写真で見るパナソニック「LUMIX DMC-LX3」
Reported by 本誌:武石 修
外部ファインダーと本革ケースの下側を装着したDMC-LX3
パナソニックが、8月22日に発売するコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-LX3」(シルバー)を借りることができたので、外観写真やアクセサリーなどを写真で紹介する。なお、実写画像は後日掲載する予定。
DMC-LX3は、35mm判換算24mm相等、F2からのズームレンズやRAW撮影機能など、写真にこだわるユーザーに向けた同社の新製品。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万5,000円前後の見込みとなっている。撮像素子は新開発の1/1.63型有効1,010万画素CCDを搭載している。
外観はほぼ前モデルの「LUMIX DMC-LX2」を踏襲している。指掛かりの形状が変わり、ホールド性は高まったように思う。ホットシューの搭載もこのクラスのユーザーにはありがたい装備だろう。また、オプションの外部光学ファインダーは、液晶モニターの映像とは違い大変クリアでフレーミングに集中できそうだ。
レンズカバーはいわゆる「レンズバリア式」ではなくキャップ式。好みの分かれるところだが、付属のキャップは高級感のある仕上がりになっていた。
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外観
レンズは焦点距離24~60mm(35mm判換算)のLeica DC Vario-Summicron。開放F値はF2~2.8と明るい
レンズ鏡胴にAFモードとアスペクト比の切り替えスイッチを備える
指掛かりは縦長に変更した
シャッターダイヤル周り。新たにフォーカスの状態を変更するためのFOCUSボタンを設けた
新たにホットシューを搭載した。左側にはポップアップストロボを内蔵する
背面ボタンは液晶モニターの右側にまとめて配置。追尾AFでロックするためのAF/AE LOCKボタンを装備。また、十字ボタンの下がファンクションボタンとして使用可能になった
内蔵ストロボをポップアップしたところ。上面のスライドスイッチで操作する
ボディ側面の端子類。上からコンポーネント出力、デジタル/AV出力、電源の各端子
バッテリーとメモリカードには底面からアクセスする
付属の充電器(左)とバッテリー
付属のバヨネット式レンズキャップ
レンズキャップを装着したところ
オプションの外部光学ファインダー「DMW-VF1」。視野枠24mm(35mm判換算)、視野率82%、ファインダー倍率0.45倍、アイポイント12.5mm(レンズ枠後端から)
カメラに装着したDMW-VF1。レンズ構成は4群4枚で、重量は約18g
DMW-VF1は内蔵ストロボと同時に使用可能
ファインダーの全長は26mm
DMW-VF1には収納袋が付属する
外部光学ファインダー使用時には、メニューの「外部ファインダー」をONにすることで、液晶モニターが消灯する
付属のストラップ。同社コンパクトデジタルカメラの付属ストラップとしては、これまでで最もコストの掛かったストラップという
付属ストラップの使用例。2点吊りに対応した
オプションの本革速写ケース「DMW-CLX3」。右下のネジで本体に固定する
撮影時の状態。上側のカバーは完全に取り外すこともできる
オプションのワイドコンバージョンレンズ「DMW-LW46」を装着したところ。3群3枚で重量は約150g
ズーム広角端で、35mm判換算18mm相当の画角が得られる(0.75倍)。取り付けにはレンズアダプター「DMW-LA4」が必要
コンバージョンレンズ使用時にはメニューの「コンバージョン」を“W”に設定することで、最適な画像が得られる
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メニュー画面など
撮影画面で追尾AFにしたところ
ロックした被写体が動いてもAFフレームが追いかける
手ブレ補正モードに、常時補正のMODE1とレリーズ時のみ補正のMODE2を自動で切り替える「AUTO」が新たに加わった
2軸のホワイトバランス微調整も新機能
新シーンモードの「サンドブラスト」。白黒に加え、ざらざら感を表現した写真になる
こちらも新搭載のシーンモード「ピンホール」。ピンホールカメラのように周辺光量落ちを実現する
多重露光も前モデルに無かった機能
前に撮影した被写体を見ながら多重撮影ができる
DMC-LX2には無かったフィルムモード。フィルムを選ぶように画質を設定できる
ジョイスティックを押と現れるQメニューを継承。パラメーターを簡単に変更できる
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URL
パナソニック
http://panasonic.jp/
製品情報
http://panasonic.jp/dc/lx3/
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