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「IXY DIGITAL 3000 IS Premium Kit」に含まれる特別色のボディ
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キヤノンから「IXY DIGITAL 3000 IS」が発売された。「IXY DIGITAL 2000 IS」の後継モデルで、画素数は1,210万画素から1,470万画素にアップ。最新の映像エンジンDIGIC4を搭載していて、“サーボAF”や“暗部補正”、“顔セルフタイマー”などの2008年秋モデルに共通する新機能のほか、“ピント位置拡大”など2008年春モデルで採用された機能も追加されている。
絞りやシャッタースピードを手動で設定できる“マニュアル露出”や、光学ファインダーを使った高速スナップ撮影に特化した“クイックモード”も装備。IXY DIGITALとしては、初めて黒のボディカラーを採用したモデル「パンサーブラック」も用意されている。
ただ、相変わらず28mm相当の画角をカバーできていないし、液晶モニターも2.5型23万ドットのまま。AFフレーム(測距点)を自由に移動できる[アクティブ]モードも備えていない。ボディ外装もチタンからアルミに変更され、再生ボタンやイージーダイレクトボタンを押したときに、ペコッとした感触になり、高級感や剛性感が微妙に低下している。
また、連写スピードが1.5コマ/秒から1.3コマ/秒に低下しているのも残念。高速処理が売りのDIGIC 4を搭載しているのに、連写スピードが従来モデルよりも低下してしまうのは納得いかないが、どうやらCCDからの読み出しがボトルネックになっているようだ。せっかく動く被写体にAFが追従し、少ないタイムラグでシャッターが切れるサーボAFが搭載されたのだから、最低でも2コマ/秒、できれば3コマ/秒程度の連写はできてほしいと思う。
それと、マニュアル露出が可能といっても、IXY DIGITAL 3000 ISで設定できる絞りはわずか2段のみ。つまり、絞りを開放にするか、3EV分絞るかしかできず、露出レベルを固定して撮影したいときや、シャッタースピードを遅くしてスローシャッター効果を出したいときなど、ごく限られた用途にしか使えない。過大な期待は禁物だ。
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チタン外装を採用する「IXY DIGITAL 2000 IS」(左)との比較
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その一方で、個人的にはホッとしている面もある。それは、デジスコに対する適性だ。デジスコとは、フィールドスコープのアイピースにコンパクトデジカメの撮影レンズを押し当てて、1,000mmを超える超望遠の画角で撮影できる方法だ。だが、フィールドスコープの像がケラレずに撮影できるコンパクトデジタルカメラはごく限られている。その数少ない選択肢がIXY DIGITAL 2000 ISだったのだが、今回のIXY DIGITAL 3000 ISのレンズ光学系は2000 ISと同じなので、アイピースとのマッチングは問題なし。
また、IXY DIGITALのように、コンバージョンレンズが装着できないモデルでは、フィールドスコープにカメラを接続するための専用ブラケット(支持具)を用意する必要があるが、これが特注品のため、1/2.3型CCD搭載のコンパクトデジカメが買えるほど高い。しかし、IXY DIGITAL 3000 ISのボディ形状は、ほとんど2000 ISと同じで、少しだけ上面が凹型の曲面になっているだけなので、2000 IS用のブラケットをそのまま3000 ISに流用できる。
液晶モニターも2.5型のままなので、デジスコ用の液晶フードとその固定枠もそのまま使用できる。これが2.7型や3型にサイズアップしていたら、液晶フードをカメラに固定する術がなくなっていただけに、液晶モニターがサイズアップしなかったことに素直に感謝している。
ボディカラーがパンサーブラックというのも、見た目が精悍、というだけでなく、レンズ周りもブラック塗装されているので、アイピースにレンズの枠が反射して写り込む心配も少なくなっているのも○。デジスコ用途を考えたときに、唯一のスペックダウンは、連写スピードが1.3コマ/秒に低下したことだけだ。
もっともIXY DIGITAL 2000 ISを持っていれば、わざわざ3000 ISに買い換える、もしくは買い足す必要はほとんどないだろう。通常撮影において、2000 ISと3000 ISとの使い勝手の違いがあるとすれば、3000 ISにはピント位置拡大があるので、ピントを合わせたときに確実にピントが合っているのか、微妙にずれているのかを把握しやすいのは便利だ。
ただ、画面中央に拡大画像がドンと表示されるので、フォーカスロックをかけて被写体を画面中央から外すと、被写体の表情などを液晶モニターでは確認できなくなるので、このあたりは痛し痒し。また、2000 ISでは、拡大再生時のコマ送りはSETボタンを押せば十字ボタンの左右操作でも行えたが、3000 ISの場合、拡大再生時に十字ボタンはスクロール操作に限定されていて、コマ送りは必ずホイールを回転させる必要がある。個人的には、ホイールの感触というか操作感があまり好きではないので、2000 ISのスタイルの方が気に入っていたりする。
ならば3000 ISなんてスルーして、2000 ISを使い続ければいいのだが、そうはいかない事情がある。というのも、ボクが使っている2000 ISは、デジスコで酷使しすぎたのか、高感度撮影や長時間ライブビューを行なっていると低感度でもホットピクセル(常時点灯する画素。光点)が画面の中央寄りに出現しやすくなってしまった。修理して使う、ということも考えたが、もしかしたらIXY DIGITAL 3000 ISはDIGIC 4搭載で、画素数は増えても(見かけの)高感度画質が良くなっているかもしれないという淡い期待もあった。
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ボディカラーが“赤”というだけで物欲は3倍だ!
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そして、ドンと背中を押されたのが、キヤノンのコンパクトデジカメ1億台出荷を記念した「IXY DIGITAL 3000 IS Premium Kit」。なにしろ、ボディカラーが“赤”というだけでも物欲が3倍に跳ね上がるのに加え、キヤノンオンラインショップのみの“500台限定販売”。そう、ボクは“色物”と“限定”にものすごく弱いのだ(笑)。
そんなわけで、今ボクの手元には、赤いIXY DIGITAL 3000 ISがある。厳密には「赤」というよりは、深紅ではなく少し朱色が強く、太陽光ではオレンジ色っぽくも見える。オレンジのほうがボクの好みに合っているので、素直にうれしい。特性のカメラケースや赤のネックストラップも付属していたが、完全なお仕着せはつまらないので、たまたま余っていたオレンジ色のネックストラップを装着。うん、なかなかのインパクトだ。
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IXY DIGITAL 3000 IS(パンサーブラック、通常モデル)
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同ウルフシルバー(通常モデル)
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通常の“パンサーブラック”もこれまでのIXYにはない精悍さだ。それほど“黒”にこだわりはないのだが、IXY DIGITAL 3000 ISのヌメッとした曲面ボディに“黒”が実に似合っている。“ウルフシルバー”も用意されているが、まるで印象が違う。最近のIXYのデザインで、ボクがまあまあ気に入ったのは「IXY DIGITAL 10」と、3000 ISのパンサーブラックくらいだ(もちろん、限定レッドも別の意味でお気に入りだ)。
問題は“写り”だ。画素数が1,210万画素から1,470万画素に増えているが、果たして画素数アップに見合った細部描写力の向上があるのだろうか? また、DIGIC4搭載による高感度画質も気になるところだ。
●作例
※サムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像を別ウィンドウで表示します。
■ 「IXY DIGITAL 2000 IS」との風景実写比較
まずは、細部描写力が要求される風景の実写で比較してみよう。1,470万画素のIXY DIGITAL 3000 ISのほうが細かい部分まで解像しているかと思いきや、ピクセル等倍、200%表示にして比較してみると、明らかに3000 ISのほうが描写が甘く、細い線はにじんでしまっている。部分的には3000 ISの描写が上回っているカ所もあるが、トータルな解像感では2000 ISのほうがキレが良く、解像感のムラが少なく感じる。
これが、レンズの個体差によるものなのか、それともレンズ性能が画素ピッチに追いついていないのか、DIGIC 4の画作り(高感度ノイズリダクションなど)によるものなのか、画素数がアップしたことでシャープネスを控えめにしているのか、さまざまな要因が考えられるが、少なくとも1,470万画素の画素数アップによる明らかな画質向上は感じられない。細部描写力については、悪くはなっていないが、良くもなっていない感じだ。
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IXY DIGITAL 2000 IS / 4,000×3,000 / 1/250秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/250秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7mm
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IXY DIGITAL 2000 IS / 4,000×3,000 / 1/1000秒 / F4 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 16.3mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/1,000秒 / F4 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 16.3mm
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IXY DIGITAL 2000 IS / 4,000×3,000 / 1/250秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/250秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7mm
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■ 「IXY DIGITAL 2000 IS」との高感度比較
次は高感度の比較だ。背景のグレーやマクベスチャートなど、色や階調変化の少ないベタ部分は比較的簡単にノイズリダクションができるので、こうした部分でノイズが目立たないのはできて当然。重要なのは、人形の顔の布目や毛糸の髪の毛の質感、あごの下の影の部分など、コントラストが低く、それでいて複雑なディテールのある部分で、こうした部分の解像感やノイズの状態を見ると、ノイズリダクションの効果と副作用、上手下手がよくわかる。
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IXY DIGITAL 2000 IS / 4,000×3,000 / 1/6秒 / F4.5 / -0.3EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 19.5mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/6秒 / F4.5 / -0.3EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 19.5mm
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IXY DIGITAL 2000 IS / 4,000×3,000 / 1/8秒 / F4.5 / -0.3EV / ISO100 / プログラム / WB:オート / 19.5mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/8秒 / F4.5 / -0.3EV / ISO100 / プログラム / WB:オート / 19.5mm
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IXY DIGITAL 2000 IS / 4,000×3,000 / 1/15秒 / F4.5 / -0.3EV / ISO200 / プログラム / WB:オート / 19.5mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/15秒 / F4.5 / -0.3EV / ISO200 / プログラム / WB:オート / 19.5mm
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IXY DIGITAL 2000 IS / 4,000×3,000 / 1/30秒 / F4.5 / -0.3EV / ISO400 / プログラム / WB:オート / 19.5mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/30秒 / F4.5 / -0.3EV / ISO400 / プログラム / WB:オート / 19.5mm
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IXY DIGITAL 2000 IS / 4,000×3,000 / 1/60秒 / F4.5 / -0.3EV / ISO800 / プログラム / WB:オート / 19.5mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/60秒 / F4.5 / -0.3EV / ISO800 / プログラム / WB:オート / 19.5mm
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IXY DIGITAL 2000 IS / 4,000×3,000 / 1/125秒 / F4.5 / -0.3EV / ISO1600 / プログラム / WB:オート / 19.5mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/125秒 / F4.5 / -0.3EV / ISO1600 / プログラム / WB:オート / 19.5mm
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・デジスコ撮影によるISO感度比較(参考)
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/125秒 / F2.8 / -0.7EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/160秒 / F2.8 / -0.7EV / ISO100 / プログラム / WB:オート / 7.7mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/320秒 / F2.8 / -0.7EV / ISO200 / プログラム / WB:オート / 7.7mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/640秒 / F2.8 / -0.7EV / ISO400 / プログラム / WB:オート / 7.7mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/160秒 / F8 / -0.7EV / ISO800 / プログラム / WB:オート / 7.7mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/400秒 / F8 / -0.7EV / ISO1600 / プログラム / WB:オート / 7.7mm
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最低感度のISO80の描写を比較してみても、すでにIXY DIGITAL 2000 ISと3000 ISの差は明らか。画素数の少ないIXY DIGITAL 2000 ISのほうが、人形の顔の布目がクッキリ出ていて、毛糸の髪の毛もしっかり描写されている。これに対して3000 ISは、顔の布目も毛糸の髪の毛もボヤッとした描写だ。ただ、3000 ISのISO80の写真に、アンシャープマスク処理を施すと、2000 ISに負けないほどクッキリした描写になる。DIGIC 4の画作りが、ノイズを必要以上に強調しないよう、従来よりもシャープネスが弱め(特に低コントラスト部分に対するシャープネスが弱め、もしくはかからない)になっているのかもしれない。
ISO200、ISO400の画質を見ると、相変わらず3000 ISのほうがボヤッとした描写だが、決して解像していないわけではなく、アンシャープマスクをかければ、2000 ISと同等以上の解像感は引き出せる。ノイズレベルは2000 ISも3000 ISも似たようなもので、3000 ISのほうがカラーノイズが抑えられている分、スッキリとした描写だ。
画素数が増えていることを考えると、3000 ISのISO200、ISO400の画質は立派なものだ。常用とまではいかないかもしれないが、ISO200でも十分実用になる画質だ。
ISO800になると、明らかに3000 ISのほうがノイズがおとなしく、彩度の低下も少ないので、画質が良く見える。ただし、低コントラスト部分にあまりシャープネスがかかっておらず、1,470万画素の画素数の効果はまったく感じられない。アンシャープマスクをかけると、解像感は引き出せるが、今度はノイズも目立ってくる。このあたりのさじ加減が難しいところだ。
ISO1600になると、2000 ISと3000 ISのノイズ処理に対する考え方の違いが明確にわかる。2000 ISは、ノイズの粒がハッキリしていてかなりざらついて彩度も低めだが、解像感の低下は少ない。これに対して3000 ISはノイズの粒がボヤッとボカされていてざらつきは少ないが、まだらなノイズ雲が不自然。解像感もほとんどなく、2000 ISよりも甘い描写だ。もはやアンシャープマスクを施しても2000 IS並の解像感は引き出せない。IXY DIGITAL 3000 ISのISO1600の描写を見ると、低感度での解像感のなさ、モヤッと締まりのない描写も、高感度ノイズリダクションの副作用ではないかと疑いたくもなる。
■ まとめ
このように、IXY DIGITAL 2000 ISとの画質差はちょっと微妙かもしれないが、ピクセル等倍鑑賞するなら、後処理でシャープネスを強めにかけるとだいぶ印象が変わってくる。キヤノンのデジタルカメラ全般に共通するのは、コントラストの高い部分にはパリッとシャープネスがかかるのに対し、芝目や樹木の葉っぱ、人形の顔の布目や毛糸の髪の毛など、コントラストが低い部分にはシャープネスが弱めでモヤッとした描写に陥りやすい。
低コントラスト部分にシャープネスをかけてディテールを強調しようとすると、ノイズまで際立たせてしまうので、あまりシャープネスをかけないようにしているのではないだろうか。しかし、画素数が増えてくると、シャープネスがかかって非常に細かいところまで解像しているように見える部分と、シャープネスがかからずモヤッとした部分の解像感の差が大きくなってくる。この解像感のギャップが不自然に感じるのではないかと思う。いかにノイズを目立たせず、コントラストが低い部分のディテールを強調できるかどうかが、今後の画質競争のポイントになるのではないだろうか?
ただ、シャープネスを強くしすぎると、プリントしたときに被写体の丸みや立体感が失われ、平面的な描写になりやすい。そういう意味では、IXY DIGITAL 3000 ISの描写特性は、好意的に受け止めれば、立体感、素材感を重視したチューニングと言える。
■ 焦点距離による画角の変化
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/200秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/200秒 / F9 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 9.6mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/200秒 / F10 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 11.5mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/160秒 / F11 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 13.7mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/1000秒 / F4 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 16.3mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/800秒 / F4.5 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 19.5mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/640秒 / F5 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 23.5mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/500秒 / F5.8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 28.5mm
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■ 歪曲収差チェック
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/1,250秒 / F2.8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/1000秒 / F3.2 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 9.6mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/1000秒 / F3.5 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 11.5mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/800秒 / F4 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 13.7mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/640秒 / F4 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 16.3mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/500秒 / F4.5 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 19.5mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/400秒 / F5 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 23.5mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/320秒 / F5.8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 28.5mm
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■ マニュアル露出の効果(デジスコ撮影)
IXY DIGITAL 3000 ISの絞り段数はわずか2段なので、絞りによるボケ表現を期待するのはむずかしいが、絞って撮影すればシャッタースピードを3段遅くできるので、わざとスローシャッターにして水の流れをぶらすことができる。
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/125秒 / F2.8 / -0.7EV / ISO80 / マニュアル露出 / WB:オート / 7.7mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/20秒 / F8 / 0EV / ISO80 / マニュアル露出 / WB:オート / 7.7mm
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■ 暗部補正
暗部補正はシャドー部を明るく再現する機能。主として逆光での露出アンダー写真に効果がある。輝度差の大きなシーンでは明るめに写ることが多いので、マイナスの露出補正と暗部補正を併用すると、白飛びと黒つぶれの両方を低減することができる。
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暗部補正:しない
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/800秒 / F4 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 16.3mm
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暗部補正:自動
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/800秒 / F4 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 16.3mm
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■ パノラマ
※パノラマ合成(フォトスティッチ)は、カメラのパノラマ撮影モード「スティッチアシスト」で撮影し、同梱のソフト「PhotoStitch」で作成できます。
※パノラマ作例は、1,024×197ピクセルにリサイズしたものを掲載しております。
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IXY DIGITAL 3000 IS / 1,024×197
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・パノラマスティッチの素材
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/125秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/125秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/125秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/125秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7mm
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/125秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7mm
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■ 一般作例
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/250秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/800秒 / F5 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 23.5 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/13秒 / F2.8 / 0EV / ISO400 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/125秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/250秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/200秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/20秒 / F2.8 / 0EV / ISO200 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/320秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 0.3秒 / F2.8 / 0EV / ISO200 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/4秒 / F2.8 / 0EV / ISO200 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/200秒 / F5.8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 28.5 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/500秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/250秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/1600秒 / F2.8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/100秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:太陽光 / 7.7 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/160秒 / F2.8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:太陽光 / 7.7 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/1000秒 / F4 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 13.7 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/250秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:太陽光 / 7.7 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/100秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/200秒 / F4 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 16.3 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/250秒 / F5 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 23.5 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/100秒 / F5 / 0EV / ISO200 / プログラム / WB:オート / 23.5 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/13秒 / F2.8 / 0EV / ISO200 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/160秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/125秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/160秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/160秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/250秒 / F8 / -0.33EV / ISO80 / プログラム / WB:太陽光 / 7.7 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/320秒 / F8 / -0.33EV / ISO80 / プログラム / WB:太陽光 / 7.7 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/1000秒 / F4 / -0.33EV / ISO80 / プログラム / WB:太陽光 / 13.7 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/200秒 / F9 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:太陽光 / 9.6 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/640秒 / F5.8 / -0.33EV / ISO80 / プログラム / WB:太陽光 / 28.5 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/320秒 / F8 / -0.33EV / ISO80 / プログラム / WB:太陽光 / 7.7 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/640秒 / F2.8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/250秒 / F8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
■ デジスコ作例
●使用機材
- スコープ:コーワ「Prominar TSN-774」(対物77mm径XDレンズ搭載)
- アイピース:コーワ「TE-17W」(30倍ワイド)
- デジタルカメラアダプター:コーワ「TSN-DA10」
- アダプターリング:コーワ「TSN-AR750」
- カメラブラケット:デジスコ・ドットコム「BR-IXYsu2」
- 照準器:デジスコ・ドットコム「DOS-FSB1」
- 液晶フード:デジスコ・ドットコム「究具03」
- レリーズ:デジスコ・ドットコム「455US」
- 雲台:ジッツォ ビデオ雲台「G2380」
- 三脚:ジッツォ レベリング三脚「GT2540LVL」
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/400秒 / F3.5 / -0.67EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 11.5 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/200秒 / F2.8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/80秒 / F2.8 / -0.33EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/20秒 / F8.0 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/125秒 / F2.8 / 0.67EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/125秒 / F2.8 / 0.33EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/60秒 / F4.0 / -0.67EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 13.7 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/125秒 / F2.8 / -0.67EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 7.7 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/125秒 / F3.2 / -0.67EV / ISO200 / プログラム / WB:オート / 9.6 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/100秒 / F3.5 / -0.67EV / ISO200 / プログラム / WB:オート / 11.5 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/10秒 / F3.5 / -0.33EV / ISO100 / プログラム / WB:オート / 11.5 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/5秒 / F4.0 / -0.33EV / ISO100 / プログラム / WB:オート / 13.7 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/160秒 / F2.8 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:太陽光 / 7.7 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/400秒 / F3.2 / -1EV / ISO80 / プログラム / WB:太陽光 / 9.6 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/250秒 / F4.0 / -1EV / ISO200 / プログラム / WB:太陽光 / 16.3 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/640秒 / F3.2 / -1EV / ISO100 / プログラム / WB:太陽光 / 9.6 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/80秒 / F4.0 / 0.33EV / ISO100 / プログラム / WB:オート / 16.3 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/320秒 / F4.5 / 0EV / ISO100 / プログラム / WB:オート / 19.5 mm |
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IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/40秒 / F4.5 / -0.67EV / ISO100 / プログラム / WB:オート / 19.5 mm |
IXY DIGITAL 3000 IS / 4,416×3,312 / 1/50秒 / F4.5 / 0EV / ISO80 / プログラム / WB:オート / 19.5 mm |
■ URL
キヤノン
http://canon.jp/
製品情報
http://cweb.canon.jp/camera/ixyd/3000is/
■ 関連記事
・ キヤノン、マニュアル露出対応の「IXY DIGITAL 3000 IS」(2008/09/17)
・ キヤノン、「EOS 5D Mark II」など発表会を開催(2008/09/17)
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伊達淳一 1962年生まれ。千葉大学工学部画像工学科卒業。写真、ビデオカメラ、パソコン誌で
カメラマンとして活動する一方、その専門知識を活かし、ライターとしても活躍。黎
明期からデジタルカメラを専門にし、カメラマンよりもライター業が多くなる。自ら
も身銭を切ってデジカメを数多く購入しているヒトバシラーだ。ただし、鳥撮りに関
してはまだ半年。飛びモノが撮れるように日々精進中なり |
2008/11/20 12:38
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