航空祭に行こう!

入間航空祭[11月3日(火・祝)開催]

ブルーインパルスは午前中 貴重なYS-11EBの飛行シーンも

毎年20万人を超える観客で埋め尽くされるメインエリアとピラミッド・ローパス(2025年撮影)

数々の航空祭で公式の撮影を務めてきた航空写真家の粒木友香里さんに、これから開催されるおすすめの航空祭についてコメントをいただきました。

今回は11月3日(火・祝)開催の「入間航空祭」です。(編集部)

開催日時

2026年11月3日(火・祝)

会場

航空自衛隊 入間基地

飛行スケジュール

  • 09時00分〜09時01分:C-2 空挺降下
  • 09時28分〜09時33分:YS-11EB
  • 09時34分〜09時48分:CH-47J
  • 09時49分〜10時04分:T-4
  • 10時05分〜10時20分:C-2&U-4
  • 11時05分〜11時50分:ブルーインパルス
  • 13時30分〜13時45分:U-680A
  • 13時45分〜14時00分:C-2

晴れの特異日に開催!都心からアクセス抜群のビッグイベント

埼玉県狭山市にある航空自衛隊入間基地で開催される「入間航空祭」は、ブルーインパルスが参加する航空祭としては関東圏からもっとも近く、今年も“晴れの特異日”と言われる11月3日に開催されます。

西武池袋線で池袋駅から約50分というアクセスの良さもあり、毎年20万人以上が来場する屈指の人気イベントです(2025年は26万人が来場)。会場や駅は大変混雑するため、しっかりと準備と体調管理を整えて向かいましょう。

午前中に飛ぶブルーインパルス!順光の「ランウェイビューエリア」にも注目

今年の大きな特徴は、混雑緩和を想定してブルーインパルスの展示飛行が11時00分〜12時00分の午前中に行われる点です。

ランウェイビューエリアからの見え方を想定したチェンジ・オーバー・ターン(松島基地で撮影)

撮影スポットとして注目なのが、メインエリアの向かい側に位置する「ランウェイビューエリア」です。午前中は順光から斜光となり、晴天時には機体を鮮やかに撮影できます。正面となるショーセンター(メインエリア側)とは反対側に位置するため、いつもの課目をひと味違った角度から捉えられるのも魅力です。今年は昨年よりもエリアが拡大されています。

雲間から射し込む光で機体の艶感が強調されたメインエリアからの4シップ・インバート(2025年撮影)
2025年にシーズン初披露された冬季限定のクリスマス・ツリー・ダーティー・ローパス(2025年撮影)

また、メインエリアには小学生以下のお子さんがいるご家族限定の「キッズエリア」も設けられ、ブルーインパルスが目の前をタキシングする迫力ある姿を楽しめるためファミリーにもおすすめです。

世界で唯一飛ぶYS-11EBと大迫力のC-2機動飛行

展示飛行の中で特に見逃せないのが、電子飛行測定隊の「YS-11EB」です。戦後初の国産旅客機として開発されたYS-11ですが、現在世界中で実際に飛行しているのは入間基地所属の機体のみとなっており、そのフライト姿を収められるシャッターチャンスは極めて貴重です。

入間基地名物の大型輸送機「C-2」のフライトは、オープニングの空挺降下を含めて3回予定されています。巨大な機体からは想像もつかない軽快な急旋回や急上昇など、圧巻の機動飛行を披露してくれます。

オープニングフライトで行われるC-2からの空挺降下(2025年撮影)
大型輸送機とは思えないダイナミックな旋回を見せるC-2の機動飛行(2025年撮影)

さらに、ブルーインパルスの後には飛行点検隊の「U-680A」による展示飛行も予定されています。

ブルーインパルスの後に展示飛行を行う飛行点検隊のU-680A。後方に見えるのがランウェイビューエリア(2025年撮影)

戦闘機が勢ぞろいする地上展示と来場時の注意事項

地上展示には小松基地からF-15とF-35、百里基地からF-2が飛来し、航空自衛隊の主要戦闘機が全機種勢ぞろいします。さらに救難隊、輸送部隊、教育部隊、警戒航空団など全国の基地から多種多様な航空機が集まるため、まるで空自の“生きた航空博物館”のような充実ぶりです。

観覧にあたっての注意事項として、入間航空祭では自撮り棒を含む地面より高い位置から撮影するための器具(三脚・一脚・脚立・高所撮影ポールなど)や、レジャーシート、椅子、テント、キャリーカートなどの持ち込みが禁止されています。

また、大変混雑する会場内では、望遠レンズやカメラがお子さんの頭などに当たらないよう、持ち歩き方への配慮が呼びかけられています。今年からは基地内で時間帯に応じた交通規制(11時以降入門不可となる門や一方通行ルートなど)も実施されるため、事前に公式発表の案内図を確認しておきましょう。

粒木友香里