岡嶋和幸の「あとで買う」
429点目:機能性と操作性に優れたスーツケース
グレゴリー「クアドロプロ」
2022年7月3日 12:00
ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。
グレゴリー「クアドロプロ」
海外には2019年を最後に撮影に行っていませんが、新しいスーツケースを購入してから数回しか旅行をしていないので、国内取材や帰省のときに積極的に使うようにしています。現在愛用しているのは今回の「クアドロプロ 30」の旧モデルなのですが、ポリカーボネート製のものは初めて。これまでトゥミやリモワのスーツケースを使っていましたが、グレゴリーのハードケースは珍しいと思ったのと、次は軽いものにしようと考えていたので選びました。
耐久テストと称し、写真集「風と土」の制作で通っていたアイルランドへ2回連れて行ったのですが、その程度では全く問題なしでした。軽くて移動しやすくて丈夫です。傷も付きにくくまだまだキレイなので、またいろいろな国へ一緒に旅することできるとうれしいです。
私が使っている旧モデルはTSAロック機能が付いておらず、汚れたり濡れた衣類などを収納できるアクティブシールド・コンパーメントが固定されているので、そのあたりが改善されたこの製品はちょっとうらやましいです。容量は90Lで、販売価格は3万7,000円前後です。さらに「クアドロプロ 28」という新しい製品も登場しています。容量は88Lと少しだけサイズダウンしていますが、すっきりしたデザインでこちらも魅力的です。