗いてみると何だか怪しい感じがしたのですが、でもちゃんとした製品のようです。

姿勢の悪さや長時間座りっぱなしのパソコン作業などが原因で腰に悩みを抱える私ですが、加齢も加わり、最近はスナップ撮影で1日中歩き回るのも辛くなりました。でも製品は腰の負担の軽減、骨盤の補正のほか、インナーマッスルを鍛える腹圧ベルトとしても効果があるこの製品を使えば、撮影から画像処理、さらにはゴルフまで良い結果が期待できそうです。

販売価格は9,900円前後。見た目はちょっと大げさだし、動きづらかったり、トイレに行くときは大変そうですが、一度試してみたくなりました。体幹が良くなり、構図の安定や手ブレの軽減にもつながりそう。そんなに何もかもうまくいくとは思えませんが、SNSを開くたびにこの製品の広告に追われる毎日です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。